大好きなお店のオーナーから最高のサプライズプレゼントをいただきました。
伝統曲「Fado Menor do Porto」に合わせた、彼女のオリジナルの歌詞。
ポルトガルにおける私の母であるリナが「ファドは私と共に」という歌詞を書いてくれました。
経営者であり、母であり、よき妻であり、自分の道を貫く女性であり、歌い手でもある彼女。
歌詞は本当に美しく、彼女ならではの強さと、決意が綴ってあって、私のこれからの気持ちを代弁してくれているものでした。
約8年半の間、外国人の私が葛藤しながら、でもファドに魅せられてポルトガルで歌い続けてきたのをずっと見てくれていた彼女、母からのこの詩は生涯の宝物です。
国籍は関係なく一人のファディスタとしての生き様を書いたものをプレゼントしてもらえて、本当に感激しました。
本当にありがとうマィン、これを歌いにまた帰ってこなくちゃね!
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今夜も歌声響くリスボン、トップバッターは若手歌手ジョアナ・フェルナンデス。
部屋の横から聴いているのも好きです。
舞台役者時代も見るのが好きで、本番中に楽屋にあまり戻らずに、スタッフさんに場所をもらって、舞台袖からいつも見ていました。
すると、ある舞台でとある方が私に気づいて声をかけてくれました。
「自分の糧になるから、よく見ておきなさいね。あの役者のこういうところがいいのよ、盗んだらいい。
最近は、全然舞台袖から見ない人が多い、私には理解できない。こんなにいろいろ身になるのに。
しかも、それを伝えない先輩格も多い。それじゃダメだと私は思う。私は伝えたいな、だから言っちゃったよ。」
現在もミュージカルや様々な舞台でご活躍中の実力派舞台女優さんで、大ベテランなのにいつも初心を忘れずとりくんでいらっしゃった姿が目に焼き付いています。
舞台袖も大事な場、素晴らしい先輩にいただけた言葉が私の背中を後押ししてくれています。
ギターのギリェルメさんが曲の合間にこっちを見て「聴いているか?」とにっこりしてくれます。
こうやって聞かせてもらえる場をいただけて、本当にありがたいです。
大事な大事なファドの時間です。
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いつも通うCasa de Fados “Velho Páteo de Sant’Ana” で師匠たちと交流中です。
冬場でお客様は少なめ、リスボン全域でお客様が減っているそうで、冬休みをとるお店も今年はかなり多いそうです。
しかしながら、お客様が多かろうと少なかろうと演奏はかわりません。
今回初めて会うファディスタたちの歌も聴けて、自分の心に、体に、細胞に注入されていく音の響き を味わいました。
人柄が歌になります、やっぱりそう、外国でもそれは同じこと。再確認いたしました。
ベテランの男性歌手アントニオさんの言葉運びはやっぱり綺麗で、レパートリーで同じ曲が聞けると特に身になり、目を輝かせてしまいます。
師匠パレイラとも人生のこととかゆっくりと話もできて、来てよかったと心底思います。
いい時間を過ごせています。
歌は心、どんな時も。
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路面電車の音を部屋で聞いて目が覚めるリスボンの朝でした。
昨夜は師匠とお店であって、いろいろ話をして、歌って、とても心が癒される夜となりました。
時差ぼけがありつつ、頭はいろいろ考えてしまって、よく寝付けない状態でしたが、さわやかな目覚め。
起きてすぐにリスボンの朝の散歩へ出かけました。
ずっと工事が続いていたアウグスタ通りの「勝利のアーチ」、昨年末からアーチの上の展望台も公開されました。
クリスマスには3Dマッピングで盛り上がった門です。
あたたかく、おだやかな天気でした。
一昨日まで雨も降り、寒さが厳しかったと店のオーナーが言っていましたが、昨日今日と本当にあたたかく過ごしやすくなってくれました。
朝の通勤途中でカフェをいただくのもポルトガルの光景、私はゆっくり朝ごはん。
ガラォン(グラスに入ったミルクコーヒー)とパステル・デ・ナッタ(エッグタルト)、私の好きなものが並んでいます。
「ポルトガル語教室」の皆さん、おなじみのメニューですよね?^m^
かわいいポストに「Bom dia 」(ボンディーア:おはよう)。
今回は、こんなかわいいポルトガルをいっぱい見つけたいな。
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家から28時間かけてリスボンの寮に到着しました。
初のイスタンブール経由、人種と文化が入り交じるあの空港の様子は圧巻でした。
寮は留学時代に滞在していたところなので、寮長やレセプション警備のスタッフも顔なじみで、あったかく迎えてくれました、本当に嬉しい大好きなポルトガルが待っていました。
出発にあたり、たくさんの応援メッセージをいただきました、ありがとうございました。
路面電車の見えるリスボンの寮に一週間ほど滞在して、その後ポルトに入ります。
取り合えず一旦寝て、夜は師匠の居るお店に行ってきます。
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本日8日夜からポルトガルへ出発いたします。
初めてのトルコ航空、イスタンブール乗換え、それだけでもアドヴェンチャーでございます(^_^)/
22日までポルトガルに滞在して、23日に帰国いたします。
19日のコンサートをメインに準備をし、それまではゆっくりファドを聴いたり、師匠と交流したりして過ごす予定です。
現地から出来る限りレポートしたいと思っています。
それでは、行ってきます!!
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昨夜は仕事始め、大阪・北新地「あしびの」で歌い初めでした。
ポルトガル出発を前に皆さんに力強く送り出していただけました、ありがとうございました。
昨夜はブルーのワンピース、いつも何を着ようかと悩みます。
そんなに衣装持ちではないのですが、衣装やアクセサリーは気持ちの面でも重要です。
さて、ポルトガル出発前日の今日は、ポルトでのコンサート用の着物をスーツケースに入れて準備しています。
帯締めや帯揚げをどれにしようか、楽しく悩んでおります。
基本の着付けは出来るので、演劇や日本舞踊をやっていてよかったと改めて思いました。
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Feliz Ano Novo!!
皆様、よきお正月だったでしょうか?
私は1月2日に誕生日を迎えましたので、お祝いの年始でございました。
歌手の肺活量で、ローソクは一回で吹き消せたのがちょっと嬉しい、火の粉が飛ぶほど(笑)
初詣は京都の伏見稲荷大社へ行きました。
稲荷山を登り、山頂「一の峰」まで千本鳥居をくぐりぬけて、気持ちもすっきりいたしました。
今年は11年目、飛躍の年になることを目指してとりくみます。
まずは1月19日のポルトガルの名門ホール「カーザ・ダ・ムジカ」でのソロコンサート!
節目の年にいただいたお仕事にプレッシャーと緊張が押し寄せますが、日本人ファディスタとして胸をはって歌ってきます。
日本で応援してくださる皆さんにいただいた気持ちを連れてポルトガルへ行って参ります。
出発は1月8日の夜、着物を着て歌う予定です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!!!
Até logo!!
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