糧と共に
- 2016.10.24
ポルトガルから帰国いたしました。
諸々の関係でブログを更新できなかったのですが、これから書いていきます。
今回は、自分の心と体にファドとリスボンをより一層染み込ませ、
歌の糧となるファドの愛をたくさん受け取ることが出来ました。
心は今、サウダーデでいっぱいです。
Até logo!
ポルトガルから帰国いたしました。
諸々の関係でブログを更新できなかったのですが、これから書いていきます。
今回は、自分の心と体にファドとリスボンをより一層染み込ませ、
歌の糧となるファドの愛をたくさん受け取ることが出来ました。
心は今、サウダーデでいっぱいです。
Até logo!
ポルトのかわいいアズレージョタイルをご紹介!!
まずはタイルと関係ないけど大好きなこのポスト!「お手紙出しまーす」と話しかけてくださいませ。
黄色と青、ポルトガルカラ―です(^_^)/
こんな教会のある街に暮らすって素敵。
お花が可愛いこちらのアズレージョ、
立体なのです☆
こちらも歴史ある様子、修理もお金がかかるのですが、守っていってもらいたいな。
5階建ての建物、外壁がすべてアズレージョタイル、赤い窓枠がとてもマッチ!!
やはり青と白のこのアズレージョも、美しい。
洗濯物がはためき、優しい人たちが触れ合ってくれるのはリスボンもポルトも同じ。
リスボンよりポルトの街並みは男性的と言われます、よりモダンな印象です。
ポートワインを味わいながら歩いてみてくださいね。
Até logo!!
ポルトガルの街を歩いていて目に留まるのは「アズレージョ」、ポルトガル伝統の絵タイルです。
こちらはポルトの「サン・ベント駅」、アズレージョタイルが有名な駅です。
この壁画は直接描かれた絵ではなく、アズレージョで作られたものなんですよ。
20世紀初め、修道院の跡地に建てられました。
ホールのアズレージョはジョルジュ・コラコの作品で、セウタ攻略やジョアン1世のポルト入りなど、ポルトの歴史が描かれています。
1枚のタイルは14センチ四方で、それが並べられて絵になります。
汽車は駅ならではですね。お家の壁がかわいい模様のアズレージョで彩られているところも多く、アズレージョの窓枠に猫ちゃんがいたりすると、もう最高なんです。
こちらはリスボアのショッピングセンター「コロンボ」の入り口付近にあるアズレージョです。
地下鉄との接続通路にあります。サンタ・マリア号が描かれたポルトガルならではのアズレージョ。
帆船が好きな私にはたまりません♪
こちらは更に南の街セトゥーバルのアズレージョ、レストランの中にありました。
アズレージョは生活のいろんな場所にあるんですよ。
次は飛びまして「マカオ」!
通りの標識がアズレージョです!リスボアもこういったタイルが街中にあります。
そしてマカオは漢字付でポルトガルと同じアズレージョなんですよ。
ポルトガルではいつもお気に入りのアズレージョを探しながら歩いています。
次はどんなアズレージョに出会えるかな?
ポルトガルへ行ったなら、美味しいものを食べずしてどーするのだ!!!
「女子旅」、別名「食べ歩き旅」!
というわけで、行ってみましょー\(◎o◎)/!
「カタプラーナ鍋」…南のアウガルヴェ地方のお料理。ポルトガルでやっと食べられました。
魚介のうまみとオリーブオイル、お塩、白ワイン、トマトのシンプルな味付け。玉ねぎが甘い!!
遅めに起きて、ぶらぶら街を歩いて「カタプラーナある?」と聞いたら「あるぜ!うちのは本当にうまい!」と若旦那(と勝手に二人で呼んだウェイター)が言ったので入ったら、ホンマにめちゃめちゃ美味しかったのです。
もちろん白ワイン付、〆に白ごはん投入!鉄板の美味しさです。
続きましてアレンテージョ地方の「黒豚のロースト」、つけあわせのポテトはオリーブオイルでカラッとしていて甘みもあって止まらない・・・!
こちらは赤ワインでヽ(^o^)丿
カフェもポルトガルは欠かせません☆こちらはリスボンで人気のNicola、ロッシオ広場のお店で朝ごはん。
ガラスコップに入ったたっぷりミルクコーヒー「ガラォン」が私の定番。
やわかめの生地のクロワッサンはハム入り、チョコ入りがあって、こちらも朝ごはんの定番です。
こちらは最近話題の倉庫を改造したカフェ、ポルトガル在住の日本人のお友達と4人で昼ごはん、ボリューム満点!!!
