美しい溜め息のために
- 2018.01.18
2月11日(日)の東京教室第4回発表会の参加者が確定したので曲リストを作成。
この作業はとっても楽しい。
ギタリストさんはかなりな曲数を弾かなければならないけど、
回を重ねるごとにレパートリーは豊富になり、
まるで現地リスボンのようにリハーサルなしでもバチッと決まる。
ファドが持つ「型」がこう言った場面で生きる。
歌手が指揮者のように合図を「歌」で出す必要があるのだけど、
レッスンで生徒さんたちはこれをどんどん習得していってくれた。
どこでブレイクをとっても、
自分の間合いで、
その瞬間の気持ちで心の間を聴かせてくれる。
ファドの醍醐味と言える部分。
楽譜で書けないこの「間」に美しい溜め息をつくのを、
私はとても楽しみにしている。
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