浄化する
- 2017.08.30
思うようにいかないことは日々に多々あって、それでも前を向かなければと歯を食いしばる。
そんなときに助けがほしい。
この悲しみを、悔しさを浄化する何かがほしい。
ファドが助けになる。
悲しい時に悲しいと歌い、不安な思いを抱きしめる。
私も色々あるけれど、またファドを歌い立ち返る。
そうして、誰かの一歩を後押しできたらと願い歌う。
私の愛の形。
思うようにいかないことは日々に多々あって、それでも前を向かなければと歯を食いしばる。
そんなときに助けがほしい。
この悲しみを、悔しさを浄化する何かがほしい。
ファドが助けになる。
悲しい時に悲しいと歌い、不安な思いを抱きしめる。
私も色々あるけれど、またファドを歌い立ち返る。
そうして、誰かの一歩を後押しできたらと願い歌う。
私の愛の形。
改めてアマリアの歌に心を奪われたポルトガルナイト、映画「アマリア」。
劇中ではアマリア本人の歌声も流れ、観客を魅了しました。
アマリアの歌声はBGMに向かないと私は思っています。
耳も心も持って行かれてしまうからです。
何かをしながらではCDも聞き流せない、そんな歌手は稀です。
イベントを主催したCOSMO FESTの副代表 石井さんはポルトガルのアヴェイロに3年留学された方。
ポルトガルと日本を映画でつなぐ活動をされています。
ポルトガルの店 播磨屋さんのポルトガルワインもふるまわれ、
美味しいワインで一層映画に酔うことができました。
私の好きな白ワインPLANALTOもあって嬉しかったんです。
(ワインクーラーに入ってラベルが見えにくいですが・・・)
さて、映画内で若きアマリアの歌声吹き替えを担当したのがクリスティアナ。
現在、ファドの名店クルブ・デ・ファドで歌っています。
若いころのアマリアに顔も似ていて、美貌と美声、そしてピュアなハートを持つ
私も大好きな歌手であり友人です。
映画の中で、雨に濡れながらアマリアが一人歌って歩くシーンがあるのですが、
「実際に女優さんと同じようにかごを持って歩きながら収録したの、とても楽しかったわ」
とクリスティアナが以前話してくれたのを覚えています。
いつか来日してほしいなぁ。
Até logo!
今日は新しい生徒さんをお迎えする日、
「ファドを歌いたい」と門をたたいていただけること、
とても嬉しく思います。
レッスン後は六本木で上映される映画「アマリア」へ行ってきます。
今夜お時間ある方、いかがでしょうか?
ファドの女王、故アマリア・ロドリゲスの生涯を描いた作品です。
本人の歌声はもちろん、実力派ファドアーティストが作品中で演奏出演しています。
ポルトガルワインも出るそうなので、素敵な夜になりそうです。
Até logo!
新しい仲間が加わりました。
縁あって私のところにやってきたポルトガルギター。
9月に初レッスンも受けます。
直ぐにというわけにはいきませんが、
ライブで1曲弾くことを目指して頑張ります!
Até logo!
松山千春さんの飛行機内での対応が話題ですね。
機内は狭いですし、イライラはつのってしまいますね。
さて、ファドが機内でサプライズ演奏されるなんて機会もあります。
人気ファド歌手のCuca Rosetaさん、ポルトガル航空TAPのユニフォームで登場。
こちらはeasy Jetでのファド、私の友人歌手Cristianaが冒頭で歌っています。
いずれも何年か前のものでシリーズ化されている訳ではないようですが、
遭遇できたらいいですね!
Até logo!
9月30日から公開の映画「ポルト」の試写会へ行ってきました。
ポルトガル第二の都市ポルトで出会った2人の物語、
美しいポルトの街に閉じ込められた短い時間が狂おしく愛しく切ない。
これまで、私も何度もポルトへ行きました。
カモメの声と石畳の坂、ドウロ川の風、
映画を観ながら肌が覚えていた感触がよみがえりました。
私が冬に行っていたせいもあるのでしょうけど、
ポルトは少し肌寒くて、曇り空の印象。
華やかでありながら、どこか影を感じる街。
私が歩いたあの時に、映画のような二人が居たのかもしれない・・・
本当にそう思わせる街です。
私は2014年にポルトの名ホールCasa da Músicaに招致され、
コンサートをさせていただきました。
それ以来、ポルトは特別な街です。
2人の狂おしい想いに寄り添いながら、大好きなポルトを歩いてまわる感覚でした。
映画「ポルト」は9月30日から上映されます。
詳しくは映画のオフィシャルページをご覧ください。
あなたが歩いた場所に出会えるかもしれません。
これから行く場所にもなるかも。
Até logo!
今日はポルトガル名物パステイシュ・デ・バカリャウ(干し鱈のコロッケ)を
作りました。本場では干し鱈ですが、生鱈に塩をしたもので代用しました。
いつか、歌と料理も作るファドライブをやってみたいな。
タイトルは「津森さん家にようこそ」??
Até logo!
自分の気持ちに少しでも接点があると、物語は自分の世界にのようになります。
だから、ファド教室で歌ってもらう歌詞は、
その生徒さんに似合うものを、
共感できる部分があるところを探して選びます。
もちろん、家族を亡くしてしまった内容などは想像の域になりますが。
「もし自分の大切な人がいなくなってしまったら・・・」
普通の生活をしている人ほど、実は感じられると私は思います。
オーバーアクションで大げさに歌わなくていい。
大切なあの人にどんな声を、どんな想いをあなただったらかけるのか、
嘘無く一か所、一声歌えたらそこが入口。
この気持ちにたどり着ければ、ただ歌うだけに終わらず、
日々の中で大切な人を想うことを肯定していくようになります。
とてもとても大切なこと、ファドがくれること。
歌うことは照らすこと、時に己を浄化し、助けてくれるのです。
Até logo!
「じいじ~」
「んん~?」
5歳くらいの女の子と、60代位のおじいちゃんが電車の中でしていたやりとり。
この声のなんと優しいこと、愛に満ちたこと。
どんな技術的に素晴らしい発声をしても、叶わない声。
ファドにも必要な、心ある声。
街中でこんな声を聞くのが私は大好き。
心ある声で歌いたい
今後のスケジュール
◆9月8日(金)19:30 大阪・天満「マール」
◆10月28日(土)14:00 大阪・中崎町「ティナレンテ」
*終演後お楽しみ会【集まれ!ファド・ヴァディオ】開催
◆11月9日(木)19:00料理スタート 20:30ライブ
東京・四ツ谷「マヌエル・カーザ・デ・ファド」
Até logo!