今月末から旅演奏、東京、愛知を経て、6月は大阪に歌いに参ります!
幹太も待っててね!!
それでは、美味しいポルトガルの1杯と一緒に楽しめる「大阪ライブ&コンサート」をご紹介します♪
6月3日(金)「ポルトガルギター連奏の宵」、
日本ではなかなか揃わない2人のポルトガルギターを味わえる贅沢編成。
チャージに付いている「1ドリンク」はポルトガルワインです!
(アルコールNGの方はソフトドリンクに出来ます)
続きまして、6月4日(土)お昼のコンサート「テアトロ・ルセロ」。
こちらでは1ドリンクにマデイラワインを選んでいただけます。(ソフトドリンクも選べます(^^)/)
長い時間をかけて熟成された、ポルトガル名産の酒精強化ワインです。
マデイラワインはただ甘いだけではありません、葡萄そのもののよい酸味や美味しさが味わえるんですよ。
どうぞお楽しみに。
さて、お好みはどちらですか?
お待ちしております!
Até logo!
Posted in 日記 | Comments Closed
西の果て ポルトガルへ向かって走る!
いよいよ今月29日(日)からライブツアー「ファドとジプシーミュージック 西の果てへ」が始まります。
5月29日(日)東京・新大久保 スタジオ・ヴィルトゥオージ 19時開演
5月30日(月)愛知・豊田 珈琲香房 楽風(らふ) 19時開演
5月31日(火)愛知・豊田 森の響(もりのおと) 昼の部14時開演 夜の部18時半開演
-ファドはカッコイイ-
それを実現できる最高のメンバーが揃いました。
ジプシージャズを得意とし、全国を駆け回る人気バイオリニスト高橋誠。
フォローできる音楽はノージャンル、どんなシーンでも寄り添うポルトガルギターリスト上川保。
息を合わせて10年来、ポルトガル修業も共にしたギターリスト水谷和大。
そして、あなた!
このキャラバンに乗り込みに来てください。
私が西の果てへお連れします。
旅のさなか、涙も怒りも喜びも様々あることでしょう、どうか見届けて下さい。
弦と弦に抱かれて、まもなく出発です。
さぁ、キャラバンへ!
Até logo!!
Posted in 日記 | Comments Closed
演出家の蜷川幸雄さんが旅立ってしまいました・・・。
今から15年前、演劇大学の授業と修了公演で思いっきり叩いていただきました。本当にありがとうございました。
自分の肌に叩き込まれた蜷川さんの怒鳴り声、その時委縮した自分、負けてたまるかと鼓舞した自分。
あの稽古・千秋楽から随分経つのですが、一瞬で全身があの時に戻るような感覚でした。
ノイローゼになるかと思った稽古期間、
でも本番の幕が下りると、舞台裏で私たちを笑顔で迎えて「よし!」と言ってくださいました。
「きつかっただろ?蜷川のハンコを押すんだから、手は抜かなかったよ」とも。
「鉄は熱いうちに叩かなきゃいけない、こっちが燃えてるんだからお前らも燃えろ!」
稽古場で飛ばした檄は愛でした。ただただ愛情深い方でした。
相手が誰であろうと蜷川さんは本気で仕事をしてくださいました。
惜しみなく全てを見せてくださった素晴らしい方でした。
その後蜷川さんの演出作品を観に行ったとき、すごく優しく迎えてくださいました。あの時のこと忘れられません。
「お前ら、世界に嫉妬しろ!」
今思い起こせば、私がポルトガルへ渡ることを即決できたのは、この言葉が脳裏に焼き付いていたからです。
まだ鮮明に鳴り響く蜷川さんの怒号に、今一度自分を問い直さなければと、反省と感謝の思いです。
私は蜷川さんが関わったものすごい数の演劇人の中のただの一人でしたが、その熱さは今も歌にも生かされています。
津森久美子
Posted in 日記 | No Comments »
GW最終日、5月8日(日)に新宿の「ル・タン」でファドライブでした。
ポルトガルギターは飯泉昌宏さん。
そして、店内を飾るのは日本を代表するイラストレーター宇野亜喜良さんの直筆壁画。
この世界の中で様々な感情を歌えたことは私には嬉しい時間でした。
宇野さんは故・寺山修二さんの「天井桟敷」作品、劇団新宿梁山泊作品のポスターなどを多数手掛けています。
演劇出身の私には本当に光栄でした。
この絵に心の奥底を揺さぶられたような気がします。
伝統のフレーズと即興と、自在にくりだす飯泉さんのポルトガルギター。
このグルーヴが一気にリスボンの香りに会場を包みます。
直筆壁画とのコラボレーションを、いつも撮影してくださる那波智彦さんが素敵におさめてくださいました。
この日はポートワインや、ポルトガルワインも登場。
スッキリおいしいヴィーニョ・ヴェルデ「カザル・ガルシア」は大好評!
私が憧れてきたアングラの香り残る新宿にこうやって携わることが出来て幸せでした。
「ル・タン」でのファドライブ、また次回をお楽しみに。
ありがとうございました。
Até logo!
Posted in 日記 | Comments Closed
5月8日(日)はポルトガルギター奏者・飯泉昌宏さんとのデュオLIVEです!
