映画作りの愛 逗子海岸映画祭ポルトガルデー大盛況!
- 2015.04.26
昨日4月25日(日)逗子海岸映画祭がスタート!
初日はポルトガルデーということで、映画、フード・ドリンクなどなどポルトガル尽くし。
映画は故アマリア・ロドリゲスを描いたその名も「アマリア」!
良いお天気!ビーチに巨大スクリーン、うーーん、最高です。
レストランコーナーは「ポルトガルスペシャル」!!映画祭中はその日のテーマになっている国のお料理などが並ぶんです。
ポルトガルバーガー「ビファーナ」、豚肉サンドです。柔らかく煮た豚肉を挟むポルトガルのソウルフード。
写真左の料理研究家・栗山真由美さんがお料理のレシピを提供、自らも振る舞うヽ(^o^)丿
演奏前の腹ごしらえ、美味しいポルトガルの味!!
すごいのはその後味、食べ終わった後も胃袋から美味しさがあがってくるんです。
一日中ポルトガルの空気を吸っているような魔法にかかりました。
ワインはメルカード・ポルトガルさん。毛利店長ご夫妻(左と右)がカウンターでお客様にわかりやすく説明も。
ポルトガルの缶詰も並びました。ここ、完全にポルトガル!!!
ビーチから移動して最初の演奏会場へ。
13時から、海岸近くのCINEMA AMIGOで映画「ジョゼとピラール」の上映がありました。
ミゲル・ゴンサルヴェス・メンデス監督と、字幕を手掛けた木下眞穗さんのトークショー。
作品づくりの愛や、題材となったポルトガル人初のノーベル文学賞作家ジョゼ・サラーマゴを撮るおもしろさ、醍醐味、いろいろと聞けました。
お客様からも活発な質問が飛び、非常におもしろいトークに。
情熱をもって作品を作ったこの二人が、並んで映画について話している光景が、愛しくて美しくて、個人的に胸が熱くなってしまいました。
トークショー後に私のファドライブでした。ライブが監督の次回作のワンシーンになるということで、ドキドキ撮影の中歌いました。
事前に監督からのリクエストをいただき、「暗いはしけ」を日本語で歌いました。
これまでポルトガル語のリズムと密接なファドを、日本語で安易に歌うことはさけてきたのですが、「いずれは」と思っていました。
ファドを歌うにあたり、詩や歌唱方法に何が必要なのかはこの10年でわかってきたので、挑戦することにしました。
韻を踏みポルトガルのリズムをつくる歌詞を自分で書く作業は、様々なことを見つめるいい機会にもなりました。
決して簡単ではなかったですが、好評をいただき、やって良かったと思っています。
今回このご縁は、字幕の木下眞穗さんからでした。
次回作の意義、そのゆるぎないチームの想いを眞穗さんが心から伝えてくれて、即やることを決意しました。
彼女自信も監督の来日をサポートしています、私に声をかけてくださったこと、心から感謝しています。
夕刻ビーチへ戻り、映画祭特設ラジオに出演。DJはポルトガルにもお詳しいライターの岡田カーヤさん(右)。
映画が「アマリア」ということで、彼女の代表曲を歌ったり、ファドと私の出会いを話したりして上映前にお届けしました。
「アマリア」は満員御礼!
上映直前にポルトガル大使のスピーチもありました。この映画祭はただ映画を上映するだけでなく、
様々な出会いとコミュニケーションで、新しいクリエイティブな活動が出来たらという思いが込められています。
ナザレと友好都市の逗子で、ポルトガル大使がお話しをされて、ポルトガル人監督の撮影もあり、
ポルトガル料理やワインがたくさんの方にとっての「初めて」にもなったこと、本当に素晴らしい場だと思います。
ありがとうございました!
映画祭は日替わりテーマで様々な作品が上映されます、GWに是非おでかけくださいね。
Obrigada, até logo!!