ファド模様(終)人吉公演レポート
- 2022.02.06
12月26日、ツアーもいよいよ最終公演。
早朝、羽田空港から鹿児島空港へとびました。
そこからバスで人吉までの旅路、いろいろ楽しいことがありました。
(雪が舞う鹿児島空港、足湯で生き返る)
そうそう、飛行機でお隣になった方が人吉に縁ある方で、
とても親切にしてくださり、コンサートにまで足をお運びくださいました。
旅は道連れです。
ポルトガルから伝わったカード遊びウンスンカルタの保存会も手掛ける
お茶の名店「立山商店」さんをはじめとした
鍛冶屋町通りの街並み保存と活性化を計る会、
人吉国際交流協会(人吉市役所内)のご協力のもと、
公演を行うことができました。
会場はかつての酒蔵をイベント会場にした「街蔵」。
リスボンの古い一角を訪れたような雰囲気でした。
こちらは2年前の水害後に、復興の場となることを目指して
様々なイベントを行っている場所だそうです。
人吉球磨三日月とポルトガルカラーを照明さんが演出してくださいました。
この日は人吉も雪が舞う寒さでしたが、
たくさんのお客様が足を運んで下さいました。
また小さなお子さんの姿も多くあり、
音や詩に耳を傾けてくださったことが、
とても愛しく、力になりました。
再び人吉へ来られて良かった!!!
コロナ禍の2年間、どうしようもない息苦しさで無意識に毎日辛かった。
それをこのツアーが吹き飛ばしました。
仲間と各地で演奏し、深めて行けたことが糧となります。
これを書いている2月はまた感染者の増大で
イベントキャンセルが続いていますが、
このツアーがくれた力、お客様、関係者の言葉や笑顔が
心を支えていると実感しています。
最後に、企画者で全伴奏とブッキング、
諸々手続きを奮闘してくれたギタリストの水谷和大さん、
本当にありがとう、お疲れ様でした!
Até logo!