公演延期のご案内
- 2021.08.18
大変残念ですが、新型コロナウィルス感染拡大の状況から、
コンサート「ファド模様」の愛媛・松山公演(9/11土)が延期されることになりました。
また再びご案内ができるよう願うばかりです。

今週20日からは長崎へ演奏へ伺う予定でしたが、
こちらも先日ご案内しましたとおり延期となりました。
正直、ずっとこういったことが続くので心が折れそうになります。
安心して皆さまの前で演奏ができる日々が早く戻ってきますように。
Até logo
大変残念ですが、新型コロナウィルス感染拡大の状況から、
コンサート「ファド模様」の愛媛・松山公演(9/11土)が延期されることになりました。
また再びご案内ができるよう願うばかりです。

今週20日からは長崎へ演奏へ伺う予定でしたが、
こちらも先日ご案内しましたとおり延期となりました。
正直、ずっとこういったことが続くので心が折れそうになります。
安心して皆さまの前で演奏ができる日々が早く戻ってきますように。
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昨日はZoomでオンラインレッスンでした。

(レッスン前にギター伴奏に名乗りをあげる人も。)
ライブ活動も行う関西の生徒さん、弾き語りファドのレッスンをしました。
歌う事と弾く事、それぞれ確立させないと難しい反面、
ためる間合いや抑揚は思うとおりできるのが弾き語り。
大曲にチャレンジ中の生徒さんの良さが出るように考えてブラッシュアップしていきました。
遠く離れても情熱が伝わってきます。
必ず取り戻せる対面活動のその時のために・・・
ありがとうございました!
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昨日から「よみうりカルチャー」横浜と荻窪でレッスン講座7月期がスタートしました。
横浜は大きな教室にお引っ越ししての初日。
おかげさまで人数も少しずつ増えてきたので、感染対策を万全にして継続しています。
課題曲はファドの魅力がたくさん詰まった「Ai Mouraria」(あぁモウラリーア)です。
荻窪センターは「Sempre que Lisboa Canta」(リスボンが歌うときいつも)に着手。
偉大なるファディスタCarlos Ramosの軽やかな歌唱をお手本にチャレンジ。
大人数で歌うのにぴったりなメロディーなので、
レッスンしながら「ハモリを考えてファド合唱団を結成したい!」と思ったほど。
両センター共に出来上がりを楽しみに歌い進めます。
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新ミュージックビデオ「私の人生は空っぽをやめた」を公開しました。
私の人生を変えたオリジナル作品です、どうぞご覧ください。
原題” O Fado Vive Comigo “(私と生きるファド)
作詞は我がポルトガルの母こと、修業していた店のオーナーRosalina Caeiro。
私を長い間見つめ書いてくれました。
後半は私の日本語訳詞で歌っています。
~私と一緒に来て 言ってくれたのファドが 私の人生は空っぽをやめた~
これまでも何度が書いていますが、これをすぐに歌うことが出来ませんでした。
10周年を迎えた2014年1月にポルトガルで母から贈られ、
冒頭の「私の人生は空っぽをやめた」という詩に胸打たれます。
でも、歌える勇気がなかった。
私はいつも誰かの視線を気にして、
本当に自分がやりたいことを我慢することを癖にしているところがありました。
その方が楽な部分がどこかにあり、自分から逃げていた気がします。
覚悟しなければいけない、自分が変わらなければ、
人に想いを届けるファドも歌えない。
そう覚悟が決まって、歌うまで3年がかかりましたが、
その間に些細なことも、あらゆることも自分の気持ちに正直に選択するようになりました。
そうすると色々なことが良い方に変わっていきました。
自分に偽りなく生きること、ファドが一緒なら出来るようになってきました。
母Rosalinaはファドを歌いますが、正直うまいとは言えません。
しかし、本当に心底幸せそうに歌います。ファドが大好きなんです。
お店の準備中に鼻歌を歌いながら花を飾り、拭き掃除をし、
家族や私の頬に嬉しそうにキスをする。
あの鼻歌もとっても好きでした。
彼女が自分に正直に、愉しんで人生を歩んでいる証拠です。
曲はFado Menor do Portoに乗せて。
美しく仕上げて下さったギタリストさんたちの演奏にもご注目ください。
ありがとう、mãe(お母さん)。
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【番組紹介より】
ポルトガルの伝統的大衆歌謡「ファド」を紹介するお気楽番組です。Since2009
ファドをもう一歩進んで深く知りたい方にとっての中級への入り口がコンセプトです。
パーソナリティ:マツヲカテツヤ(ファド歌手MT)
解説:月本一史(リスボン市立ファド博物館公認日本ファド大使)
ゲスト:津森久美子(ファド歌手)
配信期間2021年6月23日(水)~7月7日(水)
選曲した4曲をご紹介しながら、あれこれお話させていただきました。
ゆる~くお聴き下さいませ。

