皆様、こんにちは。
本日はオフィス フロール制作日誌をちらり。
私は歌う側であり、企画制作・実働・会計?全部やっておりまして、
一念発起した今年は春先から毎日準備に追われて
気が付けばもう10月!?の状態です。
人生は一度きり、後悔せず「やりきった 歌った」と笑って終えたい、
今年はそんな決意で動いておりますので、
企画・制作もやる津森久美子も含めて応援していただきたく、
取組中のことを制作日誌としてつらつらと書きます。
春先から文化庁AFF2の補助金申請の準備、
申請後も差し戻しと追加資料のやりとりが続きました。
CD解説執筆のお仕事と教室発表会&ライブが重なった7月に
じんましんを発症(どっひゃー)
実はまだ治りきりません、足だけなんですが、大分マシになりました。
涙のAFF2補助金交付決定を受けた8月、
そこから本格的にビザ申請を行政書士さんと進めた9月、
で、気が付けば「この頃にはゆっくり歌の練習をしているはず」の10月目前だけど、
まだまだてんやわんやでございます。
なぜ!?
やはり、思い描いたようには進みませんね。
しかし、乗り越えて見せようではありませんか!!!
目下10月初旬までに終わらせたいのが
11月コンサートのセルジオさんの興行ビザ取得と、
新規外国人入国の条件確認と受入機関登録、書類発行。
興行ビザ申請のための資料はすべて揃え行政書士さんへ提出を2週間前に終わらせたので、
あとは行政書士さんの申請作業を待つのみ。
私の方は今日、セルジオさんの摂取ワクチンが日本政府が認めるものかの確認が終了、
ばんざーい!晴れて入国後待機日数なしです。
厚生労働省に電話し確認。(9月だけで4回くらい電話)
自分がまさか厚生労働省に電話するなんて思いもよらなかった。
いろんな意味で強くなりました、はい。
でもね、電話口の皆様がとっても親切丁寧で救われたんです。
「水際対策ってなーにー!?」と混乱気味の私、
特に初回の方の溢れる優しさに、折れそうな心の回復までしていただきました。
折れそうな心というと、もう一つ「言語」です。
興行ビザのあれこれ、水際対策のあれこれ、
セルジオさんに返すポルトガル語メッセージを考えるだけで一日つぶれること多数・・・
私の語学レベルでは伝えられないポルトガル語の場合、
ポルトガル語の先生であり友人のRちゃんに翻訳や監修を依頼。
今日もスピード対応してくれて、本当に本当にありがとう。
こんな感じで翻訳や時差でやりとりに数日かかったりするのでなかなか進まない
ハラハラどきどきの毎日。
でもセルジオさんと翻訳を手伝ってくれるRちゃんも人格者なので、
どれだけ助けられていることか・・・!!
共演者も関係者の皆様もいい方々ばかりでね、
私の「歌いたい!」のためのプロジェクトなんですが、
本当に恵まれていると実感しています。
さて、ここからは航空券やホテルの手配と、
新規外国人受け入れ機関としての登録完了と書類発行作業にうつります。
(私の予想ではもう終わっているはずだった・・・そう、理想と現実)
楽器があるので飛行機は2席必要、なんとしてもとります!
それと同時にレッスンの楽譜作成、
10月から目白押しの公演の曲準備、
側にずっといる娘ちゃん3歳のお世話、
春からの幼稚園入園へ向けての見学などなど・・・!
(あ、ここはオフィス関係なし、でも私には関係大あり)
ここらへん含めて、ファド歌手 津森久美子の応援をよろしくお願いいたします。
開催間近、10月2日(日)大阪「ルセロ」配信もあります!
そして10月10日(月祝)は熱海
日本ファド演奏家が大集合!
そして奥多摩の美味しい空気と歌う10月16日(日)
空の下で集いましょう
それから10月17日(月)ポルトガル料理「マヌエル四ッ谷」
レギュラーライブは秋の特別編成で!
美しいエリカさんとデュオ公演
奥多摩とこちらでは「O Achado ー航跡ー」という
素晴しい二重唱のファドを用意しています。
そして、今年の大一番!
セルジオ・コスタ来日ファドコンサートです。
東京公演↑
故郷 大阪公演↑
似ているチラシですが、共演者が東京と大阪で違っております。
よ~く見て下さいませ。
どれもおすすめ公演です、どれかお一つでも聴いていただけたら幸せです。
もちろん、全公演も大歓迎でお待ちしております!!!
オフィス フロール制作の津森でした。
Até logo!
