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ファド歌手(ファディスタ)津森久美子オフィシャルウェブサイト

雑誌「TRUNK」九州特集 ちらり登場しています

  • 2015.09.18

6月の九州ツアー「好きっちゃポルトガル」の旅の続きです。

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本日9/18発売の雑誌「TRUNK」九州特集号に天草LOVERとして紹介コメントを掲載していただきました。

 

 

59ページにちっちゃく登場しています。

 

 

 

天草に6月のツアーで訪れた際に今回のご縁をいただきました。

 

 

温かい人と豊かな自然に好きになってしまいました。

 

 

今注目の九州を楽しめる1冊、レイアウトも可愛くって、見ているだけでワクワクしちゃいます!

 

 

 

これを持って九州へお出掛けくださいませ!!

 

 

詳しくはこちらもご覧ください(#^.^#)

 

 

Até logo!!

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出会いの空飛ぶ九州の旅⑨天草&人吉続編

  • 2015.07.26

食いしん坊ファディスタ、食レポ続編です。

 

 

昨日に引き続き天草・佐伊津「えすぽると」の南蛮菓子朝御飯の巻。

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カステラの原型といわれているポルトガルのパォン・デ・ロー、しっとりとした食感と甘さ、コーヒーにぴったり。

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そして、創作南蛮菓子のチーズタルト、半解凍が美味しくて暑い今朝に最高。

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袋もこだわっていて、大航海時代の世界地図にポルトガルのガロと、使用されている天草の卵と牛乳が並んで可愛い。

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ひんやりスイーツとコーヒーの贅沢朝御飯でした。

 

でも日本人の私は緑茶も欲しくなりまして、毎日飲んでいる熊本・人吉、立山商店さんの水だし緑茶もひっぱりだしました。

 

 

やっぱり相性が良いです(*^^*)

 

 

というわけで天草&人吉、九州物産展でした。

 

 

創業明治10年、人吉球磨茶はこちら→「立山商店」

(ポルトガルにつながる『ウンスンカルタ』保存会もされています)

 

 

Até logo!!

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出会いの空飛ぶ九州の旅⑧天草続編

  • 2015.07.25

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先月旅した天草から宝の山が届きました。菓子工房「えすぽると」の南蛮菓子たち。

 

ありがとうございます!!冷凍庫が文字通り宝箱に。

 

店名の由来は、天草の佐伊津のS、スイーツのS、港町のPortを並べてS.Portでえすぽると。

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と言うわけで、今朝から佐伊津のスイーツ祭開催です。

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まんまるフワフワの逸品は見た瞬間に幸せになるチーズケーキ「チーズズコット」。

 

 

地元天草の鶏卵と牛乳で作った看板お菓子、ズコットは神父さんの帽子という意味。

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切ると、きめ細やかさがよりわかります。

 

口の中でとろけていって、朝から喜びに包まれました。

 

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くるすのショコラ、形もいいんだけど、食感が天草ならでは!

 

中に特産のいちじくが入っていて、プチプチと楽しい。濃厚ショコラはマデイラワインとも合いそう。

 

 

 

いちじくは、1591年に天正遣欧使節団の引率者、ポルトガル人メスキータ神父が天草にもたらした果実。

 

 

天草ではいちじくを「南蛮柿」と書きます。呼び名は「なんばん」、クルスにこめられた物語。

 

 

 

 

 

 

 

お取り寄せもできます。「えすぽると」

 

 

なお、ポルトガル語にも『別腹』の言い方があります。

 

Tenho outro espaço! (別空間あるよ)

 

Até logo!

