アルカンタラのファドの夜
- 2013.06.29
昨夜はアルカンタラにあるバー「Retiro de Baco」でのファドの夜に参加しました。
この場所は昔王族が海岸につないだ船から馬を連れて通ったトンネルで、300年以上前の姿がそのまま残っているバーなのです。
木曜日はファドの日で、地元の人が中心のファドの夜です。
今回のレコーディングでエンジニアを務めてくださったEurico Machadoさんがこの夜のポルトガルギター奏者でした。
心ある演奏を追及する彼の姿勢がとても好きです。
私以外は皆ポルトガル人で、夜中3時頃まで続きました。
10代の若い女の子たちが数人、純粋にファドが好きで歌っていた姿が印象深く、現代のファドの姿も少し垣間見ることができました。
聴いていると、それぞれにお手本にしているファド歌手がやはりMarizaやCarminhoの若手人気歌手だとわかります。
その憧れの想いがとても胸にキュンときました。
この「真似」から彼女たちそれぞれの表現へ変わっていく姿をポルトガルギターのEuricoさんは期待したいと言っていました。
私も、彼女たちの今後が楽しみです。もちろん私も頑張らなくっちゃね!
Até logo!