秋の復帰スケジュール更新しております
- 2019.08.23
復帰の10月は4公演!
まずは、ホームグラウンド「マヌエル四ツ谷」さん。
そして、昨年に引き続き出演決定!奥多摩「山ふる音楽祭」。
ツアーラストは横浜市青葉区「リンデン」さん。
10月26日にはギターを持って弾き語ります。
どこかの会場でお目にかかりましょう。
詳しくはスケジュールページをご覧ください。
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復帰の10月は4公演!
まずは、ホームグラウンド「マヌエル四ツ谷」さん。
そして、昨年に引き続き出演決定!奥多摩「山ふる音楽祭」。
ツアーラストは横浜市青葉区「リンデン」さん。
10月26日にはギターを持って弾き語ります。
どこかの会場でお目にかかりましょう。
詳しくはスケジュールページをご覧ください。
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没後20年 アマリア・ロドリゲスに捧ぐ
どうぞ足をお運びください。
7月に新書のポルトガルフォトブックを出された
写真家・安森智子さんのポルトガル写真展も同日開催します。
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10月26日(土)ポルトガルギター渡辺隆哉さんとデュオです。
歌はもちろんギタラーダ(ファドのインストルメンタル)も奏でます。
リスボンでギリェルメさんに教わったギターの合いの手を
今回生かせるようご頑張ります。
弦と弦が紡ぐ世界、ご期待ください。
◆津森久美子&渡辺隆哉FADOライブ◆
10月26日(土)東京 西荻窪「CAFE MJG」
開場17:00 開演17:30
チャージ3000円(1drink&おつまみ付
津森久美子(歌&ギター)
渡辺隆哉(ポルトガルギター)
会場「CAFE MJG」03-5941-7821
東京都杉並区西荻窪3-15-9 GSハイム西荻窪B1
西荻窪駅南口から徒歩2分
ご予約・お問合せ
「オフィス フロール」info@office-flor.com
「CAFE MJG 植村和紀」03-5941-7821 / 090-1406-2058
「渡辺隆哉」080-5061-1988
会場は音楽とLPジャケをこよなく愛するマスターが
昨年オープンした隠れ家的音楽カフェ。
じっくりと心と向き合う時間をお過ごしください。
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7月28日のNHKちきゅうラジオで、
時間の関係でお話が出来なかった話題をご紹介します。
坂の街リスボンの楽しみ方のひとつで、
「路面電車」はお伝えしたのですが、
もうひとつの乗り物が
「エレベーター」です。
↑クリスマスデコレーションになっておりますが、
これは有名な45mあるサンタ・ジュスタのエレベーター。
低地のバイシャ・シアード地区と高地のバイロ・アウト地区を結び、
高低差30mを移動します。
造られて117年の歴史的建造物で、鉄骨製のネオ・ゴシック様式、
装飾された見事な造形はエッフェル塔のようです。
近年は移動手段よりも観光の展望台として人気です。
それともう一か所、知られていないエレベーターがあります。
丘にそびえ立つサンジョルジェ城に乗り継いでいける
二つのエレベーターがあります。(無料)
これはすごくわかりにくい場所にあるのですが、
動画があるのでご紹介します↓
どうぞリスボンの街を楽しんでくださいね。
以上、「ちきゅうラジオ」シリーズでした。
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7月28日のNHKちきゅうラジオでお話をしたポルトガルギター、
ポルトガル語では
「Guitarra Portuguesa ギターラ・プルトゥゲーザ」
または
「Guitarra ギターラ」と言います。
12弦6コースの複弦の楽器です。
心の琴線に触れる音がします。
直接の先祖はイングランドで1700年代に流行した
イングリッシュギターです。
特徴的なヘッドの部分は、
イングランドの時計職人が考案したと言われています。
ラジオの音源でご紹介したのは「君の影になりたい」。
現地でもよく演奏されます。
今回は日本人ポルトガルギター奏者
山本真也さんの演奏で聴いていただきました。
伝統的な型を活かしながら、
アドリブを求められるポルトガルギター、
同じ曲でも弾き手によってメロディーラインは異なります。
歌手と掛け合うように、歌うように演奏され、
その美しい音色を
「ギターラの涙」「ギターラが泣く」
と表現したりします。
私もポルトガルギターと掛け合う瞬間を
楽しんで大切に歌っています。
どうぞライブで聴いてくださいね。
(リスボンにて 師匠アントーニオ・パレイラのポルトガルギターと)
シリーズ最後の次回は、時間の都合上泣く泣くカットした
「リスボンの楽しみ方 エレベーター編」です。
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「ポルトガルてんこもり!」7月28日放送当日、
オンエアーの約2時間前にNHK放送センターへ入りました。
生後2か月の娘も控え室に夫と同行して応援団を務めてくれました。
オンエアー直前、娘に「行ってきます」と伝えてスタジオへ。
私が担当するのはリスボンとファドについてのお話と演奏。
限られた時間の中でファドをどれだけ取り上げられるか、
ディレクターさんと6月から打ち合わせをし続けてきました。
今回選んだファドは3曲。
3rdアルバム「ツバメの旅」の伴奏音源に乗せて歌いました。
曲名と演奏者はこちら↓
①「O Marujo Português ポルトガルの水夫」
ポルトガルギター:アントーニオ・パレイラ(私の師匠)
ギター:ギリェルメ・カルヴァリャイシュ
コントラバス:ジョアン・ペネード
ポルトガルの船乗りを称えたアップテンポの曲。
②「Naufrágio 難船」
ポルトガルギター:上川保
ギター:水谷和大
日本でも人気の高いファドのひとつ。
夢を諦めるさまを歌ったファド。しかしながら、
そこには、次の夢を手にするための強さも溢れている。
*時間の都合上、編集してショートヴァージョンで歌いました
③「Senhora da Nazaré ナザレのマリア」
ポルトガルギター:上川保
ギター:水谷和大
猟師町ナザレの漁師が祈る姿を歌う。
人生と海の波を重ねた詞が美しい1曲。
以上のタイプの異なる3曲にしました。
明るいものも、暗いものもファドです。
ラジオでもお話しましたが、ファドは人生の讃歌、
喜びも悲しみもあります。
日本では「ファド=暗いだけ」という誤解がまだありますが、
ポルトガルの水夫のようにアップテンポで明るく歌うものもたくさんあります。
愛する街や、
人を称賛する歌がたくさんあるのも、
ファドの愛です。
(私が修業させてもらったリスボンのお店)
そして、冒頭にアカペラで一節歌ったのは
「Estranha Forma de Vida このおかしな人生」
(曲がFado Bailado 詞がEstranha Forma de Vida)
の歌い始め部分でした。
ファドの女王 故アマリア・ロドリゲス作詞の名作です。
アマリアが作詞家としても高い評価を受ける代表的な作品のひとつです。
自身の心からの言葉、叫びが聞こえます。
カトリックの国ポルトガル、
自ら命を絶つことはタブーです。
つまりは、どんなに辛くても生きていかなければならない。
しかしながら、人は悲しみや辛さで立ち止まってしまうもの、
誰かの胸で泣きたくなるもの。
ファドは時に母親の胸のように、心を包み泣かせてくれます。
明日への一歩を踏み出すため、
歌い、心を浄化し、
喜びはさらに大きくして、
また扉を開いて明日を迎えるのです。
私も、そうやってファドに救われてきました。
今も支えられているのです。
その③はポルトガルギターについて
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