お雛さまと必死の英語と
- 2017.02.27
昨日は主人のフランス人のお友達夫妻が来日していたので一緒に観光へ、
2人ともフランス語は出来ませんので、英語を必死に絞り出しました。
もう一人の日本人のお友達の英語力に頼りっぱなしでしたけど(笑)
目黒雅叙園にある東京都有形文化財の「百段階段」で展示中の
「百段雛まつり 九州ひな紀行Ⅱ」にお連れしました。
内部の写真撮影は禁止なのでご紹介できませんが、
憧れの百段階段とそれぞれの間の素晴らしい装飾にお客様も私も感動。
頂上の間に飾ってあるお雛様は、私がライブでお世話になっている熊本県人吉市「立山商店」さんのからの出展なんです!
私たちも行きたいと思っていたので、とてもいいタイミングでした。
こちら、熊本県人吉市の立山商店さんのお雛様。写真は2014年に現地人吉市の「町屋ギャラリー立山」で撮影したものです。
2014年3月にこのお雛様の前で歌わせていただいたんです。
なので、百段階段を登り終えてこのお雛様を見た時にはジーンとしてしまいました。
人吉市にはポルトガルから伝わって発展した「ウンスンカルタ」があり、
この伝統を守る立山商店さんとのご縁でファドを歌わせていただきました。
東京でこのお雛様にまた会えて嬉しかったなぁ。
さて、このあとは美味しい蕎麦を堪能。
主人とフランスの友人は9年ぶりの再会、遠い国同士ですが、当時の写真を見ながら再会に心震わせている様子でした。
旅の中の助け合いがつないだ仲だそうです。
フランスの彼は旅の荷物はいつも小さなリュックひとつ、だけど思い出や人の優しさはいっぱい抱えて帰る人。
本当の旅上手は何かを教えてもらった気がしました。
言葉が完璧にできなくても、心通わせようとすることが何より大事ですね。
あたたかい気持ちをありがとう、
Bon voyage! Boa Viagem! 良い旅を!