昨日、大阪入りしました。
東京も昨日はいいお天気、しっかり家の掃除をして、
花に水をあげて、あれやこれや準備をして新幹線へ。
おかげさまで今日の「ティナレンテ」さんでのライブは予約満席となりました。
ありがとうございます。
「夜のポルトガルギター ファドの涙」と題して、
弦と皆さんの思いから生まれる心のしずくを感じ歌いたいと願っています。
満席ですが、あと1・2席ならご用意ができそうとお店から聞きました。
もし、お考えの方がいらっしゃいましたら、
「ティナレンテ」さんにご連絡の上お越しくださいませ。
電話 06-6359-2448 です。
ご連絡なしの場合、席がご用意できずご入場できない可能性がありますので、
よろしくお願いいたします。
皆様と15周年ライブをご一緒できるのを心より楽しみにしています。
それでは後程!
Até já!
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大阪で15周年ライブのリハーサルをしてきました。
挑戦がいっぱいのプログラムを組んで、
実は組んだ張本人の私が一番ハラハラしていたのですが、
リスボン仕込みの3人でいい音に仕上がりました。
ギターは15年共に奏でてくれた水谷和大さん(中央)。
今回のポルトガルギターは若手実力派の山本真也さん(右)です。
大阪公演12月1日(土)18:30- 中崎町「ティナレンテ」
ディナー付のお席はあと1席、1drink付のお席はまだ余裕ありです。
ご予約は「ティナレンテ」まで
メール:tina_lente@cd5.so-net.ne.jp
電話:06-6359-2448(金~日曜のみ)
東京公演 四ツ谷マヌエル・カーザ・デ・ファド(2日間)
●12月15日(土)19:00-食事 20:30-開演
6100円(ポルトガルディナー付、飲物別途)
●12月16日(日)12:00-食事 13:30-開演
5100円(ポルトガルランチ付、飲物別途)
ご予約は「マヌエル四ツ谷」電話:03-5276-2432 まで
「愛して、歌う」これが私のファドだと抱きしめられるようになった15年、
皆様に支えられて、ファドと生きる道を歩んでくることができました。
これまでの想い、これからの決意をこめて歌います。
心よりお待ちしております。
Até logo!
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あの人が大好きだったピリピリさんのタコめしで、偲ぶ一周忌。
私のファド教室生徒第1号あり、ファド仲間であり、
時にブレーンであり、スタッフチームのひとりであったあの人。
1年前に病気と闘いながら最初で最後のファドライブを決意しやり遂げた。
それは言わば生前葬で、命を燃やして歌ったファドは素晴らしかった。
あんな声、二度と聴けないだろう。
ライブ当日を前に、寂しくて仕方なかったけど、
人生をかけたこのライブのレッスンとプロデュースをさせてもらえて本当に光栄だった。
お見事でした。
今でも、何かにつまづいたり、アドバイスが欲しい時、
あの人なら何て言ってくれるだろうか、と、しょっちゅう思い出す。
声は聴けないのだけど、何故だろうか、
顔を思い浮かべただけで「うん、大丈夫」と思わせてくれる。
あの人はこのタコご飯を愛して「タコめし」と呼んだ。
だから、これはタコめし。
それをあの人の大事な人と、大事な場所で食べられたことに感謝。
ずっとずっと忘れない。
この場をもうけて下さったピリピリさん、
ご一緒で来た皆様、ありがとうございました。
Até logo!
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ファド教室で大事にしているのが、
発音や音程以上に「想い」です。
何がファドになるのか?
本気で願い、焦がれ、大事にしたいと愛おしむからファドになる、
それが私の考えです。
プロの歌手ではなくても、その生き方が表れる生徒さん達の歌は、
本当に個性がバラバラで愛しい。
逆に技術や表面をつくろうことが邪魔をしてしまうこともある。
自分らしく生きようとすることは難しい。
でも、出来る。本気で願い、追い求め続ければ叶う。
それが苦難の道であろうとも、その想いがファドになる。
もっと自分を愛せるし、誰かの背中も押せる。
着飾らない心で、ありのまま願い歌おう。
願うことは美しい。
ここ毎日のレッスンで痛感する。
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よみうりカルチャー講座のための楽譜づくり。
アマリア特有の歌いまわしを残しつつ、
オーソドックスなメロディーラインを楽譜にしていく。
このバランスが難しい。
音源をそのまま採譜したら、アドリブ部分が細かすぎて大変なことになるんです。
楽譜を読める人、苦手な人、まったく読めない人が一緒に受ける講座なので、
できるだけ易しく、でもファド特有の技も入れつつ作らないといけない。
毎回大変だけど楽しい。
でも楽譜だけではファドのエッセンスや歌いまわしのパターンは入りきらないので、
レッスンでは揺らしのパターンをいくつも実演する。
楽譜が読めなくても、渡したことを耳で覚えて見事自分のものにする生徒さんに感動すること幾度。
楽譜を越えて自分の歌を歌ってくれたときの嬉しさったらないのである。
いずれ、誰にでも気軽に歌ってもらえる楽譜集を作れたら・・・思っています。
そういったアイテムがないと、なかなか日本ではファドを広めるのは難しい。
シャンソンやジャズの皆さんの取り組みを参考に、
私も頑張りたい。
Até logo!
