ただいま、ホームグラウンド!
- 2020.11.02
10月31日(土)無事に帰ってきました、東京のホームグラウンド
ポルトガル料理店「マヌエル・カーザ・デ・ファド」(マヌエル四ッ谷)。
「やっぱりライブ、生演奏がいい!」
この言葉が口々にお客様から飛び出したことが心から嬉しかった昼夜公演。
ファドの間合い、息づかい、
お客様と共に生み出す喜び。
ファドは歌、ギター、そして聴き手がそろって完成します。
皆様、本当にありがとうございました!
水谷和大(ギター) & 渡辺隆哉(ポルトガルギター)
◆プログラム
- Sentir em Português ポルトガルを感じて(インストルメンタル)
- Solidão 孤独
- Amor de Mel, Amor de Fel 蜜の愛 苦い愛
- Barco Negro 暗いはしけ
- Havemos ir a Viana ヴィアナへ行こう
- Com que Voz どんな声で
- O Pastor 羊飼い(海と旋律)
- Lágrima 涙
- Estranha Forma de Vida このおかしな人生
- Foi Deus 神様
- Trago Fado nos Sentidos ファドと共に(アンコール)
「こうやってライブが叶い、本当に嬉しいです」
想い溢れて、まるで最後の挨拶のようになってしまった冒頭。
お客様も同じお気持ちを持ってくださっていた方が多く、
昼公演、夜公演共に笑いと、優しさに包まれて始まりました。
おかげさまで落ち着いて、ありのまま裸の声で、心で歌えました。
いつもどこか焦りがちなステージングや歌になる傾向が私はあるのですが、
今回はそれを乗り越えることを自分に課しました。
日常の生活の中から、
物事に対しての立ち会い方を変えるよう務めました。
足りない部分があったとしても、自分を否定しないこと。
私が私を受け止めること。
考え方、生き方がそのまま歌になるからです。
コロナ禍で演奏が長らくできなかった期間、
この課題に取り組んでこれたのは、
また歌えることを信じてきたから。
信じることができたのは、たくさんの方々が一緒だったおかげです。
レギュラーライブ再開へ向けて取り組んでくださった店長、
当日あたたかく皆様をもてなしてくださったスタッフの皆様、
照れながら美味しいお料理を出してくださるシェフ、
一緒にライブを作り上げてくださってありがとうございました。
改めてまして、足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
お心を寄せてくださった皆様にも、感謝いたします。
Até logo!