 

 

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出会いの空飛ぶ九州の旅⑦番外編ご当地グルメの章

  • 2015.06.29

6月19日からの九州ツアー、ご当地グルメももちろん外さない一行。

 

 

先に言います、最後の番外編、長くなります、笑って読んでやってくださいね^m^

 

 

●海の幸溢れる天草の海鮮丼、人気店「海鮮家 福神」さん☆

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鮮度抜群、旨みがぎゅっとつまって、甘みもあってとろけていきました。お味噌汁は九州の少し甘めの味。

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あわびのお刺身なんていつぶりかしら・・・・。

 

コリコリとしているのに、鮮度がよく柔らかいのは産地で食べるからこそ。

 

 

●天草「イソップ製菓」さんのあか巻

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天草名物として有名なお菓子、あのくまモンがあか巻を抱えている旗もいろんなところで見ました。

 

もともと、漁師さんが船の上の食事として重宝したあか巻、お餅で巻かれていて腹持ちもいいのです。

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という訳で船上で「いただきます!!」

 

実は、ツアーを終えた翌日の移動日、朝早くから船に乗り話題の場所へ行ってきました。

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本当に軍艦に見えました。軍艦島こと端島。

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やった~~~

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世界遺産候補となっている三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーンも。

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上陸。

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雨でしたけど、廃墟の迫力が増して圧倒されました。作り物とは違います。

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とっても良くしてくださった船員さんにお薦めされて訪ねた次のご当地グルメは・・・

 

 

●長崎の電車レストラン「きっちんせいじ」さん

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お店は本物の路面電車。

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名物トルコライス、サラダは自家製マヨネーズで。

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店内の椅子も昔の路面電車のもの、当時の停留所の看板も、運転席もあります。

 

奥の電車の扉から、地元のお客様がどんどん乗車してトルコライスを食べるのです。

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出発進行ごっこも出来ます。

 

 

 

●忘れちゃいけないよ、ちゃんぽん。中華街「春夏秋冬」さん。

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出島演奏前に中華街で腹ごしらえ、初の冷やしちゃんぽん。

 

 

暑かったからこれは正解!スルスルっといけました。

 

この時は演奏前準備も兼ねて各自自由行動中。ランチタイムも過ぎていたので私一人貸切状態(笑)

 

 

●お土産編 天草「えすぽると」さんの独創南蛮菓子たち

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「四郎の初恋」シリーズ、まずは初恋サブレ

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ハート型の南蛮柿(イチジク)がかわいい

 

それから「カステラスク」(*^_^*)

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あま~い香りが幸せです。

 

そして「四郎の初恋 南蛮柿餅」

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これ、先日6月27日に放映された天草ロケのドラマ「広域警察6」(テレビ朝日)で登場しました。

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主演の高橋克典さんが召し上がっているのは・・・・11667468_10204364074965232_6079912739978649033_n

四郎の初恋(*^_^*) 南蛮柿(いちじく)の甘酸っぱさぎっしり。

 

作り手の「えすぽると」代表・明瀬さんも大喜びで、ご本人から連絡をいただきました。

 

 

●最後は毎日に欠かせない「お茶」

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熊本・人吉「立山商店」さんのお茶。このブログもお茶をいただきながら書きました。

 

 

この季節、水出しは重宝いたします。立山さんが丹精込めて仕上げたお茶の葉、美味しくいただいております。

 

 

旅日記、やっぱり最後は美味しいものだらけになっちゃいました(笑)

 

食いしん坊ファディスタの次回の旅もお楽しみに(^_-)-☆

 

 

 

皆さんも、どうぞ人吉、天草、長崎を訪ねてみてくださいね。

 

 

Obrigada, até logo!!

