7月8日(土)は一年ぶりにヴィラモウラ銀座本店の
ファドイベント「ファドに魅せられて」に出演させていただきました。
ファド歌手 高柳卓也さんとポルトガルギター月本一史さん。
ギターは小川皓史(昼の部)さんと金子しゅんのすけさん(夜の部)。
圧巻の光景 メインディッシュ「イベリコ豚のロースト」
シェフが愛情をこめて準備中。
たくさんのお客さまと想いを共有できるファドの時間となり光栄でした。
銀座本店スタッフの皆様、ありがとうございました。
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6月10日(土)ついにツアー最終公演、東京・四ツ谷「マヌエル・カーザ・デ・ファド」です。
ここで10年以上前、ポルトガル人演奏家たちの来日公演を何度も聴かせてもらって勉強し、
その後レギュラー演奏をさせていただくようになりました。私にとって大切な場所です。
「津森さんのホームグランドですよ」と言ってくださるマヌエル四ツ谷店、
「いつかここでポルトガル人演奏家とライブをしたい」
願ってきたその夢がついに叶いました。ツアー最終日は必ずここで、と組みました。
私が歌い始めた頃このお店で働いていたスタッフさんたちの何人かは、
今ポルトガルの専門家になり、共にポルトガル文化の担い手として歩んでいます。
ポルトガル愛が詰まった場所、セルジオさんはそれを何も言わなくても感じ取って
「いいお店だ」と最後まで最高の心で弾いてくれました。水谷さんのギターも最高だった。
ツアーにお越しくださった皆様、本当にありがとうございました!
私の「道 Caminho」はこれからも続きます。
おまけ 翌日の観光スカイツリー
「また、すぐにね!」
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6月10日(土)はまたひとつ夢が叶った日でした。
セルジオさん&水谷さん伴奏による東京ファド教室発表会。
現地Fado Vadio形式で、歌いたい人が集うファドの場です。
リハーサルなし、ぶっつけ本番です。
事前に何回繰り返すなど言わず、歌でギタリストとコミュニケーションを
交わしながら気持ちと気持ちで奏でます。
会場はマデイラワインバー「レアンドロ」鈴木マスターに見守られて。
ブレイクのタイミングは信頼の中で成り立ちます。
何拍のばすのかは決めません。その時の感覚、お客さんの状態などなど、
歌い手とギタリストの気持ちが合うタイミングで決まります。
これぞファドの醍醐味!皆さんそれぞれの間合いが生まれました。
レアンドロ特製「ビファーナ(ポルトガル名物豚サンド)」が発表会ランチ。
現地式ですので、マデイラワインとカフェ付で。
皆さん良いファドをありがとうございました、お疲れ様でした!
津森久美子ファド教室では歌いたい人をお待ちしております。
詳しくは「こちら」へ
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ポルトガルナショナルデーレセプション演奏後に新宿へ。
セルジオさんとポルトガルで交流のあるファド歌手高柳卓也さん、
同じくポルトガルギター奏者の飯泉昌宏さんに駆けつけていただき、ファド演奏者の集い!
「日本で会えるなんてね!」たくさん話して笑って、とても楽しかった。
人生にとって大切な時間。今度はポルトガルで集いましょう!!
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6月9日はポルトガル大使館主催の「ナショナルデーレセプション」で歌わせていただきました。
偉大な詩人ルイス・デ・カモンエスの命日6月10日がポルトガルのナショナルデーです。
大使ご夫妻、大使館の皆様、ポルトガル関係の皆様と交流するひと時。
この場で歌わせていただき大変光栄でした、ありがとうございました。
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6月8日(木)は私にとって日本で初めてのホールコンサートでした。
ステージの石畳がお客様を迎えます。
バラと歌う
セルジオさんに感謝をこめて
心を鳴らす その瞬間の気持ちを 人生を歌にする ファドにする
このツアーで一緒に過ごして分かち合ったこと、演奏できる喜び、話が尽きません。
終演後にお客様からうかがったのは「広いホールでも3人の気持ちが溢れて伝わってきたよ」
「3人が喜びにあふれていて、もっと聴いていたくなった」という言葉。
この微笑みのとおりです。
最後はマイクを外して
ステージの一番前に腰かけて弾きます。
客席から聞こえる優しい合唱、こちらの気持ち、お客様の気持ちが交わされる瞬間。
ファドの愛に溢れた時間。
アンコール、インストルメンタル。魂をぶつけ合うギターバトル。
信頼し合うセルジオさんと水谷さんだから出来た音楽の極み。
覚悟を決めて行ったツアー「道」、終演後に皆さんが私を囲んで言ってくれた言葉に
涙が止まらないお見送りでした。
「やっぱり覚悟だね、染み込んだよ。『道』の歌が本当に良かった!」
本音で語った言葉、声、私のファドになりました。
ご来場くださった皆様、共に気持ちを抱きしめて下さって、本当にありがとうございました!!
また、私を支えてくれたスタッフチームの皆さん、心から感謝します。
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ツアーは東京へ、この日の演奏はポルトガル大使公邸です。
今回のツアーはポルトガル大使館も共催してくださっています。
大使夫人主催の素敵な昼食会にて演奏させていただきました。
お客様は日本在住の外国の皆様と、日本の皆様が半々くらい。
日本語と英語、ポルトガル語が飛び交い国際交流な演奏会に。
詞の意味を理解し感じる心は世界共通、とてもあったかいファドの時間となりました。
そして後半は、お料理上手の大使夫人のポルトガル料理!
