娘に贈る歌
- 2019.10.24
◇「君へ」(ポルトガル語と日本語)
先日の撮影で、娘と一緒に歌うことが叶いました。
お腹の赤ちゃんに話しかける歌「Para ti」(君へ)です。
シンガーソングライターLuísa Sobralが妊娠したときに書かれた曲です。
昨年、日本語訳詞をして大きなお腹とライブで歌っていました。
その娘が産まれてくれてからも、
よく家で抱っこしながら歌っています。
娘は嬉しそうに聴いてくれます、落ち着くみたいです。
その姿そのままにあやしながら撮影することになり、アカペラで歌いました。
ライブではよく泣いてしまって、
今回は泣かないと思っていたら、
やっぱり最後にこみあげて泣いてしまいました。
自身の母親への感謝を歌う箇所があるのですが、
そこで、私の母の顔が浮かび、気持ちが溢れてしまいました。
娘が撮影の時着ていた服がたまたま母がくれた服だったのです。
うん、これが私です。
恥ずかしくないと思えました、そのことが嬉しかったです。
こうやって、私自身の人生のことを歌う事が出来た事、
それを撮影して形にしてもらえたこと、
本当に感謝しています。
その後、この「君へ」の音源も
撮影監督のティアゴのもつラジオ番組で流れたそうです。
偶然ポルトガルにいらっしゃったメルカードポルトガルさんが、
車の中で聞いて驚いて知らせてくれました。
私にとって、大きなステップになる撮影セッションでした。
素晴らしい機会をくれたプロジェクト
「A Música Portuguesa A Gostar dela Própria」に心からの感謝を。
Até logo!