12月9日(金)は一足早いクリスマスでした。
EU加盟各国の公的文化機関によって構成されるEUNIC JAPAN主催のイベント、
「The Art of Christmas Carols」のコンサートで演奏しました。
歌&ギター:津森久美子 ポルトガルギター:上川保
(上川さんの読み方がKamikawaとなっていますが、Uekawaが正しいです)
コンサートは8か国で次々とクリスマスキャロルが演奏されていきました。
我々ポルトガルはFADOとクリスマスのFADO曲でプログラムを作りました。
客席半分は外国のお客様でしたので、外国にいるような盛り上がりで演奏する私たちもびっくり。
皆さん前のめりになって聴いてくださっていました。
MCは日本語と英語と半分ずつ、ポルトガル大使館の皆さんと事前にいろいろ考えて用意した甲斐がありました。
自転車で世界旅行中のポルトガル人ジョゼ・カルドーゾさんもご来場くださいました。
「良かったよ~~!」と会いに控室までかけつけてくださり記念撮影。
クリスマスFADOは私が訳詞した日本語歌詞とポルトガル語歌詞と半分ずつ歌いました。
それがとても好評でしたので、用意して本当に良かったです。
またクリスマスシーズンに歌いたいと思います。
会場は東京・市ヶ谷のセルバンテス文化センター、スペイン国営の文化機関です。
ポーランドのマーケット、やっぱりわくわくしちゃいますね☆
満席御礼ありがとうございました。
素敵なクリスマスになりますように、Feliz Natal!
Até logo!
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昨夜12月5日(月)はポルトガルとファドを愛する皆様に囲まれて、満席御礼のファドの夜でした。
共演は心強いお二方、ポルトガルギターの飯泉昌宏さん、ファド歌手&ギターの高柳卓也さん。
ポルトガルと日本を行き来する3人で、サウダーデの想いをこめて奏でました。
会場はポルトガル料理店「マヌエル・カーザ・デ・ファド」、
私にとって東京のホームグラウンド、ずっと歌わせていただいている大切なお店です。
ファドライブのための特別なディナーコースでお客様をお腹も心もポルトガルへお連れします。
今回のアクセサリーはポルトガル伝統工芸フィリグラーナ、歌う時に私を助けてくれる大切なものです。
小鳥のネックレスは日本でも人気の「フィリグラーナ・コン・アモール」のもの、
伝統フォルムのピアスはリスボンの「OURIVESARIA CRISÓLITA」で8年前に購入したもの。
ピアスは最近「フィリグラーナ・コン・アモール」 の桐山さんがメンテナンスをしてくださり、美しい輝きをとりもどしたばかり。
大切に身につけていきます。
今回は満席のご予約をいただき、ご予約を受けられなかったお客様もあったとお店からうかがいました。
本当にありがとうございます。
遠方からの方、親子3代でかけつけて下さった方、
ポルトガルへ行ってきたばかりの方、これからポルトガルへ行く方々、
いつもお顔を見せて下さる方々、初めましての皆様も、ありがとうございました。
10月のリスボン滞在で師匠たちから受け取ったことを糧に歌うことができた「東京帰国ライブ」、
これからも皆様とサウダーデを共にしていきたいです。
本日のご褒美、お店からいただいた甘い「パォン・デ・ロー」♡
スタッフさんが描いてくれる可愛いガロが美味しさを倍増させます。
カステラの原型となったポルトガルの半熟カステラです、
マヌエルへお出かけの際はお試しくださいませね。
ありがとうございました!
Até logo!
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もっと・・・
鼻息で主張します。
Até logo!
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11月23日(祝)は大阪・西本町のポルトガル料理店「カーザ・ダ・アンドリーニャ」(ツバメの家)で
開催の3回目のライブイベント「ポルトガルの秋!Fado&ランチ」で歌わせていただきました。
急に冷え込みましたが満員御礼のお客様にお越しいただきました、ありがとうございました。
アンドリーニャ特製、ポルトガル秋のランチコースでイベントスタート。
秋の味覚「栗」を使ったポルトガル料理「ロジョインシュ」(栗と豚の煮込み)
アンドリーニャ特製のメインディッシュ、柔らかい豚のほほ肉に「わぁ」とお声があがりました。
皆様大満足のアンドリーニャ特製『秋のランチコース』はこちら!
