• Profile
  • Discography
  • Schedule
  • Media
  • Lesson
  • Photogallery
  • Blog
  • Contact
  • Link

ファド歌手(ファディスタ)津森久美子オフィシャルウェブサイト

2016年10月ポルトガル滞在記⑦すべて私のファド

  • 2016.11.01

14695560_998332056962279_7408957547110480557_n

リスボンでの時間、演奏することももちろんだけど、

 

様々な思いを心に、体に刻むことが私にとっては本当に大切。

 

外国人の私が歌うことを心から歓迎し応援してくれるポルトガル人がたくさん居る。

 

日本の皆さんも一人ひとり思い浮かべ抱きしめる。

 

縁結びの聖アントーニオの教会で一人過ごす、涙があふれて止まらなくなった。

img_14082

師匠と同じ名のリスボンの守護聖人の前でただただ感謝した。

 

時々受ける中傷を恐れる自分が情けなく、泣いた。

 

非難する人よりも、私に愛をくれる人がこんなにたくさんいるのに、何を恐れていたのかと。

 

滞在1週間が経ったころ、いろんな想いを洗い出せたことが私にはとても良かった。

img_15182

あと1週間、この石畳と、風と空と、

 

大切なポルトガルの友人たちの声と優しさを私に刻んで帰ろうと誓って。

img_13012

愛すること、悲しむこと、悩むこと、喜ぶこと、すべて私のファド。

 

Até logo!

Posted in 2016年10月ポルトガル滞在記, 日記 | Comments Closed

2016年10月ポルトガル滞在記⑥ジュリオ・レゼンデのピアノに乗って

  • 2016.11.01

14632944_987030634759088_8952112490276304236_n

10月7日はピアニスト ジュリオ・レゼンデとのコンサートでした。

 

昨年11月に東京で来日ジョイントコンサートを行ったジュリオと再共演です。

 

「ポルトガルへ来たら一緒にまた演奏しよう」と約束していました。

14591696_10154001700977939_2510361042329228141_n

マネージャーのアナ特製の昼食後リハーサル。矢野さんも急遽出演が決定、ポルトガルデビュー!

14601036_987336754728476_3718142965243117094_n

かつて銃の製造工場だった建物をアートスペースに変えた会場、

 

「Fábrica Braço de Prata」、武器を楽器に持ち替えた場所です。

 

ギャラリーとライブスペース、図書館、レストランがあり夜な夜なリスボンの人たちが集まります。

14519673_987336728061812_2735438916079052335_n

木のぬくもりがあたたかいステージ。

14611124_987336658061819_41933262251602365_n

サウンドチェック中

14572882_987336641395154_2595803548507706992_n

~ビデオ画像から~ ジュリオのトリオと

 

プログラム最後は「暗いはしけ」、私の書いた日本語で歌いました。

 

細胞ひとつひとつで感じて歌うジュリオとのファド、日本の時よりも心はより大きくふるえ声になりました。

 

満席のお客様と国を越えたファドの夜、糧となる時間がまた増えました。

 

ありがとうございました!

 

 

お店が撮影した動画は「こちら」をどうぞ。

 

『日本から吹いた風がファドの声を運んできた

 

ジュリオ・レゼンデと津森久美子の特別なファドの夜』

 

と紹介してくださっています。

 

 

Até logo!

 

Posted in 2016年10月ポルトガル滞在記, 日記 | Comments Closed

2016年10月ポルトガル滞在記⑤ファド文化を知りたいならFado Vadioへ

  • 2016.11.01

リスボンへ来たら必ず歌いに行くのがBairro Alto地区の居酒屋A Tasca do Chicoです。

14479637_985197271609091_5380993416927776876_n

こちらは曜日限定でファドの夜を行っています、今回も歌いました。

 

お店の所属歌手が歌うのではなく、歌いたい人が集まる「Fado Vadio」形式です。

 

Vadio(ヴァディオ)という言葉は「野良犬の」「持ち主のいない」等の意味があります。

 

つまり「みんなの」という解釈です、これがファド文化の良いところ。

 

このファド文化に私も迎えてもらって8年が経とうとしています。

 

最初に連れてきてくれたのは日本人ファド歌手の高柳卓也さんでした、ありがとうございます。

14469554_985197331609085_4205435414192071065_n

ファドの夜に欠かせない司会者でファド歌手のジョアォンさん。

 

「おお~、クミコ!おかえりー、もちろん歌うだろ?」

 

この歓迎をしてもらえるのが私の大切なファドの1ページ。

14462952_985197291609089_8980899483268681365_n

伴奏は信頼厚いプロのギタリストたちです。

 

ポルトガルギターのフラービオさん(右)はこちらで長く弾いています、

 

彼も音と心に寄り添うギタリスト。

 

ギタリストの間に立って、曲名を告げて前奏が始まるときはとても幸せになります。

 

 

このFado Vadioをやっているお店の素敵なところは、世界をまわるような歌手やギタリストたちが突然やってきたりするところです。

 

Mariza やAna Mouraも歌っていくことがありますよ。

 

最近は観光客も非常に多く、今回もお店に来るポルトガル人が減ってしまっていたので少し寂しい思いもありましたが、

 

変わらず皆がファドを愛してやまないエリア、

 

道を歩けばいろんなところからファドの音が聴こえてきます。

 

 

Até logo!

Posted in 2016年10月ポルトガル滞在記, 日記 | Comments Closed

CALENDAR

2016年11月
月 火 水 木 金 土 日
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
« 10月   12月 »

CATEGORY

  • 2012年10月ポルトガル女子旅日記 (5)
  • 2013年6月リスボン滞在記 (27)
  • 2014年1月ポルトガル単独コンサート「カーザ・ダ・ムジカ」Fado Oriente (6)
  • 2014年1月ポルトガル滞在記 (14)
  • 2015年6月「好きっちゃポルトガル」九州ツアー (10)
  • 2015年ジュリオ・レゼンデ来日ジョイントコンサート (16)
  • 2016年10月ポルトガル滞在記 (14)
  • 2016年7月舞台「お棺発 子宮行き 鈍行列車」稽古日誌 (7)
  • 2016年9月師匠アントーニオ・パレイラ&デボラ・ロドリゲス来日コンサート「PAIXAO」 (13)
  • 2017年6月ライブツアー「道」セルジオ・コスタ氏来日 (36)
  • 2018年5月国歌斉唱@マツダスタジアム (6)
  • 3rdCD「ツバメの旅」にこめて (5)
  • NHKちきゅうラジオ ポルトガルてんこもり! (4)
  • スケジュール (8)
  • ファド名曲紹介 (4)
  • ポルトガルな生活 (5)
  • ポルトガルの楽しみ方 (3)
  • ポルトガルファド情報 (2)
  • ポルトガル回想録 (1)
  • ポルトガル滞在記 (14)
  • ポルトガル紹介番組 (15)
  • 日記 (1,319)
    • 子育て日記 (32)
    • 津森久美子ファド教室 (110)
    • 私のFADOの道 (95)
  • 未分類 (1)
  • 津森久美子演奏動画 (16)
  • 翻訳シリーズ (2)

ARCHIVES

  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年11月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年9月

Copyright(c)2011 TsumoriKumico. All Rights Reserved.