最近、私を四つ葉のクローバーに例えてくれた人が居ました。
ピアニスト、ジュリオ・レゼンデのマネージャーさんです。
先日のコンサート後に、写真と共に彼女のSNSにこう書いてありました。
” nunca tropeçaram em trevos de quatro folhas? ”
(四つ葉のクローバーにつまづいたことある?)
「つまづく!?」この意味がわからなくて、その後忙しかったのもあってそのままでした。
ネイティヴのポルトガル語の先生に今日聞いてみたら、
「つまづくと書いてあるけど『え?こんなところに!?』ってびっくりして二度見するみたいなニュアンス。」
とのこと。
表現の仕方って国それぞれ、とっても面白い。(彼女独特の言い方かもしれませんが)
ポルトガルでも四つ葉のクローバーは「グッドラック(Boa Sorte)」の意味、
いわし(Sardinha)やツバメ(Andorinha)と並ぶラッキーアイテム。
遠い異国に四つ葉のクローバーがあったよって彼女は思ってくれたみたい。
誰かにこんな風に言ってもらえるのはとってもとっても幸せなことです。
半年近くマネージャーとは公演へ向けてやりとりをしてきました。
実際に日本で顔を合わせたコンサート前日、「大丈夫」とお互い思えたのは間違いありませんでした。
と言うわけで、思わずポルトガルで買った四つ葉のクローバのピンバッチをひっぱり出してきちゃった。
ずっとこのコンサートの話題で恐縮ですが、本当に私に大きな大きな変化を終了後ももたらしてくれました。
身体も心もまだめまぐるしく化学変化を続けていて、次のプランへどう進むか今までと違ってきました。
そんな中のコンサート「アマリア」後日談。
思いがけないあたたかな余韻に浸り落ち着きました、大プロジェクトは無事終了と思えた日でした。
Boa sorte!Até logo!
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ポルトガル料理のカタプラーナ鍋でランチ会。
場所は我が家、ゲストはご近所に住んでいることがわかった女性ファド歌手のお二人。
乾杯はもちろんポルトガルワイン。
他愛もない話から、ポルトガルのこと、現地リスボンのファドの場でのこと等など話が尽きない(#^.^#)
「どうやったらもっと日本でファドを知ってもらえるか」、ファド愛に溢れました。
熱く、濃厚であっと言う間の楽しい時間でした。ありがとうございました☆
本日のカタプラーナの魚介は「真だら、エビ、あさり」。
料理酒として入れるポルトガルワインとポルトガルのお塩が絶品に仕上げてくれます。
ごちそうさまでした。
さぁ、刺激と元気をいっぱいいただきました、明日からまた頑張るぞ!!
Até logo!
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昨夜11月11日は、大塚のマデイラワイン専門店「レアンドロ」の8周年!
おめでとうございます!!!
2か月弱マデイラ島のワイナリー研修を終えて帰国したばかりのマスターを囲んで。
現場に入ってマデイラワイン造りにこれだけ関わった日本人はこれまでいない!!
お祝いの夜にマスターが選んだ一杯はBarbeitoの【REBEIRO REAL BOAL.20年】。
デキャンタ誌40周年記念ワインに選ばれた逸品です。
ファド歌手高柳卓也さんと私の弾き語りファドライブでお祝い。
マスターのロマンと愛を代弁するプログラムを組んでお届けしました♪
ライブラストはお客様のハッピーバースデー合唱とケーキをプレゼント。
毎年恒例、一口でパク!!マスター今年もやってくれました(半ば強制 シンさん巻き添え 笑)
お店から振る舞われた絶品と評判の「ナタ・デ・クリスチアノ」のパステル・デ・ナタ(エッグタルト)。
そして、お客様から差し入れの栗。11月11日に栗がある、これとっても素敵なこと!!
11月11日はポルトガルは「聖マルティーニョの日」または「聖マルティーニョの夏」と言われ、
収穫への感謝祭で栗を食べる日です。お客様はそれは知らなかったそうですが、すごい偶然!!
マデイラワインとの相性もばっちり、ポルトガルのお祝いも楽しめる8周年でした。
レアンドロ、8年成熟、おめでとうございます!!!
140種類を超える品揃えの専門店「レアンドロ」、マスターの熱いワイン愛と共に
マデイラワインの魅力に触れられます。どうぞお出かけください。
マスター、これからもマデイラワインの魅力を伝え続けてくださいませ。
「レアンドロ」
東京都 豊島区北大塚2-8-6 第二不二ハイツ105
03-3576-5778 JR山手線「大塚」駅から徒歩5分
Parabéns Leandro!!Até logo!!