歌わせていただいた大使館制作のナショナルデー記念動画は、
お伝えしておりますように、なんと、ポルトガル国営放送RTPでも取り上げていただきました!
6月10日ナショナルデー特別番組「Portugal no mundo」 ←こちらから視聴できます。

30:06あたりから演奏が始まります。
番組ではポルトガル国外で活躍するポルトガル人や、
ポルトガル文化を大切に暮らす人々の様子が紹介されていますので、
そちらもお楽しみ下さい。
修業していたお店のオーナーが記念動画と合わせて放送も見てくれて
「見たよ!良かったね!」と連絡をくれました。
少しでも恩返しになったかなぁ。
番組内では「Uma Casa Portuguesa」(ポルトガルの家)が流れました。
この曲は『両腕を広げて私を待ってくれているポルトガルの家』と歌っています。
ポルトガル大使館からこの曲をご提案いただいたのですが、
これにはこんなあたたかい想いがありました。
「なかなか祖国に帰れない世界中にいるポルトガル人に応援のエールを贈ります!」
想いが伝わったら嬉しいです。
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昨日「ポルトガルの日」に公開された記念動画はおかげさまでご好評をいただき、
日本、ポルトガル両国の皆さまから嬉しいお言葉を受け取りました。
ありがとうございます。
ポルトガル国歌「A Portuguesa」は1910年にポルトガルが共和国となった際に国歌に制定されました。
詩は3番までありますが、サッカーの国際試合などでは1番のみ歌われることが多いです。
この動画でも1番のみを歌っています。
そして、なんと、今回収録した動画がポルトガルのテレビでほんの少しだけですが放送されました!
ポルトガル国営放送RTPのナショナルデー特集番組「Portugal no Mundo」で取り上げていただき、
ドキドキしながら放送を見ました。
RTPの特集番組に加えてもらえるなんて想像もしていなかったので、
短くてもとにかく嬉しかったです。
インターネットで世界中の放送が見られる現代はすごいですね。
この放送はアーカイブを見ることが出来るので、
また改めてご紹介したいと思っております。
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本日6月10日はポルトガルナショナルデー。
それを記念したポルトガル大使館制作動画にて、
ポルトガル国歌「A Portuguesa」(ア・ポルトゲーザ)と
ファド2曲「Barco Negro」(暗いはしけ、日本語版)、
「Uma Casa Portuguesa」(ポルトガルの家)を歌わせていただきました。
南蛮屏風が素晴らしい撮影場所はポルトガル大使公邸です。
ポルトガル大使館文化部のYouTubeチャンネルにて本日公開。
たのしんでいただけたら嬉しいです。
歌:津森久美子
ポルトガルギター:山本真也
ギター:水谷和大
撮影:タコブネ音楽事務所
制作:ポルトガル大使館
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先月末の名古屋では小原さんのチェンバロ教室をお借りして、
出張ファドレッスンもさせてもらいました。
事前にリモートレッスンで歌詞の発音をお伝えして、
この日は対面レッスンで歌っていくプランを立てて準備。
とても熱心に練習をして来てくださった生徒さん、
表現もいろいろと試して聴かせてくださり、
心あるファドが仕上がりました。
遠方でもしっかりと準備をして臨めば、
回数はすくなくても有意義なレッスンができます。
その熱意に、とても嬉しい気持ちでギター伴奏をしておりました。
ありがとうございました。
名古屋でファドレッスンが出来るなんて想像もしていなかったなぁ・・・
ファドを届けに、歌いたい人の気持ちに触れに、
いろんなところを旅したい!
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おかげさまで無事公演を行えました。
ご来場の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
緊急事態宣言の追加と延長で、開催できるか心配は尽きませんでしたが、
お客様も、開催側も感染防止対策をして無事に終えることが出来ました。
生演奏を味わって活力に満ちてお帰りになるお客様の姿に
「音楽は不要不急なのか?」という疑問は吹き飛びました。

(名古屋公演は「相応寺」の素晴らしいお堂で。
客席から3メートル以上離れて、お堂の窓は開けて、MC中はマスクを着用。)

新たなアプローチとなったフォルテピアノとの共演は喜びの船出になりました。

フォルテピアノはピアノの始まりで、「語る楽器」だというのが私の印象。
「しゃべってる!」とリハーサルで言ってしまったほど、
一緒に語り、泣き、笑い、祈るような音。
詩を大切にするファドや今回開拓が始まった古い民謡にぴったり。
ファドの編成じゃなくこの異色ユニットにしか出来ないものを打ち立てられたことが
私も小原さんもとても嬉しかったツアーでした。
今後もポルトガル沼に皆さんをお連れするべくこのユニットは続きます。

どうぞご期待下さい!
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