昨日2月11日(日)は東京ファド教室第4回発表会でした。
本場ポルトガルのファド・ヴァディオ形式、
リハーサルなしでギタリストと息を合わすぶっつけ本番です。
息を合わすための型やルールはレッスンでしっかりやってきたので、
ギタリストの胸を借りて、皆さん歌いたい世界を思い切り表現してくれました。
持ち歌4曲を選び、1曲ずつ歌いまわしていきます。
計32曲を全力で弾いてくれた上川さん(ポルトガルギター)と水谷さん(ギター)。
生徒さんにも大人気のお2人が一緒になって楽しんで歌を支えて、
さらに歌い手の気持ちを引き出してくれました。
発表会が出来るのはこのお二人がいるから。
内側から溢れる想いを、
ありのまま、自分の人生に乗せて歌う。
歌手8名、誰一人として同じではない。
嘘がない歌、
心が鳴るとき、
声が鳴ります。
そんな歌は愛しくてたまりません。弦にも心が乗ります。
この人、素敵だなぁ! そう歌を聴きながら思えるから私はファドに惚れ込みました。
この日も惚れました、皆さん一人一人に。
素敵な心をありがとうございました!
会場はこのファド・ヴァディオにぴったりなお店、お馴染みの大塚「レアンドロ」。
途中休憩のランチはポルトガル名物「豚サンド(ビファーナ)」、とろとろチョコケーキ、
そしてこちらの専門であるマデイラワインも!
鈴木マスターご夫妻、最高の場をありがとうございました。
皆さんいいファドを本当にありがとう!!! 自慢のファミリー、私の誇りです。
Parabéns a todos!!Tenho orgulho.
Até logo!
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2月10日はポルトガル料理店「マヌエル・カーザ・デ・ファド」のレギュラーライブでした。
おかげさまで満席御礼、かなりの数のお客様をお断りしなければいけなかったとうかがいました。
本当にありがとうございました。
満席の熱気の中お料理とワインとファドでポルトガルをご堪能いただきました。
大阪よりギターの水谷和大さん、ポルトガルギターの上川保さんを迎えて。
【セットリスト】
- Maria Lisboa マリア・リシュボア
- Ai Mouraria アイ・モウラリーア
- Naufrágio 難船
- Rosa Branca 白いバラ
- Guitarrada(インストルメンタル)
- Barco Negro 暗いはしけ
- Hortelã Mourisca ムーア人のミント
- Oica lá ó Sr.Vinho お聴きくださいワイン殿
- Bomba Relógio 時限爆弾
- O Infante 王子
- Canto o Fado カント・ファド(アンコール)
フォルクローレのファドアレンジ曲やモダンファドもたくさん入れてプログラムを組みました。
今回、関東で初披露の大阪弁の曲を持ってきました。
「お聴きくださいワイン殿」はワイン伯爵との会話の歌なのですが、
ワイン伯爵のセリフを大阪弁にして昨年末から歌い始めました。
アクセントがポルトガル語とちょっと似ているので、違和感がないんですよ。
大阪と熊本では爆笑をいただきました。
東京で大阪弁歌詞が受け入れられるか心配だったんですが、この日も大ウケでした♡
このワイン伯爵は、私が歌いだした頃からとってもお世話になった浪速のミスターポルトガルワイン氏がモデルになっています。
ワイン愛を溢れさせながら、昨年末に片道切符だけ持って旅へ出てしまいました。
知らせを聞いた日、ミスターポルトガルワイン氏こそワイン伯爵だと気づき、
大泣きしながらこの詩が出来上がりました。
私の大切な一曲です、これからも歌います。
次回のマヌエル四ツ谷ライブ日程は決まり次第告知いたします。
皆様、ありがとうございました。
Até logo!
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