夫人のお料理はやっぱり美味しくて、優しい味でした。
大使夫人はいつも「クミコ、ポルトガル料理好きでしょう?たくさん召し上がれ」
とおっしゃって下さるんです。
3人とも幸せに浸りました、ありがとうございます。
おまけ「セルジオ侍」in 我が家
もっと写真撮ったのに、セルジオさんのセレクトはこの表情(笑)
セルジオさんは姿勢もいいので本当に似合いました。着付けし甲斐があったわぁ。
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6月6日は大阪から移動して愛知・日進「森の響(もりのおと)」満席御礼の昼夜2公演でした。
美しい森の中で、皆さんと気持ちを共有できるファドの時間となりました。
歌詞の意味を理解し、真剣に心をかたむけて聴いてくれるお客様に、
セルジオさんは「幸せに思う、ありがとう」と何度も繰り返していました。
会場も自然豊かな森のステージ、到着後「なんて贅沢」としばし森を見つめるセルジオさん&水谷さん。
昼公演終了後、ここでは欠かせないコーヒータイム。
マスター淹れるコーヒーは絶品なのです、無類のコーヒー好きのセルジオさんも大満足。
そして、楽屋でも終わらないファド研究。
惜しみ無く、良きファドを奏でようといろんな手合いを弾き、歌い続けました。
本番も大事なのだけど、この時間が私たちの人生の糧になると確信しています。
心と技術を繋げる、感じる、これができる人はなかなかいません。
セルジオさんは真の音楽家です。
「カズオは心がある、だから伝えられる。誰にでも言うことじゃない」とセルジオさん。
何度も泣きそうになる。
昨秋リスボンで私にもそんな話をしてくれて泣きました、ツアーをやろうと決めたのは、こんなセルジオさんの人柄があったからでした。
チームワークもすごく良くなってきたツアー中盤でした。
お客様からいただいたお言葉をご紹介します。
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聞きしに勝るセルジオさんの超絶技巧、負けじと懸命に掛け合う水谷さん。
そして今までにましてのびやかに、ひときわ艶やかに響き渡る津森さんの歌声。
どれもが素晴らしく、またラストは客席の皆さんも一体となった盛り上がり・・・
本場リスボンでも味わったコトのないエキサイティングな時間を過ごすことが出来ました。
幸せです、Muito Obrigada♪
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こちらこそ、ありがとうございます!
「クミコを見つめるポーズ」(セルジオさん案)
感覚はポルトガルにいるときのようになってきましたが、やっぱりこれは照れた(笑)
お越しくださった愛知の皆様、お力を貸してくださった森の響の皆様、ありがとうございました。
東京公演に続く。
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セルジオさん in 伏見稲荷。
大阪3公演を終えて6月5日はオフ、ということで水谷さんと3人で観光してきました。
自然が大好きなセルジオさんにぴったりと思って伏見稲荷へお連れしたらとっても喜んでくれました。
途中から山登り状態で、
「観光はここまで、ここからはチャンピオンを目指して登る!」と笑いながら歩き続けたセルジオさん。
竹林の中で深呼吸、「なんて、気持ちいい。ポルトガルと違う山の香りだ」
と五感で楽しんでもらえて良かった。
愛知公演を前にリフレッシュ、これもツアーの楽しみです。
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6月4日(日)ツアー3日目は大阪・池田市「テアトロ・ルセロ」
こちらも満席御礼のお客様となりました、ありがとうございました。
ここでは、タイトル曲である「道」がお客様の気持ちを受けて、
さらに育てられてゆく感覚を味わいました。
会場がご厚意でマデイラワインとチョコレートの販売も低価格で行ってくださいました。
フラメンコスタジオを併設するホール管理人の皆様はフラメンコダンサーやギタリストでもあるのですが、
「海外からアーティストを呼んで公演を行う大変さはよくわかる、津森さんを応援したい」と
マデイラワインの販売を申し出てくださいました。
もう、涙がでてしまうほど嬉しかったです。ありがとうございました。
おかげさまで、よりファドに酔っていただける環境になりました。
(フラメンコ教室「スタジオ・ミゲロン」がホールの2階にあります、
スペイン人ギタリストのミゲロンさんとフラメンコダンサーの兼子八重子さんが主催)
さて公演についてですが、以下、お客様からの感想でご紹介します。
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ポルトガルギターの名手セルジオ・コスタさんを迎えて、
津森さんが、心情あふれるファドの世界に誘う。。
前回より、格段に声も表現力もパワーアップされていました!
ファドの詩、声、しぐさ、そしてポルトガルギターが醸し出す場。
客席は、沈黙状態になるほど、ステージにのめり込んでいる。
ポルトガル・マディラワインの深い甘さも相乗効果。。
日本人歌手として一人、ポルトガルで苦悩して歩んできた〔道〕。
彼女の人生の重みを、今回はライブで感じ取る事が出来ました。
セルジオさんとの偶然の出会いが重なり、
「是非!日本に来て皆さんに聴いて貰いたい!」
という溢れる熱意で、津森さんを信じての初来日。
彼のポルトガルギターの、フレージングの精妙さ。凄い。
ポロポロこぼれるような音の震え、嘆き、優しさ。
力まずにサラリと超絶技巧を奏でられ、言葉が無いほど素晴らしい!
しかも、この日はポルトガルギターが二人という幸運な日でした。
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終演後、偉大なるファド歌手 故アマーリア・ロドリゲスの感謝のポーズ。
これもセルジオさんアイデア☆彡
ご来場の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました!
我が故郷、大阪公演はこれにて終了。
大阪で共演した上川さんやヤノさん、生徒さんたちの気持ちも連れて、
翌日から3人の旅が始まります。
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