今回のツアー「道 Caminho」は、いつもライブをさせてもらっている場所がほとんどです。

(ツアー初日は大阪・阿波座ポルトガル料理「アンドリーニャ」
オーナーシェフ生江さんの、お客様の幸せを願う愛情たっぷりのポルトガル料理のお店。)
これまでファドの文化を日本で一緒に育てて下さった場所にセルジオさんを連れて行きたい、
そう思って決めていきました。

(ツアー2日目は大阪・中崎町「ティナレンテ」私の大阪のホームグラウンドの一つ
オーナ夫妻のあたたかい歓迎がいつも良きファドの場につながるお店です)
2015年にポルトガル人ギタリスト、ジュリオ・レゼンデとジョイントコンサート、
2016年には師アントーニオ・パレイラとファド歌手デボラ・ロドリゲスとのコンサート&マスタークラスを開催することが叶いました。
ですが、いずれも東京で1日のみの開催でした。

(ツアー3日目は大阪・池田「テアトロ・ルセロ」
お世話になっているフラメンコスタジオ・ミゲロンが運営、芸への熱い想いに溢れる場所)
いつも聴いて下さっている大阪や愛知の皆様にも、
本場の演奏者と間近で心を交わし合うファドを届けたいと願って、
ツアーの場所を組んでいきました。

(ツアー4日目は愛知・日進「森の響」絵や音楽、コーヒー、ケーキ、
創り出すことの本質を大切にするオーナーのお店、7年間お世話になっています。)

セルジオさんの誠実で、あたたかいお人柄と華麗な演奏を「会って」楽しんでもらいたい、
これがFADOの魅力の一つでもあるからです。
その日の、その場に集まった人の、その時の気持ちが作り出すFADO、
2度と同じFADOはありません。
その日の皆さんの気持ちを受け止め、私たちの気持ちを乗せて音で、声でお返しします。
人は自身の悲しみや、過ちへの後悔を抱きしめ許しながら、学びながら前へ進みます。
時に、立ち返り、よりどころとなる場所が必要なのです。
それがFADOだと思うのです。
私自身、過去の失敗の記憶にある時突然襲われて己を否定してしまうことが多々あります。
FADOは、自身を抱きしめ許し、前へ進む機会にかえてくれます。
きっと素晴らしい交流になると、私が一番楽しみにしています。

(ツアー最終日は東京のホームグラウンド、四ツ谷「マヌエル・カーザ・デ・ファド」
ここでポルトガル人演奏のファドを初めて聴いたのが13年前のこと、
いつかここでポルトガル人演奏家と歌いたいと夢見ていました。
いよいよ叶います。)
唯一初の場所となるのが東京・武蔵小山「スクエア荏原 ひらつかホール」です。
ホールコンサートをやるのは実はポルトガル以外では初めてです。
照明・音響も加えて人生の、夢への、日々の「道 Caminho」を皆さんと歩きます。
暗い道は私が歌って照らします、ご一緒しましょう。

Até logo!
Posted in 2017年6月ライブツアー「道」セルジオ・コスタ氏来日, 日記 | Comments Closed

今朝はいつものファドレッスン室でツアーへ向けて一人練習しておりました。
道中、とても綺麗なお花が咲いています。
ある方が教えてくれました、ニオイバンマツリというそうで、
ブラジルやアルゼンチンが原産地だそうです。
この季節に紫の花を見ると、自然とリスボン感覚になれます。

ポルトガルもこの季節は紫色のジャカランダが綺麗です。
なんだか嬉しかった朝でした。
Até logo!
Posted in 日記 | Comments Closed
やっぱりファドは私の人生を変えてくれた。
私の中の闇の部分に光をあててくれた。
いろいろ思い出して涙が止まらなくなった。

Até logo!
Posted in 2017年6月ライブツアー「道」セルジオ・コスタ氏来日, 日記 | Comments Closed
昨夜は6月8日(木)のコンサート会場スクエア荏原のホールスタッフさんと、
こちらのスタッフ&舞台監督と打ち合わせでした。

舞台監督さんたちと美術やロビー装飾、照明などプランを話してきました。
創っていくことは喜びです。
2014年から毎年舞台監督でサポートしてくれているMさんをはじめ、
スタッフさんも良い方々が集まってくれました。
アイデアと共に私を叱咤激励してくれる心強いチームです。

リスボンの青空を、私の涙を、喜びを、この道を歌にこめる!
◆6月8日(木)コンサート「道 Caminho」~セルジオ・コスタ氏を迎えて~
東京・武蔵小山 スクエア荏原 ひらつかホール
開場18:30 開演19:00 全席自由席
前売り券4000円 前売りペア券7000円 当日券4500円
津森久美子(歌) セルジオ・コスタ(ポルトガルギター) 水谷和大(ギター)
ご予約はメールフォームからどうぞ