●きのこのスープ
●前菜盛り合わせ
(生ハムのコロッケ、オリーブのマリネ、ひよこ豆のサラダ、ホウレン草のオムレツ、サラダ)
●ロジョインシュ(栗と豚の煮込み)
●アローシュ・デ・マリシュコシュ(シーフードリゾット)
●バナナケーキ
旨味たっぷりアローシュ・デ・マリシュコシュ、「〆はお米でしょ♡」というシェフのセレクト。
う~ん、大正解!皆様のお顔が幸せいっぱいになっていました。
ファドはこの10月の修業のお話も合わせて、リスボンの感覚を大切に歌いました。
矢野太のポルトガルギターソロ曲も今回は登場、
モダンなファドから、伝統曲まで、これからもいろんなアプローチでプログラムを組みたいです。
ふとした瞬間を激写されていました(笑)
ギター:水谷和大 ポルトガルギター:矢野太
サウダーデと笑いにあふれた大阪ライブでした、皆様おおきに~~
生江オーナーシェフとモニカシェフ、愛情たっぷり調理中。
もうすぐ1周年を迎えるアンドリーニャ、幸せのツバメが舞うお店です。
どうぞお出かけください。
「カーザ・ダ・アンドリーニャ」06-6543-1331 (火曜定休)
大阪市西区阿波座1丁目15-18西本町クリスタルビル1F
ロジョインシュをご希望の場合はお店に事前にお問い合わせくださいませ。
Bom apetito!
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11月20日(日)は第4回大阪ファド教室発表会でした。
私の教室発表会は、現地リスボンと同じく「ファド・ヴァディオ」形式。
リハーサルなしの一回勝負で歌いまわして行きます。
どう歌いたいのかはファディスタが歌で示してギタリストたちに指示、
その駆け引きも生徒さんたちにお任せします。
この日の、この瞬間のファドを歌います。
歌い手に寄り添ってくれるギタリストたち、生徒さんたちも安心して歌っていました。
ポルトガルギター:上川保 矢野太
ギター:水谷和大
心あるサポートをありがとうございます!!
とても優しい時間。
現地式なのでポルトガルワインとお料理もあります。
乾杯は我らがポルトガルギター上川保さん。
発表会のもう一つのお楽しみ、会場ティナレンテのディナー。
私のライブでもこちらはお世話になっていますが、発表会も毎年こちらです。
オーナー夫妻がファドのための最高の場をいつも用意してくださいます。
ありがとうございます。
リラックスしたところで後半第二部へ。
この歌は彼女に似合う!と思わせてくれます。
歌うことは美しい
技術のうえに「自分らしさ」を出すことが大事で難しいのですが、
皆さんご自身のファドになっていました。
それぞれの課題をかかげて表現。
良さが光ります
ギターの参加も!
そして今年もティナレンテのオーナーが参加!
私たちの心をわしづかみにしてくださいました~~~、いやぁ曲が本当に似合っていました。
とてもいいファドの夜にいてもたってもいられず、私も1曲。
皆さん、お疲れ様でした。これからもファドを愛して歌って行ってください。
ありがとう、我がファミリー!!
写真を撮って下さったティナレンテ大門マスター、そして応援にかけつけてくださったお客様、ありがとうございました!
生徒さん皆さんのファドに心からの拍手を・・・
Obrigada!
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ただいま幹太!17日から大阪入りしています。
この可愛さ、たまりまへん~~~
今回は大阪ファド教室の発表会とそれに向けたレッスン、そしてライブです。
昨夜11月19日(土)は天満「マール」でライブ、こちらでも長くお世話になっています。
私の声の変化を何年もずっと見守って下さるお客様もいらっしゃいます、ありがとうございます。
こちらでお客様の大合唱はもう恒例、ファドへの愛がたっぷりです。
終演後おいしいポルトガルワインをいただきました。播磨屋さん取扱いの「CASAL GARCIA」の赤です。
水谷和大(ギター)&矢野太(ポルトガルギター)いつもありがとう!
3人でカウンターをジャック(!?)しての演奏、超至近距離、これもライブの醍醐味。
満席御礼ありがとうございました!
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11月11日はポッキーの日、じゃなくて、マデイラワイン専門店「レアンドロ」の9周年記念日。
お祝いイベントでファドの弾き語りをいたしました。
今回は特別なお祝いとなりました、それは・・・・
鈴木マスターが「マデイラワイン騎士団」の一員に任命されました!!!!
これまでの功績が認められて本国ポルトガルのマデイラ島で先日叙任式がありました。
日本人が任命されることはすごいことなんです、本当におめでとうございます。
「~人は願えば 夢を持てば なんでも叶えられる~」
と始まるフェルナンド・ペソアの詩を贈りました。
マスターの情熱に乾杯です!
11月11日はポルトガルは「聖マルティーニョの夏」という日。
焼き栗と新酒をいただく日です。
常連のお客様がそれを知っていて、おいしい栗を差し入れてくださいました。
おかげさまでポルトガル気分も味わえる夜に(^_^)/
秋の収穫に乾杯、レアンドロの10年目に乾杯!!
Parabéns 9゚Ano!
Até logo!
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さかのぼりますが、ポルトガルから帰国して2日後、
10月19日はポルトガル大使公邸でのイベントで演奏させていただきました。
ポルトガルギター矢野太さんとポルトガル直送で歌いました。
大使ご夫妻にはいつも優しく迎えていただいています、ありがとうございます。
イベントではポルトガルの伝統ジュエリー「フィリグラーナ」を扱う桐山佐知子さんとご一緒しました。
なんと、桐山さんとは偶然帰国の飛行機が一緒で、乗り継ぎのドバイ空港でポルトガル愛を話した直後のイベントとなりました。
これも何かのご縁、ありがとうございます。
私も愛用しているポルトガルのフィリグラーナ、宝物です。
桐山さんの「フィリグラーナ・コン・アモール」はこちらをご覧ください、ため息がでる美しさですよ。
Até logo!
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出国前夜はデボラが家に泊めてくれました。
あったかいお茶で乾杯、話は尽きません。
朝は車で空港まで送ってくれました。ありがとうデボラ!
車から見える景色にいろんな想いが溢れました。
師匠からの電話ももらい、あったかい気持ちに包まれてポルトガルに別れを告げました。
私の細胞ひとつひとつにポルトガルを染み込ませた今回の滞在。
空の青さ、街の香り、ファドの音、石畳の感触、大事な人たちの声、手のぬくもり、
全部私の中に入れて帰ってきました。
ファドに出会えて本当に幸せです。ありがとうポルトガル、ありがとうファド!
Até logo!
Posted in 2016年10月ポルトガル滞在記, 日記 | Comments Closed
今回の滞在の大きな目的、それは師匠アントーニオ・パレイラとじっくり過ごすこと。
昼間はファド博物館でレッスン、師匠が弾く夜は一緒に演奏、そんな日々を過ごさせてもらいました。
滞在中の最後の共演は、レストランCharrua do Lavrador。
働き者のオーナー夫妻とスタッフの人気レストランで、師の故郷アレンテージョ地方の内装です。
「思い出に残るファドの夜にしよう」そう言ってお気に入りのお店に連れてきてくれたパレイラ。
人生に大切な時間がまた増えました。
師匠とは今回たくさんたくさん話が出来ました。
出会えてどれだけ幸せか、私の家族や愛犬幹太のこと、日本の共演者たちも大事に思っていること。
これからのこと。
師匠がお別れにくれた聖アントーニオの像、リスボンの守護聖人。
私をいつも照らしてくれる師匠が日本でも守ってくれます。
小さなポルトガルギターの置物を買って隣に置いています。
(出発前日に一緒にお昼ごはん)
お別れ前の帰りの車の中で寂しさがお互いにこみあげてきてしまいました。
「サウダーデが湧き上がってきた。さみしいね、日本にすぐ行けたらどれだけいいか。」
そして
「こうあるべきでもあるんだよね。これが私たちのファドだから」
2人そろって自然とこう口に出てきました。
「離れているけど、いつも一緒。」
私の想いを歌い続けること、これが一番の恩返しです。
本当に本当にありがとう、またすぐに!
Até logo!
Posted in 2016年10月ポルトガル滞在記, 日記 | Comments Closed