東京ファド教室第1回Fado Vadio形式発表会
- 2016.04.01
3月24日(木)に東京ファド教室第1回目の発表会を行うことが出来ました。
大阪教室同様、現地ポルトガルFado Vadio式発表会です。
小さな部屋にギタリストと歌い手が揃ったら、リハーサルもなしで演奏を始めます。
ワインも飲みながら「ファドで集う最高の時間」となりました。一部ご紹介します。
今回は歌い手6人が揃い、一人一人の個性が光りました。
緊張する皆さんをこの微笑みと優しい音でサポートするのは、ポルトガルギター上川保さん。
「 上川さんに巧みに鼓舞していただき、極めて楽しいひとときを過ごす事ができました」とのお声も。
歌詞の説明を自らの訳でお話しされる方も!お人柄も出てとっても良かったなぁ。
普段のレッスンでは私のギター伴奏だけなので、ポルトガルギターと合わせるは本番いきなり。
大阪教室同様、あえて、そう仕掛けました。
ファドでは歌とポルトガルギターは掛け合いになるような部分もあるので、それを楽しんでほしいとレッスン時からお伝えしました。
そしていざ本番、しっかりとポルトガルギターのフレーズに乗って、掛け合いもあって、
聴き手とも掛け合いがあり、1曲終えるたびに会場が幸せな気持ちに包まれていきました。
休憩中、ファドに心惹かれた人たちで乾杯&おしゃべり。
う~ん、「人生に大切な時間」ってこういうこと!
大規模なコンサート、照明が輝くステージでのショーも素敵でもちろん大切だけど、
歌いたい人たちが、ひっそりと集って楽しんで、お互いの心に寄り添って歌い聴き、
最高の笑顔が出るこの場も、とても大切だと私は思います。
ポルトガルに住んだ時からずっと感じてきた芸術の力、音楽の力だと伴奏しながら感激もしました。
こんな時間をこれからも大切に続けていきたいです。
ご参加の皆様、ありがとうございました、本当に素敵でした。心からの拍手を送ります。
最後に、会場を貸してくださった「Barジャージャン」オーナーの桃井さん、ありがとうございました。
Parabéns os nossos fadistas!
Obrigada, até logo!