私のファドの道④「自分だけのファド」
- 2016.03.12
私の思うファドにおいて大切なこと、
「ポルトガル語のリズムとアクセント、それによって生まれる韻の運びとグルーヴ」
そして
「その人らしさ」
この数週間、この両方をどんどんクリアして「自由」になってゆく教室の生徒さんたち。
ファドの故郷リスボンで、私が魅了された歌い手たちに教えられたことです。
(リスボンの心あるCasa de Fado ” Fado Maior “ にて。ここではどうファドに向かい合うかを教えられました。)
慎ましいファド、豪快なファド、繊細なファド、
静かに燃えるファド、強いファド、
どれも魅力的。
控えめな人の歌に見える青い炎、豪快そうな人から聞こえるガラスの心、
どれも愛しい、ただ、愛しい、そう思わせてくれます。
教室の生徒さんたちは皆さんそれぞれのファドを持っていて、
皆さんの輝きにつながっていくことが、何よりの喜びです。
私もその中で共に歌を紡いでいきたい。
自分らしく歌う、生きる、ファドの愛に感謝!
Até logo!