カルロス・パレーデスに捧ぐ
- 2016.02.01
1月30日(土)の「寺子屋ポルトガル 第3回」はとても和やかなファドの時間となりました。
会場のBarジャージャンにご来場くださった皆さま、ありがとうございました。
ゲストの山本さんの東京ファドライブデビューとなったこの日、ポルトガルギターの独奏も披露されました。
山本さんのチャーミングな人柄とお話しが客席にどんどん伝わって、始終和やかなライブでした。
奈良在住の山本さんによる「大阪人と奈良人、そして京都人との違いについて」笑いが絶えないトークも光りました。
彼の熱く燃える演奏の姿とのギャップがお客様の心を鷲掴みに(^^)/
さて、「寺子屋ポルトガル」は、ポルトガル文化講座とファド演奏シリーズ。
今回は「ポルトガルギター独奏と歌のファド ~カルロス・パレーデスに捧ぐ~」と題し、
ポルトガルギターの人気と普及の大きな責任を負った、ポルトガルギターの父、
『千の指を持つ男』と言われた伝説のギタリスト作品をたくさん取り上げました。
パレーデスの写真と共に演奏。彼はポルトガルギターだけのソロ演奏も多く、
作品はファドのみならず映画、演劇、ダンス音楽としても愛されました。
4歳からポルトガルギターを学び、公務員でもあったパレーデスは努力の人。
自らを「夜の人間ではない。」「市民だ、公務員だ。仕事で人生を成してきた」と言い、
ポルトガルギターについては「生活のため弾くのではない、弾きたいから弾く、そして私は喜びを得る」と語ります。
私も歌のパレーデス代表作品を歌いました。エネルギーが非常に要る作品でしたが、
体当たりできたことに感謝いたします。
ありがとうございました!
Até logo!!