私もギターを抱えて歌います。
会場は新宿「ル・タン」。
日本を代表するイラストレーター宇野亜喜良さんの直筆壁画がある特別な空間です。
ここにはファドが似合うと初めて行ったときに確信しました。
もちろんマイクも使いません。
飯泉さんのポルトガルギターは本場の香りと、情熱が詰まった音です、
私はこの声でどれだけ掛け合えるか、緊張とワクワクでいっぱいです。
◆5月8日(日)新宿「ル・タン」17:00開場 18:00開演
予約3000円(1drink付き) 当日3500円(1drink付き)
+2000円で1プレートおつまみセットご用意できます(要予約)
出演 津森久美子(歌・ギター) 飯泉昌宏(ポルトガルギター)
会場「Le Temps(ル・タン)」03-3351-9099
東京都新宿区新宿3-31-5 ペガサス館B1 「新宿三丁目」駅A1・A5出口から徒歩1分
良き文化が伝わる新宿の隠れ家「ル・タン」へどうぞお越しくださいませ。
地下の扉の向こうでお待ちしております。
Até logo!
Posted in 日記 | Comments Closed
時々ポルトガルの記事翻訳をすることがありますので、ご紹介します。
A MAIS ANTIGA GARRAFA DE VINHO DO MUNDO É DA MADEIRA (2016,3,7)
「世界最古のワインはマデイラ島のワインだった」
考古学チームが世界で最も古いワイン瓶を発見した。
それはマデイラ島からやってきたもの。良い状態で中身が密閉されたまま保存されていた。
年代はおよそ1679年で、考古学チームがロンドン塔の発掘の際、17世紀のイギリス軍のワインセラーを発見した。
新たに発見されたこの17世紀のボトルは、1600年の初期または70年代半ばに収穫されたブドウで作られ、その後カリブ海の英国コロニーにマデイラ島から出荷されて、大西洋、イングランドを渡って、あとで返された可能性が高い。
17世紀の「マデイラ島のワイン」は今日のように酒精強化されていなかった(ブランデーを加えない)。
おそらく所有者がボトルを味見したが、味が気に入らず脇に置いたのであろう。
何故これがわかるかというと、中身がほぼ入った同じブドウのオープンボトルが、密閉されたボトルの横にもう一本あったからだ。
ワインはイングランドの主要砲台の所蔵だった、王室のロンドン塔の砲台だ。
17世紀の70年代に取り壊され、次の十年に再建された。
取り壊しの間、セラーは使用禁止で土に埋もれた。二本のボトルはここに放置され、今日まで残ったのだ。
もともとこのマデイラ島のワインは、およそ10または12パーセントのアルコールと非常に低い糖度だったと思われる。
しかし320年後、アルコール濃度は6%に下がった、それでもその味わいは変わっていないように見える。
*訳注
現在の「マデイラワイン」という言葉は、1700年代中盤以降に酒精強化された製法のマデイラ島のワインを指す。
もともと火山島であるマデイラ島の地質や気候条件でできたブドウで作るワインは、酒精強化をしなくても熱や揺れにかなり耐えられるものであった。
1679年当時は酒精強化されていない「マデイラ島のワイン」で酒精強化をする「マデイラワイン」とは決定的な違いがある。
そのため、文中では「マデイラ島のワイン」として区別している。
訳:津森久美子
マデイラワイン知識監修:鈴木勝宏(マデイラワイン専門店「レアンドロ」オーナー)
———————————————————————————————————————————–
この内容について、もっと知りたい方は大塚にあるマデイラワイン専門店「レアンドロ」へお出かけください。
マスターが熱く熱く話してくださいます。もちろん美味しいマデイラワインもお手頃価格で楽しめます。
Até logo!
Posted in 日記, 翻訳シリーズ | Comments Closed
またまた嬉し涙してしまうお便りが「さぬきの国」から届きました。
香川県の生徒さんがファドライブを行い、その様子を報告して下さいました。
Parabéns!!! おめでとうございます!!
もうもうっ、嬉しすぎてお祭り騒ぎしてしまいました。
今回はファドとフォルクローレを半々のプログラムで組まれたそうです。
お二人ともお人柄がとっても優しいんです。
音源も聞かせてもらったんですが、あったかい気持ちに包まれました。
前述通りフォルクローレをされているお二人、ある時からファドに夢中になり、私のレッスンにたどり着いたとのこと。
昨年は大阪のFado Vadio(発表会)にもご参加くださいました。
(昨年秋の大阪発表会Fado Vadio@中崎町Tina Lente)
(大阪発表会 IさんとNさんにしか出せない世界)
こうやってファドを楽しんでくださる方が増えていることを、本当に嬉しく思います。
これからも歌っていってくださいね。
心からの拍手を送ります。
Parabéns, até logo!!
Posted in 日記, 津森久美子ファド教室 | Comments Closed
写真で残る演奏の想い出もたくさんありますが、絵でいただくこともあります。
この3人は本当にこんな感じ。旅演奏もこんな感じの珍道中。
上川さんと水谷さんと、いつも楽しいです。
長崎のKatsuさま、すごい!ありがとうございます。
Até logo!
Posted in 日記 | No Comments »
初夏のあたたかさがやってくると、細胞がポルトガル滞在の感覚に代わる時がよくあります。
あぁ、飛んでいきたい。
この写真が大好き。3rdアルバムのブックレットにも入っている写真です。
メールで師匠といつも言う
「離れているけど心は一緒、いつだって共にFadoを奏でている」
私にはいつも師匠アントニオ・パレイラのポルトガルギターと、ギリェルメさんのギターが鳴っています。
Até sempre!
Posted in 日記 | No Comments »
メールが受信できない不具合がございましたが、さきほど復旧いたしました。
ご迷惑をおかけいたしました。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
オフィス フロール 津森久美子
Posted in 日記 | No Comments »