3月26日(土)の弾き語りソロコンサート「ポルトガル -人々の歌-」、
おかげさまで満員御礼で終了しました。ありがとうございました。
3月16-27日に開催された藤原暢子写真展「北へ VI」期間中企画として
お誘いを受けて歌わせてもらいました。
「やっぱり直接会って、生の音だね!」
「こんな機会を心待ちにしていた!」
そんなお声がお客様から飛び交いました。
皆さん、我慢していたんですね、私も心からそう思いましたよぉ!
コンサート冒頭は暢子ちゃんの吹くバクパイプでポルトガル北東部へワープ!
写真展の舞台であるコンスタンティン村を含む
北東部地域の踊り「ピンガッチョ」からスタート。
ミランダ語で歌われる曲で、今回暢子ちゃんからリクエストをいただき歌いました。
ドーンと体で感じるバグパイプの独特の大きな音、
地域のお祭りや行事に欠かせない楽器です。
このポルトガルバグパイプを吹けるのも、持っているのも、
日本で暢子ちゃんだけじゃないかしら。
そのあとは労働歌や民謡、ポップス、そしてファドを歌いながら南下していくプログラム。
たくさんの写真を見ながら、
「次は恋する若い娘を心配して声をかける歌なんですが・・・、
こんな可愛いおばあちゃんが出てきそう。」
なんて、歌にぴったりな写真を皆さんと見つけて想像を膨らますのが楽しかったです。
暢子ちゃんの写真はその地の文化だけでなく、
そこで生きる人たちの素敵な表情がたくさんあって愛しい。
写真からも伝わるポルトガル人の人懐っこさに寄り添って
市井の人の歌を演奏していきました。
四宮信隆 日本ポルトガル協会会長(元ポルトガル駐箚特命大使)も
駆けつけてくださいました。ありがとうございました。
「ポルトガルの一番の魅力はポルトガル人」、
会長のお言葉に皆で「そう!!」と目を輝かせてお喋りも弾みました。
ポルトガル北部といえばこの人、藤原暢子さん!
今回ラブコールをいただき、ご一緒出来たことで、
意欲的に新たな一歩が踏み出せました。
私の日本語訳詞作品も色々用意、前夜まで書き直してしまうほど夢中でした。
一緒に新しい挑戦をしましょう、と声をかけてくれた暢子ちゃんのおかげです。
仲間は宝、本当にありがとうございました。
このコラボレーション企画、またやる予定です。
ご期待下さい。
Até logo!
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おかげさまでご予約満席となりました。
3/26(土)ソロコンサート「ポルトガル-人々の歌-」
(藤原暢子写真展「北へ VI」期間中企画)
今日は暢子さんの写真展示が始まった両国「フリースペース緑壱」へ。
北部ポルトガルの旅気分を味わいながら打ち合わせをしてきました。
暢子さんの大好きな村の人たちの話もうかがいながら
コンサート進行を考えていきました。
テレビではとりあげられない「奥深いポルトガルの魅力」を
写真とお届けします。
Até logo!
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娘ちゃんと三度目の雛祭り、楽しかった。
実家からやってきた私の七段飾りも20年以上ぶりに飾りました。
私も無事に育ち、こうやって歌えています。
両親と、雛人形を送ってくれた亡き祖父たちに感謝。
今年はカップ寿司に挑戦、プリンの入っていた器が大変身。
娘ちゃんが目を輝かせた長崎名物「桃カステラ」。
演奏でお世話になっている長崎の老舗「松翁軒」さんの逸品です。
九州での演奏企画の恩人が毎年送って下さる雛祭りのお菓子です。
お雛様をはじめは恐がった娘ちゃん、
ぬいぐるみをまず並べて慣れるところからでした。
半月ほど飾る間にお雛様ともすっかり仲良くなって話しかけるように。
明日箱にしまう時はどんな会話になるかしら?
すくすく育ってちょうだいね、娘ちゃん。
Feliz Dia das Meninas!
