今夜も歌声響くリスボン、トップバッターは若手歌手ジョアナ・フェルナンデス。
部屋の横から聴いているのも好きです。
舞台役者時代も見るのが好きで、本番中に楽屋にあまり戻らずに、スタッフさんに場所をもらって、舞台袖からいつも見ていました。
すると、ある舞台でとある方が私に気づいて声をかけてくれました。
「自分の糧になるから、よく見ておきなさいね。あの役者のこういうところがいいのよ、盗んだらいい。
最近は、全然舞台袖から見ない人が多い、私には理解できない。こんなにいろいろ身になるのに。
しかも、それを伝えない先輩格も多い。それじゃダメだと私は思う。私は伝えたいな、だから言っちゃったよ。」
現在もミュージカルや様々な舞台でご活躍中の実力派舞台女優さんで、大ベテランなのにいつも初心を忘れずとりくんでいらっしゃった姿が目に焼き付いています。
舞台袖も大事な場、素晴らしい先輩にいただけた言葉が私の背中を後押ししてくれています。
ギターのギリェルメさんが曲の合間にこっちを見て「聴いているか?」とにっこりしてくれます。
こうやって聞かせてもらえる場をいただけて、本当にありがたいです。
大事な大事なファドの時間です。
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いつも通うCasa de Fados “Velho Páteo de Sant’Ana” で師匠たちと交流中です。
冬場でお客様は少なめ、リスボン全域でお客様が減っているそうで、冬休みをとるお店も今年はかなり多いそうです。
しかしながら、お客様が多かろうと少なかろうと演奏はかわりません。
今回初めて会うファディスタたちの歌も聴けて、自分の心に、体に、細胞に注入されていく音の響き を味わいました。
人柄が歌になります、やっぱりそう、外国でもそれは同じこと。再確認いたしました。
ベテランの男性歌手アントニオさんの言葉運びはやっぱり綺麗で、レパートリーで同じ曲が聞けると特に身になり、目を輝かせてしまいます。
師匠パレイラとも人生のこととかゆっくりと話もできて、来てよかったと心底思います。
いい時間を過ごせています。
歌は心、どんな時も。
Até logo!
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路面電車の音を部屋で聞いて目が覚めるリスボンの朝でした。
昨夜は師匠とお店であって、いろいろ話をして、歌って、とても心が癒される夜となりました。
時差ぼけがありつつ、頭はいろいろ考えてしまって、よく寝付けない状態でしたが、さわやかな目覚め。
起きてすぐにリスボンの朝の散歩へ出かけました。
ずっと工事が続いていたアウグスタ通りの「勝利のアーチ」、昨年末からアーチの上の展望台も公開されました。
クリスマスには3Dマッピングで盛り上がった門です。
あたたかく、おだやかな天気でした。
一昨日まで雨も降り、寒さが厳しかったと店のオーナーが言っていましたが、昨日今日と本当にあたたかく過ごしやすくなってくれました。
朝の通勤途中でカフェをいただくのもポルトガルの光景、私はゆっくり朝ごはん。
ガラォン(グラスに入ったミルクコーヒー)とパステル・デ・ナッタ(エッグタルト)、私の好きなものが並んでいます。
「ポルトガル語教室」の皆さん、おなじみのメニューですよね?^m^
かわいいポストに「Bom dia 」(ボンディーア:おはよう)。
今回は、こんなかわいいポルトガルをいっぱい見つけたいな。
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家から28時間かけてリスボンの寮に到着しました。
初のイスタンブール経由、人種と文化が入り交じるあの空港の様子は圧巻でした。
寮は留学時代に滞在していたところなので、寮長やレセプション警備のスタッフも顔なじみで、あったかく迎えてくれました、本当に嬉しい大好きなポルトガルが待っていました。
出発にあたり、たくさんの応援メッセージをいただきました、ありがとうございました。
路面電車の見えるリスボンの寮に一週間ほど滞在して、その後ポルトに入ります。
取り合えず一旦寝て、夜は師匠の居るお店に行ってきます。
Até logo!!
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