ファドへ続く黄昏
- 2012.10.14
リスボンの夜8時ごろ、これからファドへ出かけます。
ポルトガルギターのインストルメンタル曲「夕焼け空のリスボン」がぴったり。
今夜はどんなファドが待っているか、胸躍らせながら部屋の扉をあける私の大好きな時間です。
それでは、いってきます。Até já!
リスボンの夜8時ごろ、これからファドへ出かけます。
ポルトガルギターのインストルメンタル曲「夕焼け空のリスボン」がぴったり。
今夜はどんなファドが待っているか、胸躍らせながら部屋の扉をあける私の大好きな時間です。
それでは、いってきます。Até já!
今日はポルトガルとマカオでもお世話になっているバレイロスご夫妻のお宅にお招きいただき、シントラへ行ってきました。
まるで映画の世界のようなキッチンやお庭の古き良きポルトガルのお家です。
ブーゲンビリアと赤い扉が可愛いお宅。
自慢のお庭でお昼ご飯をいただくことに。
ゆっくりと時が流れる贅沢な時間でした。
ファドに「ポルトガルの家」という曲があります。古き良き家を歌った曲です。まさにこのことと思うひと時でした。
「Casa Portuguesa ポルトガルの家」(一部抜粋)
誰かが訪ねてきたら笑顔で迎えて食卓を囲む
テーブルの上のパンとワインとスープ
庭のバラ、ブドウの木
アズレージョ
私を待つベイジーニョ(ほっぺのキス)の約束
これぞポルトガルの家
昨晩アルファーマの名店「Clube de fado」へ行ってきました。ポルトガルギタリストのマリオ・パシェコ氏のお店、日によってはベーシストも入って、いい演奏が聴けます。内装も素敵な人気店で、夜12時をまわってもひっきりなしにお客さまが訪れていました。お値段もお手頃です。
友人のファディスタ・クリスティアナが今ここで歌っているので、彼女に会いに出かけました。いつ聴いても恋に落ちてしまいそうな彼女の歌声と表情に「来てよかった!」と心底思いました。
愛情深く、人を真剣に愛する彼女のファドは愛に溢れています、愛を知っているからこそ悲しみが歌える、私のあこがれるファドです。彼女とはまた別の日にお茶をする約束をしました、たくさん話したいと思います。
さて、愛する・・・ということで一昨日南のアレンテージョで行った愛の占い。
7メートルの高さの岩に後ろ向きで石を投げて愛が続くか占います。本来はパートナーと二人で来て行うらしいのですが、一人でやる人も多いそうです。
利き手と逆手で投げるのですが、一投目はまったく届かず(涙)
二投目はカンッと当たって落下・・・(;O;)
次は乗るかしら?
リスボアに到着しました。歌わせてもらっていたお店「Velho Páteo de Sant’Ana」で師匠たちと再会。
歌手、ギタリスト、ウェイターみんなに抱きしめられて、泣かない訳がない。うれし涙を流せるのは本当に幸せなこと。
満席のお客様の中、早速歌わせてもらいました。師匠のポルトガルギター、やっぱり大好き。
ファドの夜が私の体の中に流れてきました。
ただいま、リスボア!!