燃え尽きた感覚を味わう
- 2022.09.19
久々に心地よく味わいました、あぁ、この感じ!
昨日のポルトガル音楽コンサート「葡萄牙時間旅行」、
名古屋で幕を開け、無事に東京公演で幕を下ろしました。
ご来場の皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
この3人で演奏できて本当に良かった。
単に演奏するだけではなく、
大好きなポルトガルをお客様と共有することが音の向こう側にあるので、
会場内が名古屋も東京公演も終始あたたかな世界であったことが何より嬉しかった。
元々フォルテピアノ小原さんと始まったこのプロジェクト。
最初はチェンバロと合わせたり、そこにポルトガルギターが入ったり、
いろいろ試行錯誤してきました。
話すように鳴るフォルテピアノとポルトガル語の相性の良さを発見し、
ファドだけではなくポルトガルの民謡を発掘するというテーマにたどり着きました。
それならポルトガル北部を取材し続ける写真家で
ポルトガルバグパイプも吹ける藤原暢子ちゃんに加わってもらったら
より一層おもしろくなるんじゃないかと声をかけた次第。
この狙いは大成功。バグパイプの音を「浴びる」とたちまち村祭りへワープ。
バグパイプの鳴り出した瞬間、会場の空気がかわる!
お客様の「わぁ」という心の声が見事に聞こえてきて、
私も北部の少数言語ミランダ語で歌いながら、お祭りで練り歩いている感覚に。
また日本でも人気が高いマドレデウスの代表曲「O Pastor」(海と旋律)も今回チョイス、
これはフォルテピアノの魅力を更に引き出しました。
(ポルトガル楽器アドゥフェも叩く藤原暢子殿!)
バロック音楽から民謡にファド、現代の音楽まで網羅する音と写真の旅。
一緒に旅をして下さった皆様に心からの感謝を。
(おまけ 休憩中の密かな見せ場「調律」。お客様も興味津々で集まります)
ポルトガル沼にはまった3人、また必ず集ってイベントをしたいと思っています。
どうぞおたのしみに。
ありがとうございました!
Até logo!