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11月8日(日)のお昼、恵比寿の「Bar ジャージャン」で開催第2回目となった『寺子屋ポルトガル』、
今回はポルトガルの伝統工芸、ポルトガルじゅうたん刺繍(Tapete)をとりあげました。
ワークショップ形式で、このガロのモチーフを2時間ほどで作りました。
このデザインは今回の為に講師の中村真奈美先生がご用意くださったもの(#^.^#)
最初に基本の縫い方を習い、
応用しながらどんどんガロを作っていきます。「脳トレにいい」「認知症予防にすごくいい」とお声が!!
根気があればこんな素敵なじゅうたんも夢じゃない!約2メートル四方の中村先生の大作です☆
雨の日にほんわかほっこりな寺子屋でした。
ポルトガルじゅうたん刺繍(Tapete)の中村先生は主に大阪で活動されています。
教室情報など、ご興味をお持ちの方は先生のブログ「Mana’s タペッチ便り」をご覧くださいませ。
個人レッスンや出張レッスンも相談可能だそうですよ。
ご参加の皆様、ありがとうございました!
Até logo!
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「アマリア」のステージ写真が届きました、撮影はいつもお願いしている那波智彦さん。
ポルトガル大使ご夫妻も足をお運びくださり、満席御礼の中始まった、私たちのコンサート。
形式も、国籍も越えて、「FADOとは何か」を
ポルトガル人ピアニストと日本人ファディスタが追い求める
ピアノ : ジュリオ・レゼンデ
歌 : 津森久美子
オープニングはピアノソロから
MC中、笑顔がとてもチャーミングです。
ジュリオはピアノで歌います。歌と一緒の時も、共に歌うピアノなのです。
「ピアノで話した直後に、言葉で皆さんに話す切り替えが難しい」と言うジュリオでしたが、
日本の皆さんにピアノと言葉で思いを伝えてくれました。
ジュリオのピアノが私の心を揺さぶり、またひとつ新しい私を引き出してくれました。
アマリアの声と共演した「Medo」(恐れ)、ジュリオの魂の共鳴がアマリアの声をさらに輝かせます。
最終曲はポルトガル語と日本語で歌いました。
アンコールMC
「今ここは、ファドを愛するポルトガルの家。ジュリオを迎えるポルトガルの家」と名曲にちなんでお話すると、
客席から大きな拍手と笑顔が。ジュリオはとっても嬉しそうでした。
” 私の帰りを待ってくれている あの抱擁 ”
” これこそポルトガルの家 ”
お客様も参加のワンシーン
私たちの挑戦を見届け、ファドを共有してくださったお客様、ありがとうございました!
「ファドは自分にとって近い、近い存在が故に見落とすものがある。それを手にとり拡大し、
新たなアプローチをすることは非常に難しくもあり、素晴らしい挑戦だった」とアルバムリリースからを振り返るジュリオ。
「遠い遠い離れた言語を学び、歌おうとすることは勇気のいること。
久美子はそれにチャレンジして、大きなファドの愛で私たちを迎えてくれた、本当にありがとう」
コンサート後、この言葉を受けて涙がとまらなかった。
日本公演は終わりましたが、「これは始まり」私たちはそう誓いました。
ジュリオは日本を出発後パリへ飛びます。新しいアルバムリリースコンサートが続くそうです。
更なる挑戦を続ける姿を私も追いかけて、人の心を歌い続けます。
最後に、コンサート開催に際し、お力を貸してくださった皆様へ心から感謝いたします。
共催のポルトガル大使館の皆様、同じく共催の日本ポルトガル協会事務局の皆様、
音響のブレイク・タイムの皆様、企画相談から進行をつとめてくださったMさん、
通訳補助を引き受けてくれたJくん、ロビーまわりとヘアメイクをばっちり決めてくれたYちゃん、
心強いアートディレクターSさん、細やかな心配りをしてくださった会場のスタジオ・ヴィルトゥオージの皆様、
本当にありがとうございました。
Tenho orgulho em ser fadista.Continuo a cantar.
Obrigada todos.Até logo!
Posted in 2015年ジュリオ・レゼンデ来日ジョイントコンサート, 日記 | Comments Closed
ⓒ那波智彦
ジュリオ・レゼンデ来日公演「アマリア」、素晴らしいファドの夜、音の対話となりました。
足を運んでくださった皆様、ご協力くださった皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
愛に包まれて、大きな一歩を踏み出すことができました。
ポルトガル大使ご夫妻もお越しくださり、満席御礼の客席に、心の奥底をゆさぶるジュリオのピアノが響きました。
彼の音が私を揺さぶり、時にあたたかな温もりで包み、私の中の何かを呼び覚ましました。
声もそれに応えるかのように感情をあらわにしました。
自分でも驚くほどに。
終演後、ジュリオとマネージャーのアナと。この夜を喜び合いました。
演奏写真などと合わせてまたご報告いたします。
ありがとうございました!
Obrigada, até logo!