Até logo!
Posted in 2017年6月ライブツアー「道」セルジオ・コスタ氏来日, 日記 | Comments Closed

先日ツアー「道」の衣装フィッティングを行いました。
自分にぴったり合うよう手直し中です。
あぁ、ツアーが近づいてきました、もうドキドキしています。
でも、心の底から幸せだど思っています。
ずっと願って言葉にしてきたことは、叶えられるのだと実感しています。
私の願いに応えてくれる共演者、各会場オーナーとスタッフの皆さん、協力してくださる方々がいること。
そして、楽しみにしてくださっているお客様がいること。
本当にありがとうございます。
Até logo!
Posted in 2017年6月ライブツアー「道」セルジオ・コスタ氏来日, 日記 | Comments Closed
欧州放送連合加放送局によって開催される歌のコンテスト、
「ユーロヴィジョン2017キエフ大会」のセミファイナルが昨夜行われ、
ポルトガル代表のSalvador Sobralの「Amar pelo dois」(二人の愛)が見事ファイナルへ進出することが決まりました!
私もこの歌とても好きです。深い歌い込み、泣けてしまうんですよね。
別れた恋人を想った歌詞です。忘れられず、戻ってきてくれたらと歌います。
作詞作曲はシンガーソングライターの姉Luísa Sobralです。
2015年11月に私と来日コンサートをしてくれたピアニストのジュリオ・レゼンデと同じオフィス所属で、
よく2人は共演しています。こちらはジュリオとの「Amar pelo dois」です。
さて、ファイナル大会は5月13日、大会参加国42か国から選ばれた10か国の代表が出場します。
歌詞は英語は入らず、ポルトガル語の美しさに包まれたもの。
ファイナル大会も楽しみです。
Até logo!
Posted in 日記 | Comments Closed
昨年10月リスボンで歌った「トニカ・ネグラ」です。
ポルトガルギター:セルジオ・コスタ&ヤノフトシ
ギター:ジョアン・シルヴァ
~黒い服をまとったツバメが春を運んでくれる
黒は素敵な色 神様が与えた色~
春の訪れを喜ぶ、私の大好きなファドです。
セルジオさんがハートフルに弾いてくれました。
画面から切れてしまっていますが、左のヤノフトシさんのポルトガルギターとの絡みもとってもいいのです!
一か月後にせまった6月のセルジオ・コスタさん来日ツアーでもご披露します、
ご期待ください。

6月2日(金)大阪・阿波座「カーザ・ダ・アンドリーニャ」満席
6月3日(土)大阪・中崎町「ティナレンテ」残席わずか
6月4日(日)大阪・石橋「テアトロ・ルセロ」
6月6日(火)愛知・日進「森の響(もりのおと)」
6月8日(木)東京・武蔵小山「スクエア荏原 ひらつかホール」
6月10日(土)東京・四ツ谷「マヌエル・カーザ・デ・ファド」残席わずか
詳細はこちら「スケジュールページ」へ
お待ちしています!
Até logo!
Posted in 2017年6月ライブツアー「道」セルジオ・コスタ氏来日, 日記 | Comments Closed

今日はポルトガルの母の日Dia da Mãe(ディーア・ダ・マイン)です。
私のポルトガルの母はこの方、リナ。
修業させてもらっていたお店「Velho Páteo de Sant’Ana」のオーナーです。
彼女が私を受け入れて出演させてくれたから、今の私があります。
毎晩お店に行って、歌うことが叶いました。
それ以上に毎日観て聴いて覚えられたことがたくさんあります。
「私の日本人の娘よ。私は彼女のポルトガルの母なの」
いろんな人にこうやって紹介してくれました。
日本から私の母が来てリスボンで2人の母が対面した時は感動してしまったものです。
たくさんの愛をありがとう。
6月のライブツアー「道」では、彼女が私に書いてくれた詞を歌います。
「~空っぽの人生はもうやめた~」
歌詞の中で私の心につきささった彼女の言葉です。
母であり、妻であり、経営者であり、歌い手であり、一人の女性であるリナの強さとチャーミングさが詰まっていました。
とても勇気づけられたんです。
ありがとう、マイン!
Até logo!
Posted in 2017年6月ライブツアー「道」セルジオ・コスタ氏来日, 日記 | Comments Closed

Lisboa Cidade Amiga!
この先に何が待っているのか・・・、
地図を見ないで歩く路地がエンターテイメントの街リスボン。
Até logo!
Posted in ポルトガル回想録, 日記 | Comments Closed

大阪レッスンのお茶菓子はコンペイトウ王国(大阪糖菓さん)の「恋するジンジーニャ」。
ポルトガル名物のさくらんぼリキュール「ジンジーニャ」が入ったもので、ほんのりピンク色。
最近の私のお気に入りです。さわやかな甘みで、私のコンペイトウのイメージを変えました。
変な表現かもしれませんが、「コンペイトウがジューシー!」ってびっくりしたんです。
コンフェイトというポルトガルの砂糖菓子が伝わってできたコンペイトウ、
そこにポルトガルのリキュールが入っているのも興味深いところです。
賞味期限は通常より短い90日間、これも美味しさの秘密。
少しアルコール分を含んでいます。
そうそう、「あなたの恋が叶いますように」という願いもこめてられているそうですよ☆彡
Até logo!
Posted in 日記 | Comments Closed