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おかげさまで10月からファド公演が目白押しです。
まず10月2日(日)15時より大阪・池田「テアトロ・ルセロ」にて、
「文化の小旅行 ーファドー」に出演します。
昨年も開催されたテアトロ・ルセロの企画で、
今年もお声がけいただきました。
ファド以外にはタンゴ、夜神楽、フラメンコという充実のライナップ!
数台のカメラを使用しての配信もあり、
遠方の方も楽しんでいただける公演です。
舞台音響機材も良いものが揃っているので、
いい音のバランスで楽しんでいただけます。
今回はアコーディオン奏者 中村メイを迎えます。
ポルトガルのフォルクローレにはアコーディオンが入るものも多く、
こういった背景からファドとの相性もよいです。
実際、ファドの場でフォルクローレが演奏されることはよくあり、
ファドだと思っていたらフォルクローレだったという曲もたくさんあるのです。
そんなアコーディオンが入ったフォルクローレやポップスとモダンファドも取り入れて
聞きやすいプログラムを組み立てております。
ポルトガルギターは山本真也、
ギターは水谷和大のコンビ、
大変華やかに演奏ができる二人とは、
現代的なファドからスタンダード曲、伝統的なファドまで網羅します。
どうぞお楽しみに。
ご予約はテアトロ・ルセロまで。
Até logo!
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久々に心地よく味わいました、あぁ、この感じ!
昨日のポルトガル音楽コンサート「葡萄牙時間旅行」、
名古屋で幕を開け、無事に東京公演で幕を下ろしました。
ご来場の皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
この3人で演奏できて本当に良かった。
単に演奏するだけではなく、
大好きなポルトガルをお客様と共有することが音の向こう側にあるので、
会場内が名古屋も東京公演も終始あたたかな世界であったことが何より嬉しかった。
元々フォルテピアノ小原さんと始まったこのプロジェクト。
最初はチェンバロと合わせたり、そこにポルトガルギターが入ったり、
いろいろ試行錯誤してきました。
話すように鳴るフォルテピアノとポルトガル語の相性の良さを発見し、
ファドだけではなくポルトガルの民謡を発掘するというテーマにたどり着きました。
それならポルトガル北部を取材し続ける写真家で
ポルトガルバグパイプも吹ける藤原暢子ちゃんに加わってもらったら
より一層おもしろくなるんじゃないかと声をかけた次第。
この狙いは大成功。バグパイプの音を「浴びる」とたちまち村祭りへワープ。
バグパイプの鳴り出した瞬間、会場の空気がかわる!
お客様の「わぁ」という心の声が見事に聞こえてきて、
私も北部の少数言語ミランダ語で歌いながら、お祭りで練り歩いている感覚に。
また日本でも人気が高いマドレデウスの代表曲「O Pastor」(海と旋律)も今回チョイス、
これはフォルテピアノの魅力を更に引き出しました。
(ポルトガル楽器アドゥフェも叩く藤原暢子殿!)
バロック音楽から民謡にファド、現代の音楽まで網羅する音と写真の旅。
一緒に旅をして下さった皆様に心からの感謝を。
(おまけ 休憩中の密かな見せ場「調律」。お客様も興味津々で集まります)
ポルトガル沼にはまった3人、また必ず集ってイベントをしたいと思っています。
どうぞおたのしみに。
ありがとうございました!
Até logo!
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5年ぶりの来日決定!!
心から信頼するポルトガルギター奏者セルジオ・コスタ氏を再び招いて
ファドコンサートを11月に東京と大阪で開催することになりました。
【11月9日(日)東京公演チラシ】
コロナ禍で心も体も縮こまっていた私でしたが、共演者や関係者、お客様に力をいただき、
この春に文化庁補助金制度AFF2へ申請することを決意。
とても大変な申請作業でしたが、やるなら、この人を呼ぶと心に決めて乗り越えられました。
セルジオ・コスタ、ポルトガルのファド界に欠かせないポルトガルギター奏者です。
あたたかな人柄と、心に寄り添うように弾く音が信頼を集め、
子供から大人、プロ・アマ問わず歌い手が集まるファドイベント等で引っ張りだこの演奏者。
誰に対しても誠心誠意弾く姿は、今レギュラー演奏を務める一流店「カフェ・ルーゾ」でも健在。
リスボン修業中も私は彼の伴奏でどれだけ不安が消えたことか。
そんなセルジオと日本の仲間で再び演奏することを5年間夢見てきました。
また縁あって、日本を拠点に世界で活躍するテノール歌手ロベルト・ディ・カンディド氏が、
ルーツの一つであるポルトガルへの愛と共に出演を快諾してくれました。
「ファドも歌っているんだ」という言葉で始まった出会い、そんな方が日本にいたなんて!!