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ポルトガル語は難しい・・・
自分の血肉の言葉として歌うために、
原語を習得し、人と交流し、文化を学び、
現地の音、風、香りを肌で感じる。
これは表現者として重要です。
そして、歌いたい人のためには
日本語で歌えることも非常に大事な問題。
原語と日本語、どちらが良い、悪いではなく。
自分の日本語歌詞作品は多くないのですが、
納得できたものだけを歌っています。
ずっとずっと悩み挑戦しているテーマです。
カルチャー教室などで、半分日本語で歌うものを用意したいと思うのですが、
単純に訳して歌えばいいわけではないので、
日本語歌詞作品が出来上がるまで、ものすごく時間がかかります。
時間をかけたからといって良いとも限りません。
韻やアクセントなど、原詩に近い日本語を選んだり、
日本語としても美しいものを求めたり、
試行錯誤の日々です。
今日は結論も何もないのですが、
地道に書いているというお話でした。
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キャスティングリレー「つるかめ企画の月一おめでタイム」電話ゲスト出演しました。
2016年にポルトガル関連舞台作品で共演した素敵な女優さんお二人と
ファドやポルトガル、私自身のことなどをお話しております。
↑動画中盤【1:08:15】あたりから津森登場
(YouTube配信では曲は流れません、ご了承下さい)
パーソナリティ:宮崎優里(つるかめ企画)
アシスタント:桑原なお
ゲスト:津森久美子
楽しかった~、皆さま、ありがとうございました!
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8日は、グループレッスン講座「ありのままファドを歌う」
よみうりカルチャーの横浜校(午前)と荻窪校(午後)でした。
感染対策で両校とも、ダンスレッスン用の広い教室を使用し、
受講者さんの間隔もしっかりとって講座を続けています。
朝、横浜校に着いて廊下を歩くと和室の教室から
三味線と笛に合わせた歌が聞こえてきます。
これがもう、なんて心を豊かにしてくれることか・・・!!
和室前で少々立ち止まって深呼吸して、
心を潤わせてから自分の講座教室へ向かっています。
三味線教室の皆さま、ありがとうございます!!!
さて、1月期最初の課題曲は
「Vielas de Alfama(アルファマの路地)」。
ファドの三大聖地のひとつ「アルファーマ」に心奪われる歌です。
~月明かりに照らされた街アルファーマ
ここにファドと共に住むことが出来たなら~
と歌います。
マイナー調で暗くなりがちなので、
「あの石畳がいいのよねぇ・・・」
「また行きたいわぁ」
「ファドを聴きに行ってみたいなぁ」
そんな憧れのため息をつくように歌ってみましょう、
とご提案したところ、歌に艶が出て、
とても素敵になっていきました。
次回からの課題曲は「Senhora da Nazaré(ナザレのマリア)」です。
漁師町ナザレで人生の波と、漁での海の波を重ね、
街のシンボルである教会「ナザレのマリア」に祈る美しい歌です。
参考音源は、私が一番好きな男性ファド歌手ジョゼ・マヌエル・バレットさん。
リスボン修業時代にたくさんのことを教えてくれました。
さりげない振る舞いから分かる伴奏者への敬意、
引き算の歌い方、
ファドの粋な部分を、間近で魅せて、時に解説してくださいました。
譜面を作りながらバレットさんの音源を聴いていますが、
聴けば聴くほど胸にこみあげるものがあります。
私も皆さんと改めて学び取りたいと思います。
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今年の節分は小さな鬼さんも遊びに来ました。
豆は投げずに仲良くなってしまいました。
ポルトガル語で「鬼は外 福は内」はこう言います。
Diabretes fora, Fortuna dentro!
鬼は外:ディアブレーテシュ フォーラ!
福は内:フォルトゥーラ デーントロ!
