
ポルトガルの花と言われてまず頭に浮かぶのは「ジャカランダの花」。
紫色の美しい花です。6月はこのジャカランダの紫に街が彩られます。

ジャカランダの並木道。
今年は春に雨が多く寒かったせいで、花は少なめだとタクシーの運転手さんが言っていました。
リスボンは建物が黄色とかピンクなどパステルカラーのものも多いのですが、このジャカランダの紫とパステルカラーの建物、青い空、白い石畳の色がとても合う絵画のような風景になります。
今日はこの道を通って友人に会いに行きました。
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今日は、素晴らしい方にお会いすることができました。
ファド歌手アントニオ・ロシャさん、名店「O Faia」で歌う偉大なファディスタです。
これまでこんなにも「マエストロ」という言葉が似合う方に出会ったことがありません。
初めてご挨拶をさせていただきましたが、とても丁寧に礼儀をもって対応してくださいました。
ファド博物館での演奏があり、師匠たちが伴奏だったので控室でご挨拶させていただくことが出来ました。
昨日からリスボン入りしたポルトガルギター奏者の月本さんと、リハーサルから見学させてもらいました。
魂が、熱き血潮が、言葉に、ファドに、生き方に・・・。すべてを声に乗せて、マエストロは魅せて下さいました。
その人柄もすべてファドと申し上げていいでしょう、ギタリストからもファディスタからも、ファド関係者が皆彼を慕っています。
歌を聴くとわかるなんて軽薄かもしれませんが、そう感じてなりませんでした。気が付けば涙が流れておりました。
ファド博物館のあとは、マエストロを追いかけて、ベレンにある「馬車博物館(Museu dos Coches)」へ月本さんと参りました。

何故「馬車博物館」かといいますと、「LISBOA loves FADO」と題しましたユネスコ文化遺産を祝うfestaのコンサートが行われたのです。
今月こちらで数回行われるのですが、今日は名店「O Faia」のトップ歌手とギタリストによるコンサートで、マエストロももちろん出演!

まず最初は若手リカルド・りベイロ、若手と言っても一流の方です。声量と声の美しさは圧巻!
チャーミングな部分がトーク中も随所に出てきて、人柄の良さもうかがえます。
以前、小野リサさんがテレビ番組でリスボンを訪れてファドを歌った際に、サポートしたのが彼です。

そして、マエストロ!荘厳な雰囲気のステージに立つ姿も美しい・・・。
一番手のリカルド・りベイロが「彼はファドの歴史の一部、最後のestilista(文体に凝る人、名文家)」と紹介したのが印象的でした。
マエストロの顔が真っ赤になるほどの全力の声が、どんなに遠くても、心をわしづかみにします。

ラストは名店のトップ歌手レニータ・ジェンティル、強さと柔らかさをあわせもち、圧倒的な声量と存在感で魅せてくれる方です。
この店が受け継いできた名曲「マリア・マダレナ」(Fado das horas)をやっと8年越しで聴くことができました。
私が初めて覚えたカスティーソで、8年前にお店に聴きに行ったのですが、その日は彼女は他の曲を歌ったので聴くことができませんでした。
だから、本当に嬉しかったし、私に熱い気持ちを注入してくれました!

最後は大合唱&スタンディングオーベーション。やっぱり「O Faia」は凄いです。
この興奮と熱い想いを抱えて夜はいつものお店「パテオ」へ行って歌いましたが、「自分はまだまだやなぁ」と痛感。
リスボン3日目、追いかけたい目標がまた一つできました。
マエストロ、これからもお元気で歌ってください。
Até logo!
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リスボン初日から師匠と満席のお店で演奏に参加しています。
6月は「Festa de Lisboa」のお祭りがあるベストシーズンなので、本当にお客様が多く、お店は大広間と中部屋の2箇所を使い、ギタリストはそこを往復します。
私もギターを抱えて全曲伴奏にも参加していますので、知っている曲知らない曲もとことん弾いて見て聴いて覚える最高の修業状態に入らせていただいています。
短いインターバルの間にコードをメモしていたりで、ゆっくり写真も撮れないほど。
さて、昨日の昼は特別な昼でした。
師匠の勤務する「ファド博物館」へTeresa Tapadasという歌手の演奏を聴きに行き、その後「博物館のレストランテラスで弾こう」という師匠提案で、テラスのテーブルを囲んでエンドレスファドメドレーを弾きまくる午後でした。
キーだけ決めて、その後ファド・カスティーソをどんどん展開させていくのですが、師匠の他の生徒さんと私はあまりに高いレベルについて行くのもやっと。でも、これが本当に幸せなことなのです。
こんなこと日本ではできません。
レストランオーナーが気に入って下さって、お料理やワインを差し入れてくれました。誰かに聴かすわけでもありません、ただただ好きで、愛して、弾いているのです。こうやって伝えてくれる師匠に感謝感謝です。
そのあとは私も歌って、リハーサル。
空は快晴、気持ちのいい風、師匠たちの演奏と美味しいお料理と、みんなの笑顔。
「私幸せ」(Estou Feliz.)と一体何回連呼したことか。
写真はユネスコ無形文化遺産登録のロゴシール、師匠にもらいましたヽ(^o^)丿
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日本の家から約20時間以上をかけてリスボンへ到着!
家から約24時間かけての旅路、へとへとでしたけど、友人が迎えに来てくれてホッと一息つきました。