ビザ申請などなど、まだ大変な準備がたくさんですが、
私の人生において間違いなく大きな夢の舞台となります。
皆様、どうぞどうぞいらっしゃってくださいませ!
セルジオ・コスタ来日FADOコンサート
■東京公演11月9日(水)
19:00開演(18:15開場)4500円(全席自由席)
会場「ティアラこうとう 小ホール」(江東公会堂)
都営地下鉄「住吉」駅 A4出口から徒歩5分
出演
セルジオ・コスタ(ポルトガルギター)
ロベルト・ディ・カンディド(ファド歌手)
津森久美子(ファド歌手)
水谷和大(ギター)
山本真也(ポルトガルギター)
渡辺隆哉(ポルトガルギター)
■大阪公演11月13日(日)
14:00開演(13:15開場)4000円(全席自由席)
会場「大阪市立旭区民センター 小ホール」
大阪メトロ「千林大宮」駅4号出口から徒歩10分
出演
セルジオ・コスタ(ポルトガルギター)
ロベルト・ディ・カンディド(ファド歌手)
津森久美子(ファド歌手)
水谷和大(ギター)
山本真也(ポルトガルギター)
上川保(ポルトガルギター)
ヤノフトシ(ポルトガルギター)
中村メイ(アコーディオン)
両公演共にご予約・お問い合わせ「オフィス フロール」
電話 090-2236-8789(津森/黒澤)メールinfo@office-flor.com
または各出演者まで
主催:オフィス フロール
協賛:ポルトガル大使館
後援:(一社)日本ポルトガル協会
大阪日本ポルトガル協会
文化庁 令和3年度補正予算事業「ARTS for the future2!」採択事業
*出演者が急遽変更になる場合がございます
【11月13日(日)大阪公演フライヤー】
ご予約をお待ちしております。
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コンサート「葡萄牙時間旅行」名古屋公演、
9/3(土)賑やかに和やかに終えることができました。
ほぼ満席のお客様にお越しいただきました、ありがとうございました。
ポルトガル民謡に、ファド、労働歌、バロック音楽、ポップス、
時代も場所も様々に皆様と旅していきました。
旅の景色は藤原暢子さんの写真たち。
開場中からお客様のご質問や、ポルトガル旅行の思い出のお話がいっぱい飛び交っていて、
それを聞いていて「本当にやってよかった」と始まる前から感極まりそうでした。
小原さんのフォルテピアノ解体ショーはお客様も目を真ん丸に。
歩きながら吹くバグパイプはお祭りさながら。
小原さんのフォルテピアノと積み重ねてきた歌も、
より一層お互いを引き出せるものになった感触があり、
チャレンジがいっぱいのプログラムは大成功でした。
おもてなしの心に溢れた会場Enne_nittourenオーナー、
心強い受付スタッフの皆様、
開催に辺りお力を貸してくださった皆様にも心から感謝します。
東京公演もワクワクしております。
9/17(土)17:00開演 3000円
新大久保「スタジオヴィルトゥオージ」
お席はまだございます、ご予約をおまちしております。
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昨日は9月コンサート「葡萄牙時間旅行」のリハーサルでした。
歌うってなんて幸せなんだろう!!
ポルトガルが好きすぎるメンバー3人なので、余計に楽しいリハーサルでした。
↑こんなお知らせ動画も撮ってみましたので見て下さいね。
写真展示&バグパイプの藤原暢子ちゃんはポルトガルから帰国したばかりで、
音にも言葉にもポルトガルの香りが溢れていました。
衣装用に北部の羊毛ストールをおそろいで手に入れてきてくれた暢子ちゃん。
とってもとっても嬉しい。
さて、今回はポルトガルをこよなく愛するフォルテピアノの小原さんと
こつこつ積み重ねてきた演奏がひとつ大きな形になったコンサートです。
フォルクローレ、ファド、バロック、ポップス、
盛りだくさんで時間旅行を楽しんで下さいね。
ポルトガルバグパイプの音も聞けるなんて、なかなか希有なイベントです!
【演奏予定曲】
O Pastor(海と旋律)・・・POPS
Barico Negro(暗いはしけ)・・・FADO
Com que Voz(どんな声で)・・・FADO
Alecrim(ローズマリー)・・・フォルクローレ
ピンガッチョ・・・北部民謡
カルロス・セイシャス(1704-1742)、トッカータ ト長調・・・バロック
他
どうぞお楽しみに!!