ポルトガルでもらって来た縁起物マンジェリコ(バジルの一種)のかぶり物が
鬼さんのアフロにも大活躍な我が家でした。
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12月26日、ツアーもいよいよ最終公演。
早朝、羽田空港から鹿児島空港へとびました。
そこからバスで人吉までの旅路、いろいろ楽しいことがありました。
(雪が舞う鹿児島空港、足湯で生き返る)
そうそう、飛行機でお隣になった方が人吉に縁ある方で、
とても親切にしてくださり、コンサートにまで足をお運びくださいました。
旅は道連れです。
ポルトガルから伝わったカード遊びウンスンカルタの保存会も手掛ける
お茶の名店「立山商店」さんをはじめとした
鍛冶屋町通りの街並み保存と活性化を計る会、
人吉国際交流協会(人吉市役所内)のご協力のもと、
公演を行うことができました。
会場はかつての酒蔵をイベント会場にした「街蔵」。
リスボンの古い一角を訪れたような雰囲気でした。
こちらは2年前の水害後に、復興の場となることを目指して
様々なイベントを行っている場所だそうです。
人吉球磨三日月とポルトガルカラーを照明さんが演出してくださいました。
この日は人吉も雪が舞う寒さでしたが、
たくさんのお客様が足を運んで下さいました。
また小さなお子さんの姿も多くあり、
音や詩に耳を傾けてくださったことが、
とても愛しく、力になりました。
再び人吉へ来られて良かった!!!
コロナ禍の2年間、どうしようもない息苦しさで無意識に毎日辛かった。
それをこのツアーが吹き飛ばしました。
仲間と各地で演奏し、深めて行けたことが糧となります。
これを書いている2月はまた感染者の増大で
イベントキャンセルが続いていますが、
このツアーがくれた力、お客様、関係者の言葉や笑顔が
心を支えていると実感しています。
最後に、企画者で全伴奏とブッキング、
諸々手続きを奮闘してくれたギタリストの水谷和大さん、
本当にありがとう、お疲れ様でした!
Até logo!
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2月なのに、クリスマスケーキ!?ってな話ですが、
12月ファド模様レポートの一つです。
クリスマス直前に遠征があったため、
クリスマスの準備も終えて旅にでるという、
歌う以外の大仕事もありまして、自分でもよくやったと褒めたい(笑)
事前にイチゴなどを買い出しし、鶏の唐揚げも味を付けて仕込んで冷凍、
そして飛行機に乗って、松山・長崎をまわり、
24日の昼に東京に戻って、娘を迎えに行ったらクリスマスパーティー!
という大ツアーでした。
イチゴをのせて、娘はとっても嬉しかったようです。
よかったわぁ。
そして、また娘と夫の食事を作って冷凍し、
26日早朝、熊本県人吉市「ファド模様」最終公演に飛んだのでした。
Até logo!
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昨年12月23日、お昼の「史跡 出島」演奏を終えて、
カステラの老舗「松翁軒」(しょうおうけん)さん本店での夜公演へ。
異国情緒あふれる2階の喫茶室セヴィリアで演奏です。
たくさんのお客様にお越しいただきました。
ポルトガルギター山本真也(左) ギター水谷和大(右)
ファドのショールを飾るとまさにリスボンのよう。
向かって右手の通りから聞こえる路面電車の音が
デュオでは高柳卓也さんと「このおかしな人生」を披露。
ファドを歌うことで、自分が想像もしなかった道を歩み、
とまどいつつも、歌う覚悟をしてゆく心の葛藤を描いています。
(今回長崎公演を共催してくださったナガサキポルトガルシルシル塾の山口さんと)
私たちはファドを奏でることで、旅をし、たくさんの人と出会い、
想像しなかった景色を見ることが叶っています。
まさにこの歌のようなのです。ありがとうございました。
演奏会場を提供してくださり、篤いサポートをしてくださった
松翁軒11代目山口喜三社長ファミリーとお疲れ様会でパチリ。
私もこちらのカステラが大好き、
結婚で夫家族と初めて会うときの手土産は
迷わずこちらのカステラにした思い出も。
手作りにこだわる1681年創業の老舗中の老舗。
味はもちろんのこと、お菓子作りの背景にある文化、
お客様へのおもてなし、創業三百余年の伝統と誠意が素晴しいお店。
そんな場所で演奏させていただることは喜びです。
また来られるようにカステラをたくさん食べて練習を重ねてきます!
ということで、たくさん買って帰りました。
娘も大好物♪
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