愛知のポルトガル文化発信源
- 2015.07.20
先週18日、池袋・要町で行われたコンサートに行ってきました。
ジャンルはポルトガル音楽、楽器はチェンバロ、ファドが生まれるより前の大航海時代のバロック音楽で、
ファドの片鱗も垣間見えるプログラム、タイトルは「麗しのリスボン」でした。
奏者は2月に「鍵と弦の旅」ライブツアーでご一緒した愛知の小原道雄さん。
東日本大震災チャリティーコンサートということで募金箱と。
小原さんはチェンバロで奏でるファドとバロック音楽で「音の旅」のプログラムをやったポルトガル仲間です。
ポルトガルで演奏ツアーも重ねられました。
実は、愛知でポルトガル音楽家来日コンサートがここ最近多く、仕掛け人は小原さん。
ポルトガルでの心ある出会いが、日本での演奏につながっているそうです。
会場である「古楽器研究所」にあるチェンバロには小原さんにとって大事なストーリーがありました。
複数あるチェンバロから選んだ写真のものは、昨年のポルトガル演奏の際に知り合ったリスボンのチェンバロ職人、Geert Karmanさんの楽器でした。
チェンバロ奏者にとっては重要な演奏場所と練習場所さがし(チェンバロがある場所は少ない!)、
楽器メンテナンスが急遽必要となった際に力を貸してくれた職人さんのチェンバロが偶然こちらにあったそうです。
小原さん曰く、「ラテン人情ふらり旅」だったポルトガル演奏の続きとなったコンサート。
このチェンバロでファドもたくさん弾いてくれました。
コンサート後は東京ポルトガルグルメめぐり。
まずマデイラワインならここ、大塚「レアンドロ」、生まれ年で乾杯。
そのあと四ツ谷「マヌエル・カーザ・デ・ファド」でポルトガル料理ディナー。
ポルトガルについての話は尽きません、またジョイントコンサートもしようと盛り上がり続けてしまいました。
ポルトガルの素朴な可愛さ、こちらのハートのお皿が昔から好きなんです。
さて、小原さんとポルトガル人リコーダー奏者が8月8日に愛知でコンサートをされます。
(時間表記に訂正があります、18時開場とのことです。)
愛知でポルトガル文化を発信している小原さんのコンサート、どうぞお出かけくださいませ。
Adoro Portugal, parabéns amigo!
Até logo!!