光
- 2013.09.20
久々にファドレッスンのお話。
「こういう風に表現をして」と決めて指導しなくても、生徒さんの中にある人格、性格が歌をちゃんと作ってくれて、キラっと光る瞬間が見えてきます。
それを発見したときの喜びったらありません。
舞台俳優時代に「演出家の方が向いているよ」とある人に言われ、ちょっとショックだったこともありましたけど、演出をやってみたり、こうやってレッスンを受け持たせていただくと、確かにそうかもしれないと思います。
私の思う表現を押し付けるのではなくて、その方にしかない「良さ」を引き出すことが醍醐味。
そのために、ポルトガル語の発音とかリズムの作り方とかクリアーしなければならない部分がたくさんありますが、とても楽しいです。
ファドは伝統的な要素もある「型」の音楽、だからこそその人らしさが必要なのです。
12月の発表会がとても楽しみです♪
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