ここでは白ワインのサングリア。
そのまま4人でデザートへ。名店「パステイシュ・デ・ベレン」でパステル・デ・ナッタ(エッグタルトのオリジナル)をほおばります。
外はパリパリ、中はフワフワ、ポルトガルに行ったら必ず立ち寄ります。
客席から焼いている様子が見えます、人気店なので回転が早く、この焼きたてほやほやが食べられるのです\(◎o◎)/!
この国にいたら体重が一体どれだけ増加することか(笑)
まだまだ食べているのですが、続きは次回に。
【おまけ】
ブラガにある「カフェ・ブラジレイラ」のシンボルはおばあちゃんと旅日記(3)でご紹介しました。
リスボン店のシンボル・おじいさんの写真がこちら↓
こちらはリスボンのバイロ・アウト地区のカフェ・ブラジレイラ。レトロな店内でゆっくりいただくカフェ、美味しいですよ。
Até logo!!
リスボンから長距離バスに乗って、北部の「ブラガ」へ。
ブラガは祈りの街と言われています、信仰の街で、ここからスペインへ巡礼の旅に出かける方もいます。
こちらで出会ったのがサッカージャーナリストの鰐部哲也さん(ワニベテツヤさん)。
こちらブラガに住んで取材活動を重ね、日本へ多くのポルトガルサッカー記事を届けています。
あのルイ・コスタの単独インタビューにも成功され、日本のファンをわかせました。
タルタルーガのゆかりちゃんと鰐部さんとお茶をしたのが写真の「カフェ・ブラジレイラ」、リスボンにもある有名店です。
リスボンのブラジレイラのシンボルは「おじいちゃん」ですが、こちらブラガは「おばあちゃん」。
ポルトガルの田舎ではお髭がある(と言っては失礼かもしれませんが)おばあちゃんをよく見かけます。
この絵もなんとなくそんなイメージ??
このカフェで鰐部さんとポルトガルサッカーについて熱くトークするゆかりちゃんの澄み切ったまなざしが印象的でした。
今回の我々の目的の一つがポルトガルサッカー代表の試合を見ることで、そのチケットもリスボンでとったので、鰐部さんにいろいろ聞いて、気持ちが高まる一方でした。
そして、せっかくこうやってポルトガル仲間とまた出会えたので、何かご一緒できないかと3人で話した結果浮上したのが、来年1月19日(土)に大阪「ポルトガリア」で開催が決定した「Fの魂 -ポルトガルに宿る3つのF-」ライブ&トークショーです。
この12月14日に鰐部さんの新書「ポルトガルサッカーの魔力」が発売されます。
ブラガで10月に出会った時に、この本へ懸ける熱い思いを話してくれました。
ポルトガル文化を広める同志に出会えてイベントへの意欲がわきました。
今月末から鰐部さんが出版にあたり一時帰国をされます。来年1月19日は是非鰐部さんの新書を片手に大阪「ポルトガリア」へいらっしゃって下さい!
ポルトガルに宿る3つのFの世界、どうぞお楽しみに!!
祈りの街ブラガでこれからの活動を誓い合う3人でした。Obrigada!
鰐部さんのブログ「Fの魂」はこちら!
2日目は朝から「4月25日橋」を渡って早速移動!車に乗って南のアレンテージョ地方へ向かいました。
車を運転して下さっているのは女子旅に心強い味方!ポルトガルでコーディネートをされているチモトさん。
テレビ番組など数々の現地コーディネートを手掛けていらっしゃいます、チモトさんが手がけたポルトガル紹介番組を日本で見ている方はたくさんいるはずですよー♪(チモトさんの現地ブログはこちら)
揺られること約1時間、着いたのはまるでカフェのような外観の陶器工房「Olaria」。
可愛い食器やランプシェードがたくさんっ!こちらで焼いたものばかりです。
隣のお部屋で職人さんが絵付けをされていて、その現場も見せてもらえました。素朴でかわいい絵柄のお皿たちを見ているだけでとても楽しいです。
たるたる由香里ちゃんは真剣にお皿選び、「これ可愛い!」「喜んでもらえるかな」「よし、連れて帰る!」とお皿と見つめあっていました。
この地域は工房がたくさんあるのですが、品質もよく親切なのがこちらの工房だったそうです。職人さんと誠実にお付き合いをして買い付けている由香里ちゃんの姿に旅初日から感激していました。
私が選んだのはこちらのお皿とカップ。ブドウのお皿に一目惚れしちゃいました♪
このお皿とカップはファドレッスンで生徒さんにお出しするお茶セットとして活躍中です。
早速いいお買い物ができちゃいました。
由香里ちゃんが選んだかわいいお皿はこちらでお買い求めいただけます。
旅の続きはまた Até breve!
今回のポルトガル行きはいつもと違った、それは女子2人旅!!