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大阪でとってもお世話になっているギャラリー&カフェ「ティナレンテ」さんの
10周年お祝いライブイベントが7月8日(日)にあり歌わせていただきました。
お店のファンの皆様で満席御礼。
お店への愛をこめて、そしてファドを初めて聴く方にも楽しんでいただけるプログラムでお届けしました。
左から上川保(1st Pg)、ヤノフトシ(2nd Pg)、水谷和大(G)。
伝統のファド、モダンファド、ポルトガルのポップス等々こだわって組みました。
ヤノさんもファディスタとして2曲披露。
冒頭に「10周年だよ、全員・・・」と呼びかけると、
お客様皆様「集合!」と拳を突き上げてくださいました、昭和万歳。
皆大爆笑、予想以上のキレでした~。
それから、私からの10周年プレゼントとして、ポルトガルギター弾き語りをしました。
ポルトガルギター3本でキラキラ光る音のシャワー、現地のようになりました。
この日のために上川さんに習って練習したんです。
私の主旋律に上川さんがハーモニーをつけ、ヤノさんが合いの手を入れる構成、
それを水谷さんのギターがしっかり支えてくれました。
最後の歌は歌詞を「ティナレンテ」バージョンに作詞をしてプレゼント。
オーナーが「泣くまい思っていたのにこれを聴いて泣いてしまった」
と見せた笑顔に私も泣きそうに。
安心安全な素材で作るオーナーのお料理と、
一級建築士のマスターが蘇らせた古民家の心地よい空間ティナレンテ。
でも、最大の魅力はオーナーご夫妻のお人柄です。
10周年本当におめでとうございます。
素晴らしい日に歌う機会をいただき光栄でした。
これからもどうぞどうぞよろしくお願いいたします。
Até logo!
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Live Schedule 更新しております。
夏から初秋にかけて、より心を裸にして、愛して歌いたい。
自分の心にある闇、コンプレックス、嫉妬、憧れ・・・、
タブーな部分こそ歌に、ファドになる。
一歩を踏み出すために、
タブーだと自分が思っているところに光をあてて、
許して、自分を愛することができれば、
隣の人にも光をあてられる。
誰かを攻撃してしまう、あまりにひどい事件のニュースが多い昨今、
私は声を大にして言いたい。
自分自身を愛して大切にできれば、
世界はもっと平和になる。
自分自身を抱きしめて、許して、
その手で誰かの背中をさすってあげて欲しい。
少しの優しさでいい。目を合わせて微笑むだけでもいい。
甘っちょろい考えと言われようと何だろうと、
私は歌でさすります、微笑みます。
一人一人が、優しい幸せに溢れますようにと。
それが私のFADO。
Até logo!
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師匠パレイラが、ファドが、ポルトガルが教えてくれたのは、
「自分をそのまま愛していいよ」という許しだった。
許せていなかったのは自分自身だった。
師匠はむしろ「お前はこんなに素敵なんだからっ」と鼻息荒く、
微笑みながらも真剣に言ってくれた。
音楽技術よりもそっちの方ばかり言っていた。
その言葉こそ私にはファドだった。
だから師匠のポルトガルギターは、最高に私を輝かせてくれた。
光をくれた。それをお店の皆が見守っていていてくれた。
私のライブも、ファド教室もそんな想いをたくさん伝えたい。
光があれば進んで行けるから。
Até logo!
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よみうりカルチャー荻窪校のファド講座、
今日が4-6月期の最後だったのでファド・ヴァディオ形式の発表会でした。
皆様心を寄せて真剣に3曲ずつ歌ってくださいました。
【4-6月期の曲】
◆Ai Mouraria あぁ モウラリーア
◆Coimbra コインブラ
◆Maria Lisboa マリア・リシュボア
誰の真似でもないありのままの声が、ご自身の間合いの歌声が、
素晴らしいファドを生み出しました。
感激して、うっかり忘れ物をして帰って来てしまったほど。
「ありのまま ファドを歌う」講座名通り、
皆様私の誇らしいファディスタです!
お疲れ様でした、7月からの来期もよろしくお願いします。
7月からの新規参加も受付中ですので、
ご希望の方は「よみうりカルチャー荻窪」までご連絡をお願いします。
◆講座「ありのまま ファドを歌う」◆
第2・4火曜日 13:30-14:50
アマリアの名曲を中心にポルトガル語と日本語で歌います。
楽譜あり ポルトガル語初心者大歓迎 録音機持ち込み可
詳細とお申し込みは→「こちら」
お待ちしております。
Até logo!
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5年くらい前、日本に住むポルトガル人の友人が久々に私の歌を聞いて
「久美子、格段に発音や言葉運びが良くなった、どうしたの?」と言ってくれたことがありました。
間違いなく生徒さんの力でした。
教えるには、自分が理解していないと出来ない。
生徒さんの歌を聞いて、どうやったら現地の香りがする歌い口になるかをひたすら考えてやってきました。
それが自分に還ってきた証でした。
現在、我がファド教室は大阪も東京も3年以上習っている人が増え、
個人教室では私が歌ったことのない曲のリクエストもバンバン来ます。
レッスンで扱うためには私が歌って弾けるようにしておかないといけないので、
正直準備が大変なんですが、私にとっては宝です。
ファドの千本ノック状態と言ったらいいでしょう。
嬉しい悲鳴です。
開母音と閉母音の違いに加え、二重母音や音節の活かし方、
伴奏と歌の関係性、さらにそこに人柄を反映させる。
皆さん、必死に食らい付いてきてくれるんです、しかも楽しそうに。
昨年から今年は生徒さんのライブデビューがプロ・アマ問わず続いているので、
全力でサポート中です。先生であり、よきライバルとして。
皆さん、ありがとうございます!
今日のレッスンも新曲だっ
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