歌にぴったりな写真を見つけて
- 2022.03.28
3月26日(土)の弾き語りソロコンサート「ポルトガル -人々の歌-」、
おかげさまで満員御礼で終了しました。ありがとうございました。
3月16-27日に開催された藤原暢子写真展「北へ VI」期間中企画として
お誘いを受けて歌わせてもらいました。
「やっぱり直接会って、生の音だね!」
「こんな機会を心待ちにしていた!」
そんなお声がお客様から飛び交いました。
皆さん、我慢していたんですね、私も心からそう思いましたよぉ!
コンサート冒頭は暢子ちゃんの吹くバクパイプでポルトガル北東部へワープ!
写真展の舞台であるコンスタンティン村を含む
北東部地域の踊り「ピンガッチョ」からスタート。
ミランダ語で歌われる曲で、今回暢子ちゃんからリクエストをいただき歌いました。
ドーンと体で感じるバグパイプの独特の大きな音、
地域のお祭りや行事に欠かせない楽器です。
このポルトガルバグパイプを吹けるのも、持っているのも、
日本で暢子ちゃんだけじゃないかしら。
そのあとは労働歌や民謡、ポップス、そしてファドを歌いながら南下していくプログラム。
たくさんの写真を見ながら、
「次は恋する若い娘を心配して声をかける歌なんですが・・・、
こんな可愛いおばあちゃんが出てきそう。」
なんて、歌にぴったりな写真を皆さんと見つけて想像を膨らますのが楽しかったです。
暢子ちゃんの写真はその地の文化だけでなく、
そこで生きる人たちの素敵な表情がたくさんあって愛しい。
写真からも伝わるポルトガル人の人懐っこさに寄り添って
市井の人の歌を演奏していきました。
四宮信隆 日本ポルトガル協会会長(元ポルトガル駐箚特命大使)も
駆けつけてくださいました。ありがとうございました。
「ポルトガルの一番の魅力はポルトガル人」、
会長のお言葉に皆で「そう!!」と目を輝かせてお喋りも弾みました。
ポルトガル北部といえばこの人、藤原暢子さん!
今回ラブコールをいただき、ご一緒出来たことで、
意欲的に新たな一歩が踏み出せました。
私の日本語訳詞作品も色々用意、前夜まで書き直してしまうほど夢中でした。
一緒に新しい挑戦をしましょう、と声をかけてくれた暢子ちゃんのおかげです。
仲間は宝、本当にありがとうございました。
このコラボレーション企画、またやる予定です。
ご期待下さい。
Até logo!