かみしめて
- 2014.01.17
ファドの夜、先日も嬉しい再会の宵でした。
「Fado Vadio」(お客さんが歌うスタイル)を週に数回行う、Bairro Alto地区の人気の居酒屋「A Tasca do Chico」で、8年前にある曲を教えてくれたプロ歌手に再会しました。
Chico Madureiraさん、という一流の歌手で、言葉のリズムと声量に圧倒されます。
この夜はフラッと遊びにいらっしゃっていて、「おおー元気だったか??」と声をかけてくれました。
教えてもらった伝統曲「Fado João Maria dos Anjos」が聴きたいとお願いしたところ、「君のために歌おう」と歌ってくださいました。
歌う前に「Para ti」(君にね)と言ってくれて、感激の時間でした。
こんなにも人生が豊かになる、ファドを知らなかったら私はこんな人の優しさに触れることはなかったでしょう。
本当にファドに出会えてよかったと、かみしめています。
ありがとうございます。
Até logo!