カーネーション革命
- 2013.04.24
明日4月25日はポルトガルでは「自由の日(カーネーション革命の日)」の祝日です。
1932年からのサラザール独裁政権、そしてそれを引き継ぐ形となった1968年からのカエターノ政権への反乱が1974年4月25日に無血革命(カーネーション革命)を起こしました、この祝日はそれに由来しています。
その時にシンボルとなったのがカーネーションの花、そのため、この日が近くなると街中にカーネーションが溢れだすのです。
かつての検閲のチェックを再現した週刊誌(2009年のもの)。
ファドも歌詞に制約がかけられました、「カーザ・デ・ファド 」にも秘密警察のチェックが入った時代があったのです。
もちろん今は自由に歌うことができます。自分の奥さんが書いた詩も、偉大な詩人が書いた詩も、風刺の詩も自由に。
人生の賛歌としてファドを歌うのです。
明日リスボンはカーネーションの花に彩られます。