今回のお部屋はこちら、とっても可愛いベランダ付のお部屋です。陽当たりもよくて、一ヵ月間楽しく過ごせそうです!
共同ですがキッチン・洗濯機も付いていて気に入っています。

買い出しついでに街を歩いていましたら、こんな銅像を発見、「ファド」!
ロッシオ駅のお土産店の前にあります。「ユネスコ無形文化遺産」登録を記念しての銅像で、気軽に写真撮影できます。
ペソアの銅像に並ぶ新しいおすすめポイントになりそう、横に立って一緒に歌って撮ってください(#^.^#)
それでは今夜からファドのお店へ行ってきます。
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今朝、関西国際空港を出発いたしまして・・・

ただ今、オランダ・アムステルダムで乗り換え待ちをしております。
気温17度、くもり。今はヨーロッパは過ごしやすいので、飛行機も満席、空港内も人が多いです。
約5時間の待ち時間、一人で行く場合はちょっと辛いのですが、苦労すればこそのリスボンが待っています。
それでは、また後程。
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いよいよ明日5月30日にポルトガルへ出発いたします。
約一ヵ月間、ファドの毎日を送ります。この日を待っておりました!

出発にあたり髪を切りました。気持ちも切り替わります、すっきりーヽ(^o^)丿
これから徹夜で荷造りです、わざと寝不足にして飛行機の中で寝ます。そうしないとオランダでの乗り換え待ち時間がとてもツライのです(笑)
直行便がないのですが、ないからこそ、簡単に行けないからこそ余計に好きになるのかもしれません。
さて、どんな出会いが待っているでしょうか。いってきます!!
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先日5月25日は、室町時代から続く兵庫県揖保郡の「善導寺」でファドを演奏させていただきました。
荘厳なお堂にファドは意外にマッチ。たくさんの方にお集まりいただきました、ありがとうございました。

「ワイン殿、なぜあなたは人の平常心やバランスを奪うのですか!?」とワインと会話する曲。
荘厳なお堂にワイン瓶を持ち込む(笑)私のお気に入りポルトガルワイン「Evel」と会話、もちろん空ですよ!!

ポルトガルギター:上川保 ギター:水谷和大

「ファドを聴くのは初めて」というお客様ばかりでしたけど、合唱していただき、心を共有することができました。
お寺は集う為の場所、ファドも人が集う為の音楽です、なので心は同じ。お堂で演奏ができて、皆さんと心を分かち合えることが何よりの私の喜びでした。

ありがとうございました!
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6月の1ヵ月間リスボンでのファド修行に行って参ります。
少しずつ向こうでの予定も少しずつ決まってきました。今回は公演は行わず、ひたすらに聴いてお世話になっているお店で歌って、リスボンの中にあるファドそのものをもっと知るファド漬けの日々を送りたいと思っています。
行った事のないファドのお店にも足を延ばす計画、あとはかわいいポルトガル雑貨を持ち帰って部屋やファド教室のインテリアを懲りたいなー、なんて(^0_0^)

このギターも共にリスボンへ。
今日、出国前のファドレッスンが一通り終了しました。
偶然にも複数の生徒さんたちも日本から出るスケジュールだったので、お互いのお土産話を楽しみに一旦一区切り。
みなさん、それぞれの生き方、思いを形にできるものを模索しに来てくださっているので、曲がどんどんその人らしく仕上がっていきます。私にとっても素晴らしいファドの時間を過ごさせていただいています。
ありがとうございますヽ(^o^)丿
私も修業を重ねて帰ってきますので、待っていてください!!
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今からさかのぼること470年、1543年8月25日、ポルトガル人が種子島にやってきました。
今年は470周年、さまざまなポルトガル関連イベントが全国各地で行われます、ご注目ください。
私も8月末にお馴染み大阪・中崎町「ティナレンテ」で『遥かなるサウダーデ』と題しましてファドライブを行います。

6月に1か月間リスボンでファド修行をしてまいります、その帰国ライブでもあります。
チラシの写真は「1541年」となっていますね、さっき「1543年」と言ったのに・・・。
その謎はライブにて!
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大阪の中之島バラ園、とってもきれいです!

先週いいお天気だったので母と行ってきました、こちらは「ばらぞのばし」。

大きなバラ、ネーミングに拍手!

わぉー

今回一番気に入ったのはこちら。名前は見なかったけど、素晴らしい造形美!!
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