溜め息を歌う
- 2018.12.14
今週も毎日のようなファドレッスン、私の大事な時間。
来年2月の発表会へ向けて、仕上げに熱が入ります。
もちろん、発表会に関係なくご自身の心をファドを通して表現するため
皆さんいつも歌っていらっしゃいます。
今日は「溜め息」を詩の言葉にのせて歌うことを追求。
無理やり演じれば、薄っぺらい歌になってしまう。
自身の気持ちと声が一致しなくなる。
そういった部分を探っていくことは本当に興味深い。
ポルトガル語の発音もそこに活かして深めてゆく。
とても尊い作業だった。
ファドが引き出してくれるその人の魅力は無限大。
レッスンからは教わることばかりです。
明日は私の15周年ライブ東京公演。
おごることなく、
ありのまま、
愛して生きるファドを歌いたい。
人生はコインのように表裏一体。
生と死、
喜びと悲しみ、
出会いと別れ、
どちらかだけは歌えない。
希望も絶望も愛して歌う。
Até logo!