いつまで「女子」で通るかはさておき、ほぼ毎回1人でポルトガルへ向かっていたのが、今回は飛行機も宿も移動も2人という旅。
お相手はお馴染みの「たるたる」こと、「ポルトガル・南欧雑貨店tartaruga(タルタルーガ)」中村由香里ちゃん、マカオも一緒に行ったポルトガル仲間です♪
飛行機内も乗り換えの待ち時間も二人だとあっという間!ポルトガル大好きの2人揃ってワクワクで高まっているので、おしゃべりもはずんで24時間近くかかる移動もラクラク乗り切れちゃったのです♪
夜遅くに到着してパタンキューでしたが、翌朝は美しい朝焼けのリスボンが迎えてくれました。
近所のカフェで美味しいパンとコーヒーをいただいて、アレンテージョへ出発いたしました。
たるたる由香里ちゃんが買い付けるお皿の工房へ同行させてもらいます、自分ひとりじゃ見ることができない場所に早速お出かけです!
続きはまた今度♪
ポルトガルより帰国いたしました、もうあの石畳の街が恋しいです。とにかく楽しかった!
明日は早速ライブです!大阪・高槻「アミティエ」にてポルトガル在住ファディスタ・菅知子さんとジョイントライブ、直送のリスボアの香りをお楽しみください。
菅さん在住のアヴェイロの街や、今回訪れた北部バルセロスのお話などしたいと思っております。
明日ライブ会場にてCDお買い上げの方には先着10名様に可愛いポルトガルのカフェシュガーを1つプレゼントもありますので、お楽しみに♪
念願のポルトガルサッカー観戦!ポルトのドラガォン・スタジアムへやってきました!!
初観戦試合が記念すべきクリスティアーノ・ロナウドの代表戦100試合目の記念試合でした。「ポルトガルVS北アイルランド戦」、しかも前から3列目という素晴らしいお席☆
クリスティアーノ・ロナウドはやっぱりすごかった!!他の有名選手も目の前を走っていて、大興奮でした。残念ながら引き分けで終わりましたけど、テレビではわからない選手の全体の動きや、スピード、高さがわかって、サッカー素人ですが大声で応援して熱狂しました。
ポルトガル語では
「行けー!!」・・・・・・・「Vai!Vai!」
「落ち着いて!」・・・・・「Calma!」
「作り直していけ!」・・・「Organiza!」
「前へ!」・・・・・・・・・「Em frente!!」
などなど、いろいろな声が飛びます。この感情がほとばしる声、ファドにもつながっています。私もポルトガル語で大声で叫んで、ポルトガル人のみなさんと一体化できました。これからも応援します、ポルトガル!!
この試合観戦に導いてくれたポルトガル・南欧雑貨店「tartaruga」の中村由香里ちゃん本当にありがとう、楽しかったね!マカオに引き続いてこの二人のポルトガル女子旅、後日いろいろレポ―トしますね。お楽しみに♪
地元の方々が集まるファドの会に呼んできただき演奏してきました。
ファド・ヴァディオ(お客が歌う形式)を開催する人気店「A Tasca do Chico」で知り合ったエドアルドおじさんが司会を務めています。おじさんの住むマンションの集会所で定期的に開催されていて、2年ぶりに参加しました。
夜22時開始、深夜2時終了のディープなファドの夜です。おじさん、おばさんの味わい深いファドを堪能いたしました。
この会の常連フェルナンドさん、ダンディー!「ファド・カスティーソ」という伝統的なファドをたくさん歌われていました。
「ファド・カスティーソ」とはメロディーに名前があり、好きな歌詞を乗せて歌うファドの神髄とも言えるスタンダードです。200近くのパターンがあります。
こちらもオシャレなセニョール、会のトリを毎回つとめていらっしゃって、いい歌を聞かせてくれます。
もちろん私以外ポルトガル人なので、よく知っている歌は大合唱になります。この雰囲気を日本にもお伝えしたい!と毎回胸をかきたてられます。
弾き語りもすることになり、選んだのは「Canto o Fado」、ポルトガルでもお馴染みの曲でサビ部分は割れんばかりに「カーントファード♪」と大合唱になります。
ギタリストさんたちと。今回は歌わずに詩を語るおじさまもいらっしゃって、胸打たれました。観光やステージ上のファドではなく、人々の間で受け継がれてきた姿を見せてもえる素晴らしい一夜でした。
今夜のファディスタとギタリスタ。
帰国後、11月9日(金)に大阪・中崎町「ティナレンテ」、10日(土)に東京・乃木坂「コレド」にてファドワークショップを行います。今回も楽しめたこの大合唱をみなさんにも体験していただきたく、イメージをふくらましています。サビの簡単な部分ばかりを何曲か取りあげます。歌ってみたいとお考えの方、是非ご参加くださいね。
詳しくはスケジュールページをご覧ください。
旅の続きはまた明日♪Até já.