 

 

 

 

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出会いの空飛ぶ九州の旅⑥番外編お湯の章

  • 2015.06.28

 

旅の一行、立ち寄りで各地のお湯めぐりも。名付けて「ライフツアー」☆

 

 

①人吉温泉「おおがの湯」

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地元の方々に愛されるお湯。還元系で、お湯も飲めます。

 

 

公演後にいきましたら、スタッフさんの姿はなし。

 

 

券を買って箱へ入れる、入り方は地元の人が教えてくれる、疲れもとれました。

 

 

 

②天草「湯楽亭」

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手掘りで掘られた洞窟温泉なのです(貸切状態の男湯画像)

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赤湯は炭酸泉、お湯の成分が濃くて、足の裏にジャリジャリと当たります。

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本当に秘湯でした。

 

 

 

③雲仙「富貴屋」 (*写真なし)

 

 

日本人でよかったぁ、のライ「フ」ツアー。

 

 

番外編ご当地グルメの章に続く。

 

 

Até logo!!

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出会いの空飛ぶ九州の旅⑤長崎編

  • 2015.06.28

涙涙で天草の鬼池港を出港後、雲仙を通って、長崎市内へ。

 

 

 

たくさんの出会いの旅の最終地は、長崎・出島内の「旧長崎内外クラブ」。

 

 

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こちらにもたくさんのお客様にご来場いただきました、ありがとうございました。

 

 

 

人吉や天草での出会いもお話しながら、歌を進めました。

 

マデイラワインと共に、天草の南蛮菓子や、人吉から持ち帰った球磨焼酎も登場。

 

 

 

主催のナガサキポルトガルシルシル塾の塾長ご夫妻と今回ずっと旅をしてきました。

 

 

お二人は長崎の歴史や文化にも造詣が深く、九州の南蛮文化を探ることにも非常に積極的です。

 

 

 

それ故、私たちも多くのことを教わりながら、各地を訪ね、点と点が線になっていきました。

 

 

 

 

その塾長プロデュースで、旅の収穫を、ここ出島に集めるようなライブに。

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MCでも思わず熱くなってしまいました。

 

 

かつて、ポルトガル人たちが出入りした場所、出島。

 

 

 

その後、鎖国によりポルトガル人の気配はなくなりましたが、隠れキリシタンが天草に南蛮文化を残し、

 

 

船乗りのカルタ遊びは人吉で根付いていきました。

 

 

そんな地を素敵な時間をいただきながら、歌うツバメは飛びました。

 

 

 

眼下には大航海時代の南蛮船がワイン樽を積んで、九州の海を進んでいるのが見えてきました。

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長崎の会場でご協力いただいた店長が天草出身でした。

 

 

片付けもすべて終了してお別れする際に、目を潤ませて話をしてくれました。

 

 

 

 

「天草で生まれたけど、こんな田舎で、なんにも無くて、

 

 

全然天草を好きじゃなかった。けど、今日のライブで、天草の魅力を皆さんが

 

 

話して伝えてくれて、こんなに素晴らしい場所で私は生まれたんだと初めて思えた。

 

 

天草がやっと好きになれました。ありがとう。」

 

 

そう涙を見せながらおっしゃってくださいました。

 

 

 

 

これには言葉が出ず、ただ「ありがとうございます」と一緒に泣くだけでした。

 

 

「歌なんて何の効果もない、歌はただ歌だ」と言われればそれまです。

 

 

でも、歌だから、様々なことを「繋ぐ」と私は確信してライブをやっています。

 

 

 

人間の普遍的な想いを歌うファドだからこそ、国が違っても言語が違っても、

 

 

 

いろんな思いを繋ぐことができるのだと、私は考えています。

 

 

 

アナログな旅、いいものです。

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これからも各地を渡り、出会った素晴らしい文化や、そこにまつわる思いもファドに乗せて伝えていきます。

 

 

 

足を運んでくださった皆様、ご尽力くださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

Obrigada, até logo!!

 

 

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出会いの空飛ぶ九州の旅④天草編第3章

  • 2015.06.26

「ヴァン・ロゼ」での初公演のよい疲れの中、長崎へ出発。

 

 

フェリーに乗る前に、昨日お誘いをいただいたとある場所へ。

 

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ポルトガルのお菓子パォン・デ・ロー、そして独創南蛮菓子の数々・・・!!

