9月9日コンサート フォトギャラリー
- 2016.09.26
夢のファドコンサート「PAIXÃO」の写真が届きました。
写真は那波智彦さん、いつも大切な瞬間を切り取ってくださいます。
ファド歌手:デボラ・ロドリゲス 津森久美子
ポルトガルギター:アントーニオ・パレイラ
ギター:水谷和大
東京の音楽サロン「スタジオ・ヴィルトゥオージ」、満席のお客様の前での演奏となりました。
その美声とファドの愛で私たちを魅了したファド歌手デボラ・ロドリゲス。
古典ファドから、自身作詞のモダンなファドまで現在のファドの姿を歌ってくれました。
伝統の手合いと語るような手合い、
自在のポルトガルギター師アントーニオ・パレイラの誇りと情熱(PAIXÃO)。
そして、10年来の私の大切な仲間であり、パレイラが心から信頼を置くギタリスト水谷和大。
ギタラーダ(インストルメンタルのファド)の時間、リスボン以来の共演の2人。
「カズオが相方だから何も心配していない」とリハーサルから嬉しそうに師匠は弾いていました。
本番中、舞台袖でデボラが私に耳打ちしました。
「カズオは本当にすごい。目をつぶって音を聞いているとポルトガルにいるみたい。」と。
世界で一番信頼するギタリスト二人の間に立てる喜び、私にとって財産です。
日本の歌をお客様も一緒に合唱、この景色を師匠に見せたかった!!
デボラのポルトガル語でのトークを私が訳して、できるだけ2人の気持ちを皆さんにお伝えしました。
「次が最後の曲です」このフレーズは日本語で完璧にデボラがお伝え。
最後はデュエット 「私を待っている おかえりのハグとキス これこそポルトガルの家!」
チュッ
カーテンコール
アンコールではあの名曲を。
「二人の掛け合いはとてもエモーショナル!」と終演後にお声をいただきました。
ファドは心。
このファドの夜を共に過ごしてくださったお客様の心が、素晴らしいコンサートに仕上げてくださいました。
ありがとうございます。
また、準備段階から私を支えてくれたスタッフ一同にも心からの感謝を!
人生の宝物をありがとう。
これからもファドを愛し歌い続けます。
Até logo!