ファドっぽく歌うコツ
- 2021.02.02
日本人がファドを歌うにあたり、おさえておくといいポイントのひとつ、
MとNの付く単語は「ンー」と鳴らしてから言う!
日本語の「ん」は飲み込んでしまって、自分には聞こえても相手には聞こえていないことが多いです。
ポルトガル語の「ン」は喉の奥で飲み込まず、はっきり音にして前に出すイメージで歌うと、
ぐっとファドっぽくなります。
フワフワの動物を「もふもふ」と言う際に、ものすごくもふもふなイメージで
「んもふ んもふ」と強調する感じです。
響きに深みや厚みがでてきます。
「ン」の音でメロディーをつないでいくことも多いので、やってみてくださいね。
1月末の「よみうりカルチャー荻窪」の課題曲は「É Noite na Mouraria」(モウラリーアは夜)、
NやMの単語が多く出る詩だったので、「ンーンー」いっぱい鳴らしました。
ファドは韻を踏んで、同じような音が続くように書かれている詩も多いので、
うまく活かしていくと素敵なファドになりますよ。
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