 

まさか天草でこんな素敵なお菓子に出会えるなんて!!!

 

 

ツアー3日目、感激の涙流れる日の幕開けでした。
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訪れたのは、天草は佐伊津にある天草・南蛮菓子の店「えすぽると(S.PORT)」。

 

 

店名は、佐伊津の町の頭文字Sと、スイーツのS、そして港を意味するPortからきているそうです。

 

ライブにお越しくださった明瀬代表に出迎えられて中に入ると、

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ガロ!

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ポルトガル国旗にポートワイン、こんなに「ポルトガル」に溢れる場所があるとは、一同びっくり。

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地元でも人気のお菓子店、次から次へとお客様がお越しになります。

 

 

天草の素材を生かし、南蛮文化や天草四郎の物語を大切にした熱い想いのお菓子がそろいます。

 

「四郎の初恋シリーズ」が人気。なぜ初恋かというと、、、、

 

 

 

(以下お店のパンフレットより)

 

天草四郎は、おもいを寄せる恋人 路香に大切にしていた手毬を託し、そして旅立ちました。

 

路香は四郎を偲びながら、一針一針覆いを込めて手毬を作り続けました・・・・

 

 

 

そんな物語があったのです。

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そして明瀬さんから教えていただいたのは天草の「イチジク」の物語。

 

 

この初恋シリーズやお店のお菓子にはイチジクがたくさん使われています。

 

 

イチジクは1591年、天正遣欧少年使節団を引率したメスキータ神父が、

 

 

ポルトガルより1本の苗木を天草に持ち帰ったことが始まりと言われ、

 

 

 

天草では今でも ” 南蛮柿 ” (なんばんがき) と呼ばれて親しまれているそうです。

 

 

確かに、ポルトガルではイチジクの固いジャムをスライスして、チーズと食べますし、

 

 

マデイラ島でもイチジクがよくとれるそうです。(マデイラ島の緯度は長崎とほぼ同じ)

 

 

なんと、中国を経て日本にイチジクが入るより前に、すでに天草にイチジクがやってきていたのです。

 

 

植物学に詳しかったメスキータ神父は、天草にきっと合うと考えていたのでしょうね。

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南蛮柿を使ってのお菓子作りを始めたころは「バカだね~~」と言われたこともあったそうです。

 

 

でも、今では、夏から秋にかけて天草で「南蛮柿(イチジク)フェア」が行われるほどに!

 

 

天草の地、キリシタンの歴史、南蛮文化を大切にして、お菓子を作る明瀬さんの情熱に感激しました。

 

 

 

その明瀬さんに

 

 

「津森さんのファドで、自分のやってきたことへの思いや、

 

人の思いの素晴らしさを改めて感じることができて、本当に良かったですよ。」

 

 

とお言葉をいただきました。

 

自身の過去や、これからの思いをつなげることに音楽が役立てるなら、こんな嬉しいことはありません。

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名残惜しいなか、迫るフェリーの時間にあわてて鬼池港へ。これからいよいよ長崎に渡ります。

 

 

「えすぽると」のお菓子を長崎の会場「出島」で出すことになり、お店のパンフレットもいただいて・・・

 

 

と思ったら、パンフレットを受け取るのを忘れていた一行。

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と、そこに!!!!!振り返ると船内に白衣の明瀬さん、パンフレットを持って追いかけてきてくださいました!!

 

 

「なんで、いるのーーー!」「なんていい人なんだ!!!!」

 

 

 

上川さんも、水谷さんも、長崎の主催者ご夫妻もまたまたびっくり、私は涙が止まらない。

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出航後に港を振り返ると、明瀬さん、微笑んで見送ってくださっていました。

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今生の別れか、、、という程、我々大声で別れを惜しみ、手を振りました。

 

 

船が見えなくなるまで、明瀬さんは手を振ってくれていました。

 

 

絶対もどってくるぞ天草!!!!

