ちきゅうラジオ「ポルトガルてんこもり!」その③ポルトガルギター
- 2019.08.16
7月28日のNHKちきゅうラジオでお話をしたポルトガルギター、
ポルトガル語では
「Guitarra Portuguesa ギターラ・プルトゥゲーザ」
または
「Guitarra ギターラ」と言います。
12弦6コースの複弦の楽器です。
心の琴線に触れる音がします。
直接の先祖はイングランドで1700年代に流行した
イングリッシュギターです。
特徴的なヘッドの部分は、
イングランドの時計職人が考案したと言われています。
ラジオの音源でご紹介したのは「君の影になりたい」。
現地でもよく演奏されます。
今回は日本人ポルトガルギター奏者
山本真也さんの演奏で聴いていただきました。
伝統的な型を活かしながら、
アドリブを求められるポルトガルギター、
同じ曲でも弾き手によってメロディーラインは異なります。
歌手と掛け合うように、歌うように演奏され、
その美しい音色を
「ギターラの涙」「ギターラが泣く」
と表現したりします。
私もポルトガルギターと掛け合う瞬間を
楽しんで大切に歌っています。
どうぞライブで聴いてくださいね。
(リスボンにて 師匠アントーニオ・パレイラのポルトガルギターと)
シリーズ最後の次回は、時間の都合上泣く泣くカットした
「リスボンの楽しみ方 エレベーター編」です。
Até logo!