隠れポルトガルを探せ!
- 2018.01.27
翌日の天草旅はそれはそれは充実したものでした。
「ポルトガル」がこれほどに身近な地は日本にはないのでは?
いろんな所に、また人々との話の中にポルトガルがあるのです。
ポルトガルloverの皆様にも是非訪れて欲しい特別な場所です。
宿泊したアレグリアガーデンズ天草にも隠れポルトガルが。
宴会場の名前はポルトガル語でした。
「マール mar」(海)や「イーリャ ilha」(島)、天草でしかお目にかかれません。
また浴衣は天草更紗の模様。南蛮文化の模様には当時のストーリーがあるんですよ。
いつもと違う南蛮文化の浴衣を着て温泉を満喫しました。
ホテルをチェックアウトしてまず訪れたのは、路面電車のアズレージョが迎えてくれる場所・・・
いただいたポルトガルのお菓子「パォン・デ・ロー」、本場と変わらない美味しさ!
あれ?ここは日本?それともポルトガル???
佐伊津港近くの南蛮菓子屋さん「エスポルト」さんです。
天草の美味しい卵やポルトガルから16世紀に伝わった南蛮柿(天草ではいちじくのこと)などを生かした
こだわりの創作南蛮菓子が美味しい人気店です。
このチョコが濃厚なクルスにもいちじくが入っていて、プチプチとした食感がすごくいいんですよ。
16世紀後半に天草を訪れたメスキータ神父がポルトガルから日本(天草)に
初めていちじくをもたらしたと云われ、天草はいちじく発祥の地と言われています。
代表の明瀬さんはポルトガルへ足を運び、カフェめぐりをしてポルトガルお菓子を研究。
天草を南蛮文化で盛り上げていく活動にも意欲的に関わっていらっしゃいます。
こちらは3年前に九州ツアーで訪れお世話になった時の写真。以来私はこちらの大ファンです。
2015年に刊行された雑誌「TRUNK」の九州特集で、
私は天草loverとして「えすぽると」さんをプッシュするコーナーを担当させていただきました。
天草取材をライフワークとするライター芹澤和美さんからのご縁でした。
今回、明瀬代表とそのページを一緒に開くことが果たせました。
またの再会を約束して、旅は続きます。
Até logo!