 

 

と5人で誓って、いよいよ長崎上陸です。

 

 

ありがとうございました!

 

 

「えすぽると」のお菓子はお取り寄せもできます、HPもご覧くださいね。

 

 

旅の最終地、長崎編へ続く

 

Até logo!

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出会いの空飛ぶ九州の旅③天草編第2章

  • 2015.06.25

ツアー2日目、初めての天草ライブは「ヴァン・ロゼ」。

 

 

ヨーロッパのレストランのような店内に、素敵なマスターがいらっしゃるお店です。

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満席のお客様が迎えてくださいました、ありがとうございます!マデイラワインも喜んでいただけました。

 

 

写真中央のテレビ横にある小さな写真にご注目ください。

 

 

 

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25年前に天草にファドの種をまいた永遠の女王、故アマリア・ロドリゲスのメッセージ入りの写真です。

 

天草でのコンサート開催に際し、彼女の感謝の気持ちが直筆で綴られた貴重なもの。

 

お店に到着すると、マスターが笑顔でこれを見せてくださいました。

 

私にとってアマリアは偉大すぎて、遠い存在でした。近づくことが恐れ多いというか・・・。

 

 

天草で微笑むアマリアに、ちょっとだけ寄り添わせてもらえたことがとても嬉しかったです。

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アマリアに敬意を表して、彼女の代表曲もとりあげました。

 

 

ポルトガルからの南蛮文化とカトリック信仰が残るこの天草、アマリアがファドの種をまいたこの土地で

 

 

様々な想いがつながったファドの夜でした。

 

 

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天草での開催願いをご快諾下さり、中心になって準備をして下さった金子副市長、木場マスター、

 

そして天草日本ポルトガル協会の皆様、本当にありがとうございました。

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お店のさくらちゃんも、ありがとう☆

 

 

熱い天草の想いを胸に、海の音を聴きながらぐっすりと眠りました。

 

 

天草編第3章に続く

 

 

Até logo!!

 

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出会いの空飛ぶ九州の旅②天草編第1章

  • 2015.06.24

昨夜の人吉でのあたたかな夜の余韻に浸りつつ、いざ出発。

 

 

 

朝は昨日お世話になった方々にご挨拶。

 

 

 

まずは会場「ひとよし森のホール」でオーナーさんと。

 

 

ホールの守り神パルちゃんも。お世話になりました、ありがとう☆

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バーニーズマウンテンドッグの女の子、犬好きにはたまらなーい。また会いにくるよ。

 

そして、人吉公演にご尽力くださった「ウンスンカルタ保存会」でもある立山商店さんへ。

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立山商店のお茶の葉で淹れた美味しいお茶と、お菓子をいただき、次回構想に花が咲き、

 

 

しまいに歌もギターも鳴り出す午前中。

 

 

話は尽きず、泣く泣くタイムアウト。またの再会を誓って、一路天草へ!

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わずか16歳で天草・島原の乱の総大将となった天草四郎。

 

 

海の恵みと、天草キリシタンの物語がかの地で待っていました。10150537_765845390195114_1137237358247319756_n

こんな構造物も十字架に見えて仕方ないのは天草だからこそでしょうか。

 

 

ホテルに入る前に、天草名物「あか巻」で有名な老舗「イソップ製菓」さんへご挨拶。

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社長の菅原さんは、25年前のアマリア・ロドリゲス天草公演でご尽力されたお1人。

 

 

今回の私の公演をきっかけに、当時の仲間が集まり、タイムスリップしたようだったと熱くお話を聞かせてくださいました。

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この「あか巻」は漁師さんが船上で食べる腹持ちの良い食事として開発された、甘いお餅で巻かれたタルト。

 

 

ここにもポルトガルを感じます。また屋号の「イソップ製菓」のイソップは天草だからこそのお名前。

 

 

