出会いの空飛ぶ九州の旅①人吉編
- 2015.06.23
6月19日から3日間、人吉、天草、そして最後は長崎をめぐるライブツアー
「好きっちゃポルトガル!」の旅が無事に終わりました。
協賛いただいた、木下インターナショナルさまの美味しいマデイラワインをひっさげて、
大航海時代に宣教師たちが船でやってきた九州を、歌いながら北上していきました。
19日の初日は「ウンスンカルタの町」人吉へ。
ポルトガル人から伝わったカルタ遊びを大切に残す町です。毎年10月には大会も開かれます。
会場は「ひとよし森のホール」。音の響きにとことんこだわったホールで、惚れ込む演奏家が続出する場所。
ファドはやはり生音がいいですから、我々もこの響きの良さに嬉しくなりました。
ツアーメンバーは信頼厚いこの二人、ポルトガルギター:上川保(左)、ギター:水谷和大(右)。
日本語で歌う曲も今回入れました。
さて、今回のテーマ、「かの信長が飲んだのもマデイラ島で作られたワインかもしれない!?」
そんなロマンのお話、そして、それが可能になる根拠も説明いたしました。
「大航海時代の船旅で美味しくなった奇跡のワイン」、皆さん楽しげにきいてくださり、
休憩中にそれをふまえてお召し上がりいただきました。
「待ってました!」とばかりに一口・・・・、皆さんのお顔がとろけた瞬間を私は見逃しませんでした。
と言うわけで休憩後の演奏後半は、ワイン片手にポルトガルのよう。
マデイラは19度近くある強いお酒で、ゆっくりと味えます。ファドライブを聞いていただくのにもぴったり。
「いつもはお酒は控えているんだけど、今日は特別に家族から許可をもらってきた。」なんて方も。
客席がファドとマデイラワインの甘い香りに包まれました。
一緒に歌っていただくシーンもリスボンさながら、人吉によきファドの夜が舞い降りました。
おかげさまで大成功の初日で幕開けしたツアー。サポートの皆様にも大感謝!
人吉公演を主催してくださった、人吉市国際交流協会の皆様、
ご協力くださったウンスンカルタ保存会の立山ご夫妻、森のホールのオーナー様、
そして、サポートではるばる長崎から来てくださったナガサキポルトガルシルシル塾の塾長ご夫妻、
本当にありがとうございました。
胸の高鳴りはやむことなく、第二夜「天草編」につづく・・・・
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