10月12日(水)はファド博物館横のレストラン「Travessa do Fado」に師匠と出演でした。
演奏前のリラックスなひと時
チューニング中 ギタリスト、アントーニオ・ケイロシュさん
ちょっと上川さんに似てる!?
矢野さんも師匠アントーニオ・パレイラの横に並びました。
2階と1階を行ったり来たりで演奏、↑わかりにくいですが私歌ってます。
デボラから受け取ったショールで初めて歌う夜。
本日の演奏チーム、ファドの心に溢れる3人に我々も迎えてもらいました。
若手男性歌手ミゲル・カモンイシュさんが巧みな話術と歌唱力で盛り上げ、
気が付けば日付がかわる寸前。この夜が矢野さんの帰国前夜でした。
師匠アントーニオ・パレイラが本番の中で伝えてくれることもたくさん受け取って、矢野さんは一足早く日本へ向かいました。
帰国後の共演が楽しみです、お疲れ様!!!
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毎日開く新しい扉、めぐりあわせに感謝でいっぱいの日々です。
こちら、Casa de fadosの名店Adega Machadoでも心をいただきました。
17:00-18:00の早い時間にカジュアルにファドを楽しんでもらう時間を設定しているこちら、
この時間帯は先日会ったセルジオさんが弾いているので聴きにいってきました。
すると、「もちろん演奏するよね!」とセルジオさん、我々も参加しました。
写真はありませんが、私もソロで歌わせてもらいました。
「10%はテクニック、90%は心で弾くんだ」そう話してくれたセルジオさん(写真中央ポルトガルギター奏者)。
私たちを迎えて心を通わせながら弾いてくれました。
彼は必ず歌手やギタリストと目を合わせながら弾くんです。あの瞬間は言葉になりません。
「クミコとの演奏は本当に幸せなんだよ。ピュアな気持ちで一緒に弾けるから。何より大切なことなんだよ。」
そう話してくれた演奏後、嬉しくて涙が止まりませんでした。
彼とは出会って8年ですが、初心を忘れずいつも大きな心で演奏し、たくさんの人にファドの愛を渡している素晴らしい方です。
矢野さんもセルジオさんの横でいっぱい大切なことを受け取りました。
昼間ファド博物館で師パレイラのレッスン、そして実践となる夜の演奏活動、これを叶えてくれるファドの文化にありがとう!!
そして、セルジオさんが夜の部のAdega Machadoに私たちを招待してくれました。
ここではポルトガルギター奏者アントーニオ・ディーアシュさんとも再会。
そして、ラテングラミー賞にノミネートされた若手実力派歌手でありギタリストの
マルコ・ロドリゲスさんと初めて会うことができました。
お店の看板歌手マルコさん。なんと、マルコさんが2日後に私をゲストで呼んで下さることになり、
このお三方と演奏することも出来ました。心揺さぶられるたまらない時間でした。
マルコさんは有名ですごい方なんですが、ファドへの純粋な愛情をもった熱い人。
日本人の私たちがファドを演奏していることに対し「ありがとう」と真剣に言ってくれたのです。
彼の演奏の随所にそんな情熱が溢れていました。
セルジオさんとマルコさんに感謝と共に、快く私を受け入れて下さったAdega Machadoオーナーにも心から感謝いたします。
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