ツアー「道」レポート 3日目 イベリア半島文化の愛 テアトロルセロ
- 2017.06.27
6月4日(日)ツアー3日目は大阪・池田市「テアトロ・ルセロ」
こちらも満席御礼のお客様となりました、ありがとうございました。
ここでは、タイトル曲である「道」がお客様の気持ちを受けて、
さらに育てられてゆく感覚を味わいました。
会場がご厚意でマデイラワインとチョコレートの販売も低価格で行ってくださいました。
フラメンコスタジオを併設するホール管理人の皆様はフラメンコダンサーやギタリストでもあるのですが、
「海外からアーティストを呼んで公演を行う大変さはよくわかる、津森さんを応援したい」と
マデイラワインの販売を申し出てくださいました。
もう、涙がでてしまうほど嬉しかったです。ありがとうございました。
おかげさまで、よりファドに酔っていただける環境になりました。
(フラメンコ教室「スタジオ・ミゲロン」がホールの2階にあります、
スペイン人ギタリストのミゲロンさんとフラメンコダンサーの兼子八重子さんが主催)
さて公演についてですが、以下、お客様からの感想でご紹介します。
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ポルトガルギターの名手セルジオ・コスタさんを迎えて、
津森さんが、心情あふれるファドの世界に誘う。。
前回より、格段に声も表現力もパワーアップされていました!
ファドの詩、声、しぐさ、そしてポルトガルギターが醸し出す場。
客席は、沈黙状態になるほど、ステージにのめり込んでいる。
ポルトガル・マディラワインの深い甘さも相乗効果。。
日本人歌手として一人、ポルトガルで苦悩して歩んできた〔道〕。
彼女の人生の重みを、今回はライブで感じ取る事が出来ました。
セルジオさんとの偶然の出会いが重なり、
「是非!日本に来て皆さんに聴いて貰いたい!」
という溢れる熱意で、津森さんを信じての初来日。
彼のポルトガルギターの、フレージングの精妙さ。凄い。
ポロポロこぼれるような音の震え、嘆き、優しさ。
力まずにサラリと超絶技巧を奏でられ、言葉が無いほど素晴らしい!
しかも、この日はポルトガルギターが二人という幸運な日でした。
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終演後、偉大なるファド歌手 故アマーリア・ロドリゲスの感謝のポーズ。
これもセルジオさんアイデア☆彡
ご来場の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました!
我が故郷、大阪公演はこれにて終了。
大阪で共演した上川さんやヤノさん、生徒さんたちの気持ちも連れて、
翌日から3人の旅が始まります。
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