かつて「天正少年遣欧使節団」が持ち帰ったグーテンベルク式の金属活字印刷機を使って、

 

 

天草で活字印刷物が大量に印刷されました。当時としては発行部数世界一だったとか。

 

 

それらは「天草本」と呼ばれ、日本語・ポルトガル語・ラテン語の対訳辞書などがあり、「平家物語」や

 

 

「イソップ物語(伊曾保物語)」などの文学書もありました。

 

 

世界最先端技術がこの離島天草にあったのです。

 

 

こういった歴史背景と共に、天草に伝わる「南蛮文化」と「南蛮菓子」を世界へ発信したいという思いで、この名前をつけられたそうです。

 

 

キリシタンの歴史、天草の南蛮文化、アマリア公演から25年の想いにも触れて、気持ちは整いました。

 

 

いよいよ会場「ヴァン・ロゼ」へ、こちらで同じく25年前のアマリア公演で立ち上がった方々が待ってくださっています。

 

 

天草編第2章へ続く

 

 

Até logo!!

 

 

 

Posted in 2015年6月「好きっちゃポルトガル」九州ツアー, 日記 | Comments Closed

出会いの空飛ぶ九州の旅①人吉編

  • 2015.06.23

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6月19日から3日間、人吉、天草、そして最後は長崎をめぐるライブツアー

 

 

「好きっちゃポルトガル!」の旅が無事に終わりました。

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協賛いただいた、木下インターナショナルさまの美味しいマデイラワインをひっさげて、

 

 

大航海時代に宣教師たちが船でやってきた九州を、歌いながら北上していきました。

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19日の初日は「ウンスンカルタの町」人吉へ。

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ポルトガル人から伝わったカルタ遊びを大切に残す町です。毎年10月には大会も開かれます。

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会場は「ひとよし森のホール」。音の響きにとことんこだわったホールで、惚れ込む演奏家が続出する場所。

 

 

ファドはやはり生音がいいですから、我々もこの響きの良さに嬉しくなりました。

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ツアーメンバーは信頼厚いこの二人、ポルトガルギター:上川保(左)、ギター:水谷和大(右)。

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人吉の皆さんがたくさんお越しくださいました。11400974_764476943665292_5494055646445676107_n

 

日本語で歌う曲も今回入れました。

 

 

 

さて、今回のテーマ、「かの信長が飲んだのもマデイラ島で作られたワインかもしれない!?」

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そんなロマンのお話、そして、それが可能になる根拠も説明いたしました。

 

 

 

「大航海時代の船旅で美味しくなった奇跡のワイン」、皆さん楽しげにきいてくださり、

 

 

休憩中にそれをふまえてお召し上がりいただきました。

 

 

「待ってました!」とばかりに一口・・・・、皆さんのお顔がとろけた瞬間を私は見逃しませんでした。

 

 

と言うわけで休憩後の演奏後半は、ワイン片手にポルトガルのよう。

 

 

マデイラは19度近くある強いお酒で、ゆっくりと味えます。ファドライブを聞いていただくのにもぴったり。

 

 

「いつもはお酒は控えているんだけど、今日は特別に家族から許可をもらってきた。」なんて方も。

 

 

客席がファドとマデイラワインの甘い香りに包まれました。

 

 

 

一緒に歌っていただくシーンもリスボンさながら、人吉によきファドの夜が舞い降りました。

 

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おかげさまで大成功の初日で幕開けしたツアー。サポートの皆様にも大感謝!

 

 

 

人吉公演を主催してくださった、人吉市国際交流協会の皆様、

 

 

ご協力くださったウンスンカルタ保存会の立山ご夫妻、森のホールのオーナー様、

 

 

そして、サポートではるばる長崎から来てくださったナガサキポルトガルシルシル塾の塾長ご夫妻、

 

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

胸の高鳴りはやむことなく、第二夜「天草編」につづく・・・・

 

 

 

Até logo!

 

 

 

 

 

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