ご予約をお待ちしております。
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昨日は神奈川県主催「かながわ県民スポーツ祭」にて演奏させていただきました。
会場である神奈川県立スポーツセンターのある藤沢市が
パラリンピック ポルトガル選手団のホストタウンでしたので、
イベント内で地元小学生とオンラインで交流する素敵なコーナーがあり、
その冒頭での演奏でした。
1. Maria Lisboa マリア・リシュボア(日本語&ポ語歌詞)
2. ポルトガル国歌 A Portuguesa
3. Barco Negro 暗いはしけ(日本語&ポ語歌詞)
4. Senhora da Nazaré ナザレのマリア
津森久美子(歌・ギター) 山本真也(ポルトガルギター)
ポルトガルのパラリンピアンの皆様にも我々の演奏を届けていただきとても光栄でした。
初めてのファドを不思議そうにしつつも、しっかり聴いてくれていた小学生の皆さん、
スタッフ・関係者の皆様、ポルトガル大使館の皆様、ありがとうございました。
実は、オリンピック・パラリンピック関係で藤沢市の演奏に
一昨年・昨年いくつもお声がけいただいていたのですが、
コロナ禍ですべてキャンセルになっていました。
なので今回藤沢市に歌いに来ることが叶い、
また二国間を繋ぐ橋の一つになれたこともとても嬉しかった一日でした。
そして、自転車トラックに出場されたテルモ・ピナォン選手の言葉が印象的でした。
年齢と闘いながらも次を目指して奮闘している様子を
「今は大学で学んだことを自分に試して鍛え、まるで走っているマウスのよう」と
ユニークな表現をしつつも、すさまじい努力を継続して、
自身を高めている情熱が伝わってきました。
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文化庁 令和3年度補正予算事業「ARTS for the future!2」の審査に通りました
資料作成や準備が本当に大変でしたが、これでやりたかった世界を実現できます。
補助事業公演は9月と11月に開催。
皆様どうぞいらっしゃってくださいませ。
まず9月の補助事業公演はこちら
ポルトガル音楽コンサート「葡萄牙時間旅行」名古屋9/3土 & 東京9/17土
ポルトガル写真をご覧いただきながら、
ポルトガルバクパイプとフォルテピアノに乗せて歌います。
ポルトガルに心奪われた出演者陣が、
北部民謡、ファド、クラシック
フォルクローレにポップス、
そして溢れんばかりのポルトガル愛で
ポルトガル時間旅行へいざないます。
バグパイプ&写真の暢子ちゃんはただいまポルトガル滞在中
帰国直後の公演となりますので、現地の香りと共に楽しんでくださいませ。
ご予約をお待ちしております🎵
(11月公演は8月中に発表予定です)
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「知らなかった曲も歌えるようになって嬉しい」受講者様のお言葉に幸せいっぱい。
NHKカルチャー神戸教室オンライン講座
ファド名曲シリーズ④「蜜の愛 苦い愛」を歌おう
全2回の初日でした。
歌詞にまつわるポルトガルの文化背景やポルトガル語のコツもお話しながら、
フレーズごとに音とりをして歌っていきました。
この曲は妻子ある方との愛を歌っています。
カトリックにおいて蜂蜜の甘さは「キリストの無限の慈悲の象徴」です。
罪深き愛ながら、そこにあった愛が単なる甘さではないことがイメージできます。
また、ファドの歌詞や文学によく出てくる、
「悲しみの涙が海になる」という
ポルトガルならでは考えも紐解きながら進めていきました。
今回は日本語歌詞が7割だったので、
日本語でもポルトガル語っぽさを出すコツもおさえて。
次回は仕上げです。
ご参加ありがとうございました!
Até logo!
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サンプル盤が届きました!
解説を担当しましたアルバム「抱擁」、いよいよ7月31日に発売です。
届いたアルバムを開き、
ブックレットと解説・訳詞の紙を手に取る瞬間は格別でした、じーん。
紙はやはりいいですね。
データで音源はいただいて解説・訳詞を書きましたが、
出来上がった解説書とディスクを手に聴いていくあの感覚は
実物があってこそだなと思います。
イネスの素晴しい歌声と挑戦、
解説・訳詞と合わせて楽しんでいただけたら幸いです。
発売元ライスレコート通販、各CDショップ通販、
またはCDショップ実店舗でのお取り寄せも可能です。
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