寺子屋ポルトガル 初回終了!
- 2015.06.15
一昨日13日(土)寺子屋ポルトガル第一回目、無事に終了いたしました。
恵比寿のBarジャージャンにたくさんの方にお越しいただきまして、熱く、美味しく開催できました。
ありがとうございました。マデイラワインの世界ということで、こちらのラインナップと共に。
バーベイト社の10年物白ブドウ4種。木下インターナショナル様からの協賛でご提供いただきました。
左からセルシアル(辛口)、ヴェルデ―リョ(中辛口)、ブアル(中甘口)、マルヴァジア(甘口)。
こちらをファドと濃い解説と共にお召し上がりいただきました。
マデイラへの愛が詰まった解説をしてくださったのは講師の鈴木勝宏さん。
写真は1907年のマデイラで作ったチョコレートケーキを準備中。
このサプライズにはお客様もご満悦のご様子、だって108年ものですから!!
ノーベル物理学者の湯川秀樹さん、詩人の中原中也さん、ブルースの女王 淡谷のり子さんのお生まれ年。
ケーキと合わせて1907年も少し召し上がっていただく豪華な「マリアージュ」。(鈴木さんからのビックプレゼント!)
人生と歴史を味わえるマデイラワイン、香りまで美味しい、お客様からため息出ていました。
さて、ファドの方は飯泉昌宏さんのポルトガルギターだけで伴奏してもらう新曲も披露できました。
1820年に生まれ、26年の短い生涯を閉じたファド歌手マリア・セヴェーラの想いを歌った名曲をやりました。
そして、信長が初めて口にしたであろう珍蛇酒(ちんだしゅ)は、マデイラで作られたワインだったかもしれない・・・という説へ。
そのロマンの根拠となる「赤道を4回越えても熱と揺れに耐えられたマデイラのワインの製法、ブドウの特性」を鈴木さんが熱弁!
珍蛇酒についてはシェリーやポートなど諸説ありますが、マデイラがそこに加わる可能性、根拠もあることから、
今回その「ロマン」をとりあげました。
真剣にメモを取っている方もいらっしゃり、本当によかったです。
ご来場のみなさま、関係者の皆様、本当にありがとうございました!
それから、早速お知らせです。
寺子屋ポルトガルの第二回目は11月8日(日)お昼すぎからに決まりました。
テーマは「ポルトガルじゅうたん刺繍」、初心者でもできる作品づくりをしていただきます!
講師は中村真奈美さん(日本手工芸指導協会講師)。
なかなか作り手のいない「ポルトガルじゅうたん刺繍」の世界をお楽しみください。
詳細が決まりましたら、お知らせいたしますね。
Até logo!!