最後の夜もパテオへ。
あっと言う間の一カ月でした。お店のみんなが「また帰っておいでよ」と言ってくれた愛しいファドの夜。
アントニオさんのファド・カスティーソの伴奏、言葉が紡がれていく大好きな時間です。
師匠の好きな「Guitarra Triste」で歌いおさめ。
こちらに住む日本人のお友達も最後の夜に来てくれました。
今回も多くの方からのご縁をいただきました。心からお礼を申し上げます。
ファドに関わらず、日本で、ポルトガルで活躍されている方からのご縁がつながって、良き日を過ごすことができました。
本当にありがとうございます!
Muito Obrigada Portugal!Hei-de voltar cá outra vez!
Até à próxima!
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リスボア滞在もあと1日となりました。
今回の滞在でもたくさんの出会いがあって、本当に感謝しています。
これまでお世話になった師匠たちはもちろんのこと、今回初めて出会ったギタリストのVitalさんや詩人のJoséさんにも大変お世話になりました。
これは、日本でもリスボンでもご活躍されているファド歌手の高柳卓也さんからいただいたご縁でした。
高柳さんとVitalさんは日本公演もされ、Joséさんの詩も多く高柳さんは歌われています。3人の友情と絆のお話を今回リスボアで直接うかがい、美しいファドを作り上げてきた背景を感じることができたことも、とても嬉しくありがたいことでした。
そのご縁を私もいただいて、今回曲をプレゼントしていただく事になりました。
高柳さんにリスボアから御礼の連絡を入れましたら「いい時間を過ごすことが出来て良かったですね」と言っていただけて、また感謝の気持ちでいっぱいでした。
「日本でファドの魅力がもっと伝わると嬉しい。日本人にも歌ってほしい。」と、VitalさんとJoséさんは作品を託してくださいました。
創りあげる工程がとても愛しく、宝物となりました。
このご縁大切にしていきます、本当にありがとうございます!
Até logo!
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昨夜はアルカンタラにあるバー「Retiro de Baco」でのファドの夜に参加しました。
この場所は昔王族が海岸につないだ船から馬を連れて通ったトンネルで、300年以上前の姿がそのまま残っているバーなのです。
木曜日はファドの日で、地元の人が中心のファドの夜です。
今回のレコーディングでエンジニアを務めてくださったEurico Machadoさんがこの夜のポルトガルギター奏者でした。
心ある演奏を追及する彼の姿勢がとても好きです。
私以外は皆ポルトガル人で、夜中3時頃まで続きました。
10代の若い女の子たちが数人、純粋にファドが好きで歌っていた姿が印象深く、現代のファドの姿も少し垣間見ることができました。
聴いていると、それぞれにお手本にしているファド歌手がやはりMarizaやCarminhoの若手人気歌手だとわかります。
その憧れの想いがとても胸にキュンときました。
この「真似」から彼女たちそれぞれの表現へ変わっていく姿をポルトガルギターのEuricoさんは期待したいと言っていました。
私も、彼女たちの今後が楽しみです。もちろん私も頑張らなくっちゃね!
Até logo!
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先日の涙の訳。
詩人のJosé Manuel Machadoさんが、私に詩を一篇プレゼントしてくださいました。
そして、それに先日お会いしたギタリストのVitalさんが曲をつけてくださって、私のためのファドが一曲誕生したのです。
この詩、すでに作られていたものですが、私の願いがすべて詰まったものでした。
Joséさんが私と話をして、「これがいい」と選んでくださったのですが、私がずっと抱いてきた想いが綴られていて、涙が止まりませんでした。
日本で録音できるよう、帰国直前ですが歌の仕上げをしています。
出会いに感謝!
Obrigada, até logo!
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今年は例年より寒いポルトガルでしたが、ここ3日間で気温が急上昇!
本日午後4時に「39度」という看板を見かけてしまい、クラクラいたしました。
というわけで、海!!
こちらはベレンより西にある高級住宅街「カスカイス」のビーチです。海もとっても綺麗☆
普段サングラスをかけない私もついに購入、この日差しでは眉間にしわが寄りっ放しなのでね(笑)
ビーチに近い浅瀬に可愛い船もたくさん、レジャーボートと漁の船が混ざっています。
美味しいお魚がいっぱい獲れるのです。
青い空とブーゲンビリアと白い壁、こんなところをのんびりお散歩。これぞポルトガル!
お友達ご夫妻に車で連れて行ってもらって、リフレッシュいたしました。
先週に水着を持って近所のビーチへ行ったのですが、先週はまだ風が強くて、曇ってしまって友達と「さむーい!」と言いながら服を着たままビーチでおしゃべりしてました。
でも家族連れや保育園の団体がたくさんいて、みんな水着で平気そうにしていたの。
肌が基本的に違いますね。
晴れたらまたチャレンジだ!!
Até logo!
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Super Moomのファドの夜でした。
日本人のお客様もご来店されて、テーブルでお話をさせていただきました。
ありがとうございました!
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富士山と共に、ポルトガルのコインブラ大学とその周辺も世界遺産登録となりました。
1290年に設立された歴史ある大学です。
写真は2009年に私が撮影したものですが、今もほぼ変わっていないと思います。
京都外国語大学などの日本人留学生も多く学んでいて、日本人には馴染みある大学かもしれません。
リスボンファドに「コインブラ」という曲があり、学びの街コインブラをたたえていますが、ラストはこんな風にしめくくられています。
― サウダーデを理解する者が卒業することができる ―
是非お出かけくださいね♪
Até logo!
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Casa de Fados 「Velho Páteo de Sant’Ana」にレギュラー出演中です。
歌と伴奏で出演しております。
今日の女性ファディスタはAlice Costa (左)とVicenta(右)。
2人とも人柄がよく、ファドをこよなく愛するファディスタです。
まったく声も歌い方も異なるタイプの二人、それがファドのよさ。
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10周年を迎えるにあたり、これまでの自分の思い、表現の原点を見つめる作業をしてきたのだけど、今日その答えが、そして私の願いがすべて詰まった一曲のファドに巡り合えることが出来ました。
素晴らしいファドアーティストたちからプレゼントしてもらったのです。創りあげながら涙が出て、帰り道も泣きながら歩いてしまうほど。
願えば叶う、想いは形になる。
なんと素晴らしい日だったか。帰国直前に素晴らしい出会い。
これもすべてファドでしょうか。
詳しくはまた。
Até logo!
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ポルトガル滞在中、大きなけがや病気はこれまでないのですが、一つだけどうにもできない症状が・・・
幹太欠乏症、見事に発症中です。
リスボンでわんちゃんとすれ違う度に、こみあげるサウダーデ(!?)ふわふわモコモコが足りません!!
そこで強い味方、一緒にリスボン入りして、レコーディングスタジオにも入ったフェルトの「ちび幹太」くん。
演奏させていただいている大阪・中崎町「Tina Lente」のオーナーご夫妻が、10周年のお祝いとレコーディングのお守りにと下さった宝物です。
スタジオのヴォーカルブースに入って、録音が始まる寸前にこの「ちび幹太」を握ってリラックスしておりました。
オーナーご夫妻、ありがとうございました。毎日この「ちび幹太」を見て励まされています。
8月30日(金)はオーナーご夫妻のお店「Tina Lente」でライブ『遥かなるサウダーデ』を行いますのでお楽しみに(#^.^#)
ご予約も受け付け中です♪
Até logo!
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