2016年10月ポルトガル滞在記⑨「再会」
- 2016.11.08
9月に「Fado no Japão」で来日したデボラ・ロドリゲスと再会。
(こちらは9月9日のコンサート楽屋)
駅でデボラが思いっきり抱きしめて迎えてくれて嬉しかった。
日本のデボラファンの皆様、彼女はとても元気でしたよ。
「また日本に行きたい、皆さんに会いたい。本当にいい滞在だった」と改めて想いを話してくれました。
こうやって交流ができることは宝物です、カフェやランチでたくさん話しました。
実はデボラにお願いしていたことがありました。
ファドのショールを職人さんに頼んでもらったのです。
こちらのファド歌手のショールはフリンジがとても長く、なんとも美しいのです。
これはお店には出回っていません、私はそれを知らなかったのでずっと探していました。
職人さんにオーダーメイドで頼むもので、デボラが頼んでくれました。
ファド歌手にとってとても大切なもの。
手作業で作られ、同じものはない私のための一枚を受け取ることができました。
お願いした職人さんは高齢で、最近は作っていなかったのですが、今回特別に作ってくれました。
「これが彼の最後の一枚になるよ」とデボラが渡してくれました。
頼んでくれたデボラの気持ち、引き受けてひとつひとつ手作業で仕上げてくれた職人さんの魂もまとって帰ります。
身長に合わせてフリンジを切る作業は「任せて」とデボラがやってくれました。
ファド歌手の友情に心からの感謝を!
ちなみに私の顔のメイクはプロのエステシャンでもあるデボラが「プレゼント」とまつ毛エクステと共にやってくれました。
この夜歌う予定だと話すと気合たっぷりに仕上げてくれました、電車に乗るのがちょっと恥ずかしかったけど(笑)。
生まれて初めてのまつエク in ポルトガル
ありがとデボラ。帰国前にまた会う約束をして・・・
Até logo!