Posted in 2015年ジュリオ・レゼンデ来日ジョイントコンサート, 日記 | No Comments »
今朝、ジュリオと初体面!無事に日本まで着いてまず安心しました。
明日4日から始まる演奏の打ち合わせ、私すっかり緊張してしまったんですが、
とても心ある言葉をジュリオがかけてくれて、明日が本当に楽しみになりました。
で、今日はイベントがもう一つ!
ポルトガルを愛してやまない脚本家・演出家の桃井章さんのテアトロジャージャン第4回作品
「ホテルリスボア」の千秋楽にお邪魔しました。満席の客席で楽しみました!
実はこの作品では、歌で出演させていただきました。
シーンに合わせて私のファドが流れ、ある曲は重要なテーマとして登場します。
私の師、アントニオ・パレイラが弾く深みのあるポルトガルギターのイントロが、芝居をさらに引き立てていて感激しました。
出演者の皆様と桃井さん(右)と。
劇中でファドのフレーズを口ずさみ、また私の訳詞も朗読していただけて、幸せな思いです。
重いテーマなのにゲラゲラ笑えて、今を生きる自称「老老ユニット」の皆様の熱いエネルギーに圧倒されました。
ポルトガルの詩人アリィ・ドス・サントスを扱った芝居なんて桃井章さんしか書けない!
フェルナンド・ペソアの異名をからくりに展開する芝居なんて桃井さんしか書けない!
本当におもしろかったです、もっとたくさんの方に観ていただきたい想いでした。
出演者の皆様の快諾をいただきまして写真を掲載しております。ありがとうございました!
さぁ、意欲的な皆さんのエネルギーに刺激をたっぷりいただき、私の心も静かに熱くなってきました。
明日は、きっと素晴らしい一日になることでしょう。
ジュリオ・レゼンデ来日公演「アマリア」 明日11月4日(水)19時開演です!
当日券も若干数ございます、どうぞお越しくださいませ。
Vou dar o meu melhor!Até logo!
Posted in 2015年ジュリオ・レゼンデ来日ジョイントコンサート, 日記 | Comments Closed
ファド愛に身を包まれた大阪から東京にもどりました。
さぁ、いよいよ明日11月4日(水)となりました!!
ジュリオ・レゼンデ来日コンサート「アマリア」です!ジュリオ一行も無事に来日してホッと一安心。
ここで素敵なお知らせです!
当日ロビーにてアマリア・ロドリゲスの貴重なLPレコード展示開催が決定いたしました!
海外限定販売のものや、アマリア直筆サイン入りの1枚も並びます。
当日はどうぞお早めにお越しいただき、じっくりとアマリアの世界にお入りください。
お席はまだ若干数ございます、当日券もありますので、お越しくださいませ。
さて、今日は朝からジュリオと顔合わせ&打ち合わせです。
ワクワクドキドキで行って参ります!!
Até logo!
Posted in 2015年ジュリオ・レゼンデ来日ジョイントコンサート, 日記 | Comments Closed
夢がまた1つ叶った、いや、叶えていただいた日でした。
心あるファドを沢山の皆さんが歌って、分かち合う一夜に立ち会えました。
場所はファドにぴったりな大阪中崎町のカフェTina Lente。
集う人たちが歌う「ファド・ヴァディオ形式」で私を入れて歌手8人、ギター2人、
ポルトガルギターはなんと3人の大所帯!
私の信頼するギタリストさんたちに今回も伴奏隊をお願いしました。
愛に溢れたサポートで本当に素晴らしい夜となりました。本当にありがとうございます!
順番はじゃんけんで
弾き語りにチャレンジしたり、自らの伴奏者を見つけて一緒に参加してくださったりも。
ポルトガル語で語るように歌う、そして、自分の間合いでギタリストさんたちと掛け合って表現する歌。
皆さんしっかりと聴かせて下さいました。
何より「自分だけのファド」をちゃんと持っていたことが素晴らしかったのです。
それぞれの目標を掲げてファドに向き合っている姿が美しかったです。
インストルメンタルファドも途中披露
Tina Lenteさん特製ディナーとポルトガルワインで心も体も温まりながら歌う、「ポルトガル式」。
『皆さんとても一生懸命歌っていらっしゃるから、どんどん品数を増やしてしまったんです』とオーナー。
ありがとうございます!
皆さんは私の誇りです、宝物です。心からの拍手と感謝をこめて。
Prabéns todos!Até logo!
Posted in 日記, 津森久美子ファド教室 | Comments Closed
10月31日(土)は4回目となる大イベント「Casa do Fado Osaka 4゚」に出演させていただきました。
個性の異なる4人のファド歌手の歌を楽しめるコンサートです。
満席御礼の客席を前に歌わせていただきました。
本コンサート前に、趣味でファドを楽しんでいる皆さんが歌う場もあり、私も伴奏を務めました。
私の大阪教室のメンバーも4人舞台に立ちました。こんな日が来たことをとても嬉しく思います。
ポルトガルギターはザビエル殿
大阪に戻って歌う機会をいただけて本当に幸せです。
Até logo!
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