涙が辛くしたポルトガルの海
- 2017.09.28
ポルトガルの偉大な詩人フェルナンド・ペソアが書いた
「Mar Português(ポルトガルの海)」がとても似合う場所で演奏してきました。
東京・五反田の「シェリーミュージアム」さん、南蛮文化をテーマにした宝箱のようなお店。
シェリーのスペシャリスト中瀬航也館長のお店です。
大航海時代、マデイラワイン、シェリー酒など、様々な文化や歴史背景を中瀬館長がくわしくお話ししてくださり、ポルトガルにある奥深い感情に思い馳せるプログラムを作り上げることができました。
「蜜の愛」という言葉が出てくるファドを歌いましたが、この蜜(蜂蜜)もカトリック文化ならではの認識があることを昨日初めて知り、私の気持ちも高まりました。
ただ甘い愛というわけではなかった・・・、
罪の意識に胸を痛める愛、苦い愛と隣り合わせの蜜の愛・・・、胸に刺さりました。
溢れる知識の中瀬館長そのものが宝箱のような方です。
マデイラワインもファドにぴったり。
またこちらシェリーミュージアムさんで歌う機会がありますので、
決定次第ご案内します。
ありがとうございました!
Até logo!