いつも心は
- 2017.07.27
ここ、リスボン。
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我が家にポルトガルのパンカゴとクロスが仲間入り。
ライターでミュージシャン、ポルトガル大好きな岡田カーヤさんが
開催されたイベント「ポルトガルの台所から」で購入。
手仕事のカゴがとても素敵、朝ごはんを用意するのが楽しみになりました。
ポルトガルのこういうところが好き。
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来週7月29日(土)素敵なポルトガルイベント
「そうだ!ポルトガルへ行こう 2017 Summer」で歌います。
「一緒に歌うファドライブ」と題して、お客様にもポルトガル語で
たくさん歌ってもらえる参加型ライブを用意しています。
ギターを抱えて弾き語ります。
一緒に歌ってファドをとことん楽しんでくださいね。
お申込み方法などは「こちら」をご覧ください。
ライブやセミナーは要予約・有料ですが、イベントそのものは入場無料です。
ポルトガルワインや軽食・小物販売などを出入り自由で楽しんでいただけます。
一緒にポルトガルへ行きましょう!
お待ちしております。
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セルジオさんとの演奏動画を少しずつYou Tubeにアップしていきます。
ツアー「道」初日、6月2日(金)大阪「アンドリーニャ」での模様です。
ポルトガルギター:セルジオ・コスタ
ギター:水谷和大
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昨日7月17日(海の日)、コンサート「海に語る愛」はおかげさまで無事に終了しました。
若い女性が恋人へ想いを伝えた中世ガリシア語の恋歌「カンティーガス・デ・アミーゴ」と
19世紀に生まれたポルトガルのファド。
珍しい組み合わせのコンサートでしたが、海に歌う愛の歌というテーマで、
たくさんのお客様からご好評をいただきました。
暑い暑い中足をお運びくださり、本当にありがとうございました。
企画者であり、編曲も務めた歌手の藤沢エリカさんの夢が形となったコンサート。
昨年エリカさんから声をかけていただきました。
中世フィドルとポルトガルギターが一緒に奏でるなんて・・・、
上田美佐子さんと上川保さんが生み出す世界観が素晴らしかったですよ。
古楽歌手が歌うファド、ファド歌手が歌う中世ガリシア語のカンティーガス、
全てを包むような立岩潤三さんのオーシャンドラムの波の音、大海原のような太鼓の音。
13世紀でも21世紀でも誰かを愛して会いたいと願う気持ちは同じ。
時も場所も越えて、海がつないだ美しい愛のコンサートでした。
藤沢エリカ(歌) 津森久美子(歌・ギター) 上田美佐子(中世フィドル)
上川保(ポルトガルギター) 立岩潤三(パーカッション)
ミュージシャンシップに溢れた共演者の皆様と奏でられて幸せでした。
また、上演にあたり、「カンティーガス・デ・アミーゴ」の専門的な知識を指導してくださった
東京外国語大学の黒澤直俊先生、応援してくださった関係者の皆様、
本当にありがとうございました。
再演が叶うことを心から願っています。
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明日7月17日(海の日)はコンサート「海に語る愛」です。
ポルトガル語の母体となった中世ガリシア語の歌とファドが並びます。
「カンティーガス・デ・アミーゴ Cantigas de amigo」
700年ほど前の13世紀~14世紀に書かれたマルティン・コダスの7つの恋の歌。
1914年、マドリードの古本屋から偶然発見された写本がこの写真のものです。
当時としては珍しく、若い女性が男性へ想いを歌う恋歌。
~海よ、私の愛しいあの人を見かけなかった?
あの人は帰ってくるかしら?~
中世でも現代でも恋する気持ちは変わらない、
会いたい!
だから海に、波に、神様に尋ねてしまうのです。
単旋律だけが書かれ、リズムも書かれておらず、当時どう演奏されていたかは誰も知りません。
それを今回、歌手の藤沢エリカさんがアレンジし、おもしろい編成でやります!
古楽を得意とする歌手 藤沢エリカさん、中世フィドルの上田美佐子さん
そして変幻自在のパーカッション、立岩潤三さん
鳴ります、太鼓、鈴、波の音。
ギターと歌をワタクシ、そしてここにポルトガルギターの上川保さん!
まだチケットはございます、明日の海の日にどうぞお越しください。
◆「海に語る愛」~中世ガリシアの歌とポルトガルのファド~
開場13:30 開演14:00 全席自由席4000円 ペア券7000円
藤沢エリカ(歌) 津森久美子(歌/ギター) 上田美佐子(中世フィドル)
上川保(ポルトガルギター) 立岩潤三(パーカッション)
ご予約「オフィス・プルケラ」office.pulchella@gmail.com
090-5335-9278(留守電・折り返し)
会場「ミューザ川崎 音楽工房 市民交流室」
神奈川県川崎市幸区大宮町1310 JR川崎駅より徒歩3分
お待ちしております!
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7月8日(土)は一年ぶりにヴィラモウラ銀座本店の
ファドイベント「ファドに魅せられて」に出演させていただきました。
ファド歌手 高柳卓也さんとポルトガルギター月本一史さん。
ギターは小川皓史(昼の部)さんと金子しゅんのすけさん(夜の部)。
圧巻の光景 メインディッシュ「イベリコ豚のロースト」
シェフが愛情をこめて準備中。
たくさんのお客さまと想いを共有できるファドの時間となり光栄でした。
銀座本店スタッフの皆様、ありがとうございました。
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6月10日(土)ついにツアー最終公演、東京・四ツ谷「マヌエル・カーザ・デ・ファド」です。
ここで10年以上前、ポルトガル人演奏家たちの来日公演を何度も聴かせてもらって勉強し、
その後レギュラー演奏をさせていただくようになりました。私にとって大切な場所です。
「津森さんのホームグランドですよ」と言ってくださるマヌエル四ツ谷店、
「いつかここでポルトガル人演奏家とライブをしたい」
願ってきたその夢がついに叶いました。ツアー最終日は必ずここで、と組みました。
私が歌い始めた頃このお店で働いていたスタッフさんたちの何人かは、
今ポルトガルの専門家になり、共にポルトガル文化の担い手として歩んでいます。
ポルトガル愛が詰まった場所、セルジオさんはそれを何も言わなくても感じ取って
「いいお店だ」と最後まで最高の心で弾いてくれました。水谷さんのギターも最高だった。
ツアーにお越しくださった皆様、本当にありがとうございました!
私の「道 Caminho」はこれからも続きます。
おまけ 翌日の観光スカイツリー
「また、すぐにね!」
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6月10日(土)はまたひとつ夢が叶った日でした。
セルジオさん&水谷さん伴奏による東京ファド教室発表会。
現地Fado Vadio形式で、歌いたい人が集うファドの場です。
リハーサルなし、ぶっつけ本番です。
事前に何回繰り返すなど言わず、歌でギタリストとコミュニケーションを
交わしながら気持ちと気持ちで奏でます。
会場はマデイラワインバー「レアンドロ」鈴木マスターに見守られて。
ブレイクのタイミングは信頼の中で成り立ちます。
何拍のばすのかは決めません。その時の感覚、お客さんの状態などなど、
歌い手とギタリストの気持ちが合うタイミングで決まります。
これぞファドの醍醐味!皆さんそれぞれの間合いが生まれました。
レアンドロ特製「ビファーナ(ポルトガル名物豚サンド)」が発表会ランチ。
現地式ですので、マデイラワインとカフェ付で。
皆さん良いファドをありがとうございました、お疲れ様でした!
津森久美子ファド教室では歌いたい人をお待ちしております。
詳しくは「こちら」へ
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