歌詞
- 2017.08.14
自分の気持ちに少しでも接点があると、物語は自分の世界にのようになります。
だから、ファド教室で歌ってもらう歌詞は、
その生徒さんに似合うものを、
共感できる部分があるところを探して選びます。
もちろん、家族を亡くしてしまった内容などは想像の域になりますが。
「もし自分の大切な人がいなくなってしまったら・・・」
普通の生活をしている人ほど、実は感じられると私は思います。
オーバーアクションで大げさに歌わなくていい。
大切なあの人にどんな声を、どんな想いをあなただったらかけるのか、
嘘無く一か所、一声歌えたらそこが入口。
この気持ちにたどり着ければ、ただ歌うだけに終わらず、
日々の中で大切な人を想うことを肯定していくようになります。
とてもとても大切なこと、ファドがくれること。
歌うことは照らすこと、時に己を浄化し、助けてくれるのです。
Até logo!