我が家のスープ祭りについに登場、ポルトガルの「Caldo Verde」(カウド・ヴェルデ)。

レシピは、丹田いづみさん著書「家庭で作れるポルトガル料理」 から。
メルカードポルトガルから買ったポルトガルのオリーブオイルでまろやかに仕上げます。

北海道のいとこが送ってくれたジャガイモで作りました。
ほっこりあったまって幸せ、ポルトガルの優しい味です。
もちろん、お塩もポルトガル産☆

そして先日、丹田さんの一日限定「出張レストラン」が東京であり、すぐに予約して味わってきました。


丁寧なお仕事で、素材が生かされて幸せいっぱいでした。
丹田さんとは関西のコンサートやイベントでご一緒させていただくことがありましたが、
ゆっくりお料理をいただくのは今回が初めて。
至福の時間でした、ごちそうさまでした。
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サンタさんに出会えるかも!?
イルミネーションもきれいなリスボンにこんな路面電車が登場、乗りたいなぁ!
ポルトガル語でメリークリスマスは
「Feliz Natal! (フェリーシュ ナターウ)」といいます(^_^)/
Até logo!
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9月からスタートした『東京ファド教室』、昨日からまた新たな生徒さんが加わりました。
まずポルトガル語の読み方からスタート。
ファドに惹かれた理由は皆さんそれぞれ。
各々のストーリーがとても愛しい・・・。
「何がきっかけだったのか」、必ずレッスンを始める前に聞いて、生徒さんと話をします。
ファドに対して何を想い、自分との間に何が生まれて、私を訪ねてくれたのか。
何故なら、この想いがFADOだからです。ささやかな事だっていいんです。
私はそれを最大限生かせるようお手伝いします。

「心がある、だからFADO。」
ポルトガルの師匠アントニオ・パレイラ(写真右)が私にくれた言葉です、私はこれに救われて歩いてきました。
教室の方針でもあります。
2008年、長期の現地修行でリスボンに住み、店で歌っていた私はポルトガル語の発音に、国籍の壁に悩まされました。
出演させてもらっていたお店でも、ポルトガル語圏のお客様に笑われたり、舌打ちをされたり、いろいろありました。
そんな時パレイラと話しました。
私「発音が悪いから笑われる」
パ「うん、それで?」
私「見た目も日本人だし・・・」
パ「うん。でも『心』がある。だからFADOだ。」
にっこり笑って師匠は言いました、それから色んなことが吹き飛びました。
私の大切なものは、ちゃんとここにあったんだと信じられました。
私の心を歌えばいい、それがFADOなんだ。
人生にも光が射した気がしました。
ステージや、演奏の場で歌うことは私にはもちろん大事なお仕事です。
そして、それと同じくらい大切なのがこの教室の場です。
FADOを歌うことで、その人の「心」がこんなにも豊かである喜びを共に見つけます。

ポルトガル語が出来ないなんて、全く気になりません。そんなのは練習であっと言う間にクリアできます。
自分の心と一致した声で歌う、ポルトガル語よりもっと難しい作業です。
大阪と東京教室に通って下さる皆さんは、自分の「心」を持って詩を紡いでいます。
皆さん、個性はバラバラ。誰も背伸びをせず、等身大のFADOを歌おうと向き合っています。
この教室の場を持てたことも私のFADO、師匠に照らしてもらった道はまだ続きます。
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昨日はポルトガル人画家のジョアン・カルヴァーリョさんの個展「驚異の部屋」を観に池袋のB-Galleryへ。
Estive na Exposição pelo pintor João Carvalho em Tóquio.Parabéns João!
ジョアンさんと久しぶりの再会を喜びました。
(一番左がジョアンさん、とっても優しい方です。)
共通の友達も来日して、たまたまポルトガル人の皆様と私だけに。ポルトガル語を浴びる至福の一時に。

さて、この個展、ただ絵が並ぶわけではありません。
それぞれに比喩やことわざなどが秘められていて興味深いですよ。
この鶏の絵のフレーズに私は釘づけでした。
なぜ動物たちが並ぶのか、ジョアンさんに尋ねてみてくださいね。
個展は12日まで、最終日にはファド歌手・高柳卓也さんのファド演奏もあります☆
ジョアンさんのプロフィールや会場地図などは「こちら」。
どうぞお訪ねくださいませ。
Parabéns João, até sempre!
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こんにちは、12月が始まりましたね。先日の連休は親族一同でワイワイ東伊豆の下田へ行ってきました。
初めての「スーパービュー踊り子号」、窓が大きくてウキウキ。最近「鉄分」が高めです。

さて、スープが美味しい季節になりました。我が家では「スープ祭り」開幕~~~和洋中どんとこい☆
↑こちらは「アサリのポルトガルワイン蒸し」、コリアンダーとニンニク、ポルトガルのお塩が味の決め手です。
大阪のポルトガル料理店「リシュボア」でいただいたものがとっても美味しかったのでトライしました。
スープを少し残してリゾットに、シンプルですが絶品。

ポルトガルのお塩はミネラルたっぷり。豊かな旨みと甘みがあって、素材のよさを引き出します。
私がおすすめするポルトガル土産No.1は「お塩」です。

昨日はロールキャベツと蕪のポトフ、優しい味に仕上がりました(#^.^#)
ポルトガルは実はスープ大国、今月はポルトガルのスープも作る予定です。
私の好きなことは、歌うこと、料理をすること、柴犬の幹太とたわむれること。
「柴犬」が最近足りません、・・・足りません!大阪に帰るまであと一か月の我慢。
Tenho saudades tuas Kanta!!
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11月18日発売のポルトガルの雑誌「Visão」にジュリオ・レゼンデのコラムが載りましたので、日本語訳と共に紹介します。
今回の日本公演を終えて、胸の内を書いてくれました。
私について触れていたのですが、とても素敵な表現で、サプライズなプレゼントをいただいた気持ちです。
そして、やはり彼は表現者、この文章に脱帽です。ジュリオ、ありがとう。
また、難しい文章を美しい日本語にしてくださった木下眞穗さん、清水ユミさんに心から感謝いたします。
本文中のリンク先ではジュリオの小作品も聴くことができます。どうぞお聴き下さい。

●コラム「耳で読む」ジュリオ・レゼンデ(ピアニスト・作曲家)
visao.sapo.pt/julioresende1185 ” Visão ” 紙 2015年11月18日
「ありがとうございます」
悩み多き夜、あした本当に日は昇るのだろうかと思うことがあれば、日本の友人に訊ねてみるといい。
友人はすぐに答えてくれるだろう。
どこよりも先に日が昇り、誰に対しても敬意が感じられるこの地では「あした、太陽はあるだろうか」という問いへの答えはすぐに見つかるのだ。
ここでは、太陽は一日をかけて巡っていく世界のほかの場所でのようには、まだ分断されていない。
それゆえ、太陽は自分のものだと言う者もいない。
この国には津森久美子というファディスタがいる。
自分の内に日の目覚めを感じるようなある日、彼女は自身に問うた。
よその土地のよその音楽、幼い頃から耳に馴染みがあるわけでもなく、それなのに、異国の男に恋い焦がれるような情熱をかきたてる音楽を、どうやったらポルトガル語で歌えるようになるのだろう。
そんな問いに、久美子は愛と深い敬意で答え、今では日本でプロのファディスタとして活躍している。
旅人にとって、旅の幸せとは、家に帰ることだ。
きなくさい事件の前も後も変わらず、愛こそが太陽の軌道で一番重要なのだという思いとともに。
(日本語訳:木下眞穗 清水ユミ)
コンサート期間中にジュリオに
「『ありがとう』の後ろの『ございます』って何?」「名前の後ろの『さん』って何?」
と質問を受けて答えておりました。なるほどなるほど。
Continuo a cantar no Japão.Com amor, amizade e fado.
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Posted in 2015年ジュリオ・レゼンデ来日ジョイントコンサート, 日記 | Comments Closed

最高の行楽日和、私はファドレッスンからスタートです!
ギター背負っての1歩もなんだか軽やか。
皆様、楽しい連休になりますように(*^^*)
Bom fim-de-semana prolongado!
↑「いい週末の連休を~!」の意味です、言ってみてくださいね。
ボン フィン デ セマーナ プロロンガード!
Até logo!
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最近、私を四つ葉のクローバーに例えてくれた人が居ました。
ピアニスト、ジュリオ・レゼンデのマネージャーさんです。
先日のコンサート後に、写真と共に彼女のSNSにこう書いてありました。
” nunca tropeçaram em trevos de quatro folhas? ”
(四つ葉のクローバーにつまづいたことある?)

「つまづく!?」この意味がわからなくて、その後忙しかったのもあってそのままでした。
ネイティヴのポルトガル語の先生に今日聞いてみたら、
「つまづくと書いてあるけど『え?こんなところに!?』ってびっくりして二度見するみたいなニュアンス。」
とのこと。
表現の仕方って国それぞれ、とっても面白い。(彼女独特の言い方かもしれませんが)
ポルトガルでも四つ葉のクローバーは「グッドラック(Boa Sorte)」の意味、
いわし(Sardinha)やツバメ(Andorinha)と並ぶラッキーアイテム。
遠い異国に四つ葉のクローバーがあったよって彼女は思ってくれたみたい。
誰かにこんな風に言ってもらえるのはとってもとっても幸せなことです。
半年近くマネージャーとは公演へ向けてやりとりをしてきました。
実際に日本で顔を合わせたコンサート前日、「大丈夫」とお互い思えたのは間違いありませんでした。
と言うわけで、思わずポルトガルで買った四つ葉のクローバのピンバッチをひっぱり出してきちゃった。
ずっとこのコンサートの話題で恐縮ですが、本当に私に大きな大きな変化を終了後ももたらしてくれました。
身体も心もまだめまぐるしく化学変化を続けていて、次のプランへどう進むか今までと違ってきました。
そんな中のコンサート「アマリア」後日談。
思いがけないあたたかな余韻に浸り落ち着きました、大プロジェクトは無事終了と思えた日でした。
Boa sorte!Até logo!
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ポルトガル料理のカタプラーナ鍋でランチ会。
場所は我が家、ゲストはご近所に住んでいることがわかった女性ファド歌手のお二人。
乾杯はもちろんポルトガルワイン。
他愛もない話から、ポルトガルのこと、現地リスボンのファドの場でのこと等など話が尽きない(#^.^#)
「どうやったらもっと日本でファドを知ってもらえるか」、ファド愛に溢れました。
熱く、濃厚であっと言う間の楽しい時間でした。ありがとうございました☆
本日のカタプラーナの魚介は「真だら、エビ、あさり」。
料理酒として入れるポルトガルワインとポルトガルのお塩が絶品に仕上げてくれます。
ごちそうさまでした。
さぁ、刺激と元気をいっぱいいただきました、明日からまた頑張るぞ!!
Até logo!
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昨夜11月11日は、大塚のマデイラワイン専門店「レアンドロ」の8周年!
おめでとうございます!!!

2か月弱マデイラ島のワイナリー研修を終えて帰国したばかりのマスターを囲んで。
現場に入ってマデイラワイン造りにこれだけ関わった日本人はこれまでいない!!

お祝いの夜にマスターが選んだ一杯はBarbeitoの【REBEIRO REAL BOAL.20年】。
デキャンタ誌40周年記念ワインに選ばれた逸品です。



ファド歌手高柳卓也さんと私の弾き語りファドライブでお祝い。
マスターのロマンと愛を代弁するプログラムを組んでお届けしました♪

ライブラストはお客様のハッピーバースデー合唱とケーキをプレゼント。
毎年恒例、一口でパク!!マスター今年もやってくれました(半ば強制 シンさん巻き添え 笑)

お店から振る舞われた絶品と評判の「ナタ・デ・クリスチアノ」のパステル・デ・ナタ(エッグタルト)。
そして、お客様から差し入れの栗。11月11日に栗がある、これとっても素敵なこと!!
11月11日はポルトガルは「聖マルティーニョの日」または「聖マルティーニョの夏」と言われ、
収穫への感謝祭で栗を食べる日です。お客様はそれは知らなかったそうですが、すごい偶然!!
マデイラワインとの相性もばっちり、ポルトガルのお祝いも楽しめる8周年でした。
レアンドロ、8年成熟、おめでとうございます!!!
140種類を超える品揃えの専門店「レアンドロ」、マスターの熱いワイン愛と共に
マデイラワインの魅力に触れられます。どうぞお出かけください。
マスター、これからもマデイラワインの魅力を伝え続けてくださいませ。
「レアンドロ」
東京都 豊島区北大塚2-8-6 第二不二ハイツ105
03-3576-5778 JR山手線「大塚」駅から徒歩5分
Parabéns